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フツウの生活

狭山丘陵の花、鳥、自然の写真を主に載せながら日々の暮らしの中での思いを書いています。 ハンドルネームのsage55はセージ55です。シソ科にちなんでつけました。


12月の上旬、暖かい日ざしを浴びながらの散歩は楽しいものです。
田んぼの横のもみじも数日前までがピークでもう今頃、葉っぱはかなり散ってしまっているのではないかと思います。

近くでオオハナワラビの胞子葉がぐんと伸びているのを見つけました。
オオハナワラビやフユノハナワラビはこの辺りではそんなに珍しいものではなくごく普通に周遊路や落ち葉の中に生えるシダの仲間です。

紅葉
田んぼの横のもみじの紅葉


胞子葉と栄養葉
オオハナワラビ
オオハナワラビ(大花蕨)
ハナヤスリ科ハナワラビ属


オオハナワラビ


シダの仲間の中には胞子を葉の裏側に付ける(胞子嚢)ものもありますが、胞子葉が出来るものもあって、初めて見た時はとても驚きました。
畑の横のコゴミや西久保湿地で見かけるコウヤワラビにも気が付くと胞子葉が出てきますし、こうやって見るとシダもいろいろあって面白いなと思います。

よく似たフユノハナワラビは民間薬として用いられるようで乾燥させて煎じると下痢や腹痛に効くそうです。
ハーブのようなものだと思いますが、どんな味がするのでしょうね・・・
がオオハナワラビも似ているので同じ効果があるのでしょうか。

明日のブログはお休みです。






黄色く紅葉した葉が光を浴びて眩しかったので思わず撮った写真。
ウグイスカグラだと思って撮ったのだけれど、どうでしょうか。
丘陵では気の早いものはピンクの愛らしいツボミを付けていますから、秋と春が一緒に見られるようなものですね。

早いものは12月から咲くので不思議はないのだけど、暖かさに誘われてというのもあるのでしょうね。

黄葉
ウグイスカグラ(鶯神楽)


ウグイスカグラ
これは丘陵で見つけたウグイスカグラの蕾


でも赤トンボもまだいますし、虫たちも鳴いています。
冬鳥たちはやって来るし、季節がよく分からないままです。

マユタテアカネ
マユタテアカネで大丈夫かな?


そうそう、庭の梅の木の花が一輪二輪と咲き始めました。
まだまだ満開にはほど遠いけれど、来年を待たずに咲きそうで他の蕾も膨らんできました。
来年も春が早いのかもしれませんね。







丘陵とはいえ少々きつい坂もあってそこを登るときは途中で休むこともあります。
立ち止まったところでフッと目の前を見るとおやおや特徴的なカンアオイの葉っぱがあり花も咲いていましたよ。
地味ながら冬場には貴重な花の一つですから、載せておきますね。

この個体の花は少し緑がかっていました。光に当たって葉緑素が形成されたのかな・・・

カントウカンアオイ
カンアオイ(寒葵) 
別名:カントウカンアオイ
ウマノスズクサ科カンアオイ属



葉っぱをかき分けてみると壺状の花が見えてきます
カントウカンアオイ
葉が少なくても花はつくようです
内側から3つ柱頭が覗いています


カントウカンアオイ
葉が多くても付いています


半ば土に埋もれるようにして咲くこの花はいまだに花粉媒介の方法がよく分からないようで、カタツムリやナメクジ説、ヤスデ・ワラジムシ説、キノコバエ説などがあるそうです。

江戸時代にはこの葉の美しさを愛でることが流行り交配などによる園芸種が作られたそうです。
以前は丘陵でもマニアによる盗難があったり私自身も盗掘跡を見かけたりしたものです。
実際に絶滅危惧種になりかけたこともあったようですが、地味すぎるせいか今はそこここで見られるようになりました。







紅葉を愛でに行くというお話で、ちょこっと出かけてきました。
いつもの年ほどではなかったのですが、まずまずの紅葉日和でゆっくりと歩いてきました。

先日も書いたように、紅葉のフィルターを通すと植物たちまでも少し赤みを帯びているのかなという感じがしました。
柔かな秋の日差しはやさしく暖かかったです。

紅葉
紅葉のトンネル


ランプのようなクロヤツシロランの咲き殻も赤みを帯びて、果実の殻にはまだ糸状の種子が残っていました。

クロヤツシロラン
クロヤツシロラン(黒八代蘭) 果実の殻
ラン科オニノヤガラ属


クロヤツシロラン
曇りの日に別の場所で撮ったもの



以前撮ったクロヤツシロランは地面すれすれに咲いていました。花が終わると徐々に伸びて成長し実が出来て種を蒔くのです。
この植物は葉緑素を持たず、栄養は土壌中の共生菌から得る、菌従属栄養植物です。 
しばらくして見に行くと茎は立ち上がって20cm位の高さになり、実を付けていました。

click↓here
クロヤツシロラン








いつまでたっても冬が来ない・・・
と思う位暖かい12月ですが、皆様の所はいかがでしょうか?
沖縄では28℃なんて夏の暑さのようですし、北海道でもあまり雪の降らない日が続いているようです。

クロモジの木も葉っぱは黄葉しましたが、まだしっかりと木に付いていています。
でも、可愛い花芽はついていて黄色いくるんとした丸いのがとても可愛いですね。
脇から出ている披針形のものは葉っぱの新芽です。

クロモジ
クロモジ(黒文字)雄花
クスノキ科クロモジ属


クロモジ
輪生する黄葉した葉っぱはまだ健在です


ちなみに花の時期は←click hereこんな感じになります。


黄色い葉だけでは寂しいのでセンボンヤリの花後も・・・これも背景の赤は紅葉です。

センボンヤリ
センボンヤリの秋


葉っぱの落葉が遅れているというと、イチョウの木などもまだまだついていますよね。
葉が落ちないと野鳥の声が聞えてもなかなか見ることが出来ません。
今日も居そうなところを歩くとルリビタキの声が盛んに聞こえてきているのに姿は見えません。
ジョウビタキはよく庭や畑に現れていますけれど、やはり撮れないですね・・・








今年の紅葉は余り良くないようなことを書きましたが、全体的にはパッとしなくても、きれいに紅葉しているところもあります。
緑色と黄色と混じっていてそれはそれでとても美しいのです。
真っ赤に紅葉したドウダンツツジやウリカエデを見かけました。

ドウダンツツジ
ドウダンツツジの紅葉と


ウリカエデ
ウリカエデの紅葉も


今は立ち入り禁止になった水源地の中には沢山のフユイチゴがあるのですが・・・

フユイチゴ
これは尾根道のフユイチゴ


少しずつフェンスの向こうから広がってきて、今年は外周路の方にも降りてきました。
朱色に輝く実はまるで宝石のようです、一応食べることは出来ます。
とはいえ、ここは植物の採取は禁止ですから、お店で普通の苺を買って食べる方がいいかもしれないですね。







雑木林の枯れ葉の上を歩いているとカサコソと足音がするのですが、そんなことは気にも留めないで狂ったように飛び回るフユシャクの仲間がいました。
何十匹というクロスジフユエダシャクたちが枯れ葉の落ちているところでメスを探してまるで踊っているようです。
メスは枯れ葉の中でフェロモンを出し、それを求めてオスが飛び回っているのです。
飲まず食わずで一週間、命の限り求愛のダンスを踊っているフユシャクの仲間たち・・・

フユシャク
クロスジフユエダシャク


紅葉
紅葉の下で


フユシャク
休憩中です


フユシャク
下の朽ち木にシルエットが写っています
上を飛んでいるフユシャクが分かりますか?


「今日はいったい何匹のフユシャクと出会ったかしら・・・」と同行の友人が言っていたのが印象的でしたね。

それとモミジの下では道もフユシャクも赤くなって見えるのも新発見でした。
多分紅葉を通り抜けた透過光が赤い光線を道路の上に照らしていたのだと思います。





sage55

Author:sage55
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