フツウの生活

狭山丘陵の花、鳥、自然の写真を主に載せながら日々の暮らしの中での思いを書いています。 ハンドルネームのsage55はセージ55です。シソ科にちなんでつけました。


新緑が少し深くなった頃、ちょうど木の花が次々と咲き始めます。
一昨日のアオダモに続いてウワミズザクラもほぼ同時期に咲く花ですが、こちらの木はとても大きくなります。
この辺りの雑木林ではお馴染みの木なのですが、日本全国どこでも見られる木のようですね。
白い花と瑞々しい緑の葉が美しく、これも毎年楽しみにしている木の一つです。

ウワミズザクラ
ウワミズザクラ(上溝桜)
バラ科 ウワミズザクラ属


ウワミズザクラ
バラ科らしい五弁花が咲きます


ウワミズザクラ
こんなに大きな木です


花があっち向きこっち向きしているのが面白いですが、この時期の白い大きな房状の花は魅力的ですね。
実りも早く8月になると綺麗な実(←click here)を付け始めてこれを見るとやはり名前に(ウワミズ)桜と付くだけあって桜の実に似ていると思います。

                                      

明日はブログの更新はお休みさせていただきます。





どこからか大きな「ピョーピョー」という声が聞こえてきます。
続けてドラミングの大きな音が聞こえてくると、近くの木にアオゲラがいます。
ほとんどの場合、声は聞こえど、姿は見えずでなかなか見つけることができないのですが、この日は道路のすぐそばの大きな木で鳴いていました。
しばらくは姿が見え辛かったのですが、10分くらい待っていたら、うまい具合にこちら側に回ってきました。

アオゲラ
アオゲラ(緑啄木鳥)
英語名:Japanese Green Woodpecker
キツツキ科 アオゲラ属


アオゲラ
このポーズはよく見かけます


アオゲラ
木に穴が沢山開いています


アオゲラ
嘴のすぐ上から後頭部までぐるっと赤いのが♂
という事なのですが、多分オス


昨日のアオダモの白い花が咲くと、同時期に大きな声でさえずり始めます。独特の声なので分かりやすいです。
続けてドラミングを聞いたら今の時期、ここではアオゲラです。

                        

今日は出かけようと思っていたのに、曇り空ということもあって虫が飛び始める前に庭の草取りをしようということになり・・・
始めてしまったら・・・
気が付いたらお昼になっていました。





ここのところ丘陵を歩いているとアオゲラのピョー ピョー ピョーという大きなさえずりの声が聞こえます。
あぁ、もうそんな時期なんだと・・・
そう、この声が聞こえだすとマルバアオダモの白い花が咲くころだわと・・・向こうの林の中にフワフワした白い花が見えていました。
やはりこの時期には見ておきたい花の一つです・・・

アオダモ
マルバアオダモ(丸葉青梻)
モクセイ科トネリコ属


アオダモ
トネリコの仲間らしい爽やかな葉
木材は野球のバットの材料になります


アオダモ
クリーム色の雄シベの葯と雌シベの黒い柱頭


もうすぐ5月、梅雨までの一か月緑の豊かなさわやかな季節が続きます。
しかし今日は風が強いこと、こういう日が増えたような気がします。




後姿も凛々しいマムシグサ。
このシャープな線は只者ではない・・と思わせる孤独な武士にも似た雰囲気を持っています。
確かに、この植物の毒性は半端ではなく、全草にシュウ酸カルシウムの針状結晶などが含まれ、口にしたら最後、大変な激痛に苦しむらしく、最悪の場合は・・・
まぁ、これを食べてみようと思う人はいないでしょうが、これだってサトイモ科、きっと食べられると思ってしまった人もいるかもしれません。

マムシグサ
マムシグサ・カントウマムシグサ(蝮草)
サトイモ科テンナンショウ属


マムシグサ
それでマムシグサっていうのかな?


マムシグサ
ちょうどきれいな時期に撮れました


サトイモ科の植物はかなり多くてウェディングのブーケなどに使われる花のカラー、水芭蕉、観葉植物のスパティフィラム、アンスリウム、食用のタロイモ・サトイモ・ヤツガシラなどがあります。

食べられるものもある反面、口に触れただけでその毒で致死に至ることもあるそうですから、同じ科でも違うものですね・・・

春も半ばすぎて、気持ちのいい風が通り過ぎていきます。
いい季節をもう少し楽しみたいです・・・




一昨日のマンジュリカの咲く原っぱ、まだ何か見つかるかもしれないと欲を出して・・・
というか、余りにもありふれていていつも通過しているせいで、逆に未知の場所になっていました。
それでもう一度歩いてみようということになり再訪しました。

堤防の逆側からだと目が変わって他の花も見つかるかなと反対方向から出発・・・
なんて思っていたら、本当にそうでした、ヒメハギが咲いていました。

ヒメハギ
こんなかわいい花がマンジュリカの陰に咲いていました


ヒメハギ
ヒメハギ(姫萩)
ヒメハギ科ヒメハギ属


ヒメハギ


ヒメハギの花は1cmほどです。濃いピンクの5弁の萼片のうちの一つが舟形になり、その中に雄しべと雌しべが格納されています。舟の中には房状の付属物があり、それで虫たちを誘います。
日当たりのいい原っぱで少し乾燥した場所が好きなようですから、ここはピッタリの場所のようですね。

ここは普通に人が行きかうばしょです。
ただ、ほとんどがフェンスの中なので撮るのがかなり難しかったのが残念でした・・・


正式名称はウマノアシガタ、八重咲のものをキンポウゲと呼ぶようです。

ウマノアシガタを見たいと長い間思っていたのですが、ここの丘陵では昨年初めて見たばかりで、それも一株だけ見た事があるだけです・・・

やはりたまには違う場所も歩かなくてはいけませんね。
かなりの株数のウマノアシガタがありました。
でも、この花の事はやはりキンポウゲと呼びたくなるような可愛さがありました。
2cmほどの小さな花は表面がつやつやしていて輝いていたのですが、なにせ撮りにくい・・・
道路沿いに咲いているので、すぐそばを車やトラックが走っていて風が常に吹いている状態でした。

キンポウゲ
ウマノアシガタ(馬の足形、毛茛)
キンポウゲ科キンポウゲ属


キンポウゲ
光っているのはクチクラ層でコーティングされているから、
蕚には毛が生えています


キンポウゲ
可憐な花ですが・・・


そこはやはりキンポウゲ科、有毒ですのでご注意を、といってもこれをどうにかしようと思うことはないと思います。
庭に植えたり、野外で愛でる多くの植物は有毒ですし、特にキンポウゲ科にはクレマチスやクリスマスローズ、ラナンキュラスやアネモネ、ハンショウヅルやオキナグサ・・・などなど。

春ですねぇ・・・次々と野の花が咲いています。


昨日のマンジュリカのアップの写真を撮っている時、「あらら、カスマグサ」があるじゃないですか?
そんなに珍しい花でもないと思うのですが、私にはなかなか見つけることが出来ません。
多分人生二度目の出会いです。

カスマグサがあるならきっとスズメノエンドウも・・・すぐそばに咲いていました。

カスマグサ
カスマグサ(かす間草)
マメ科ソラマメ属


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花は5mmほどで、花柄が長い
旗弁の濃い紫のストライプがきれいです


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スズメノエンドウ(雀野豌豆)


s-IMG_4771.jpg
下の方に写っているのがカスマグサです


カスマグサはカラスノエンドウ(←click here)とスズメノエンドウの中間ぐらいの大きさであることから付いた名前だそうですが、どちらかというとスズメより少し大きいくらいです。
どちらも小さすぎて撮るのが難しい花で、風が吹いていたらまず撮影不可能。
で、多少のピンの甘さはご勘弁ください・・・

ただの野草ですが、今までなかなか見ることが出来なかったのにマンジュリカもカスマグサも見られたし、あれこれと花との出会いがあり本当にいい日でした。
どちらも、あるところにはいくらでもある花なのだなぁと、感心するくらい咲いていました。


sage55

Author:sage55
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