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フツウの生活

狭山丘陵の花、鳥、自然の写真を主に載せながら日々の暮らしの中での思いを書いています。 ハンドルネームのsage55はセージ55です。シソ科にちなんでつけました。


以前に比べるとコシロノセンダングサが増えているような気もしますが、どうでしょうか。
センダングサの仲間のなかでも、昔からなじみ深い黄色い筒状花だけのコセンダングサや総苞片が取り巻くアメリカセンダングサはよく見かけていましたが、この白い舌状花を持つコシロノセンダングサはあまりなかったように思います。
いずれにせよ、引っ付き虫のそう果には刺状冠毛があり、服にくっつく厄介者です。

コシロノセンダングサ
コシロノセンダングサ
別名:シロバナセンダングサ・シロノセンダングサ
キク科センダングサ属


コシロノセンダングサ
小さ目のコスモスみたいです


コシロノセンダングサ
ヤマトシジミもこの花が好きです


とはいえ、もう最後の追い込みで、昆虫たちは吸蜜に大忙しで、フラワーザッピングとでも言いましょうか、次から次へと花蜜を求めて飛びまわっています。
みんな子孫を作るのに一生懸命なんですね。
10月も半ばすぎてうんと冷え込んできました、掛け布団も厚手の羽根布団にそろそろ替えましょう・・・







タデ科の花が今花盛りで次々と咲いています。
その中でもこのシャクチリソバは食用の蕎麦にそっくりですが、ピンクの葯が可愛い花です。
今年は草刈りにあっていたしもう見られないかしらと・・・、草の間に何とかかろうじて咲いていましたよ。


シャクチリソバ
シャクチリソバ(赤地利蕎麦)
別名:シュッコンソバ(宿根蕎麦)・ヒマラヤ蕎麦
タデ科ソバ属



シャクチリソバ
赤とピンクの葯、雌しべもきれいです


シャクチリソバ
葉っぱを見るといかにもタデ科


普通の食用のソバは種をまいて育てますが、シャクチリソバは根茎が残るため毎年同じ場所に咲きます。

地上部にルチンを多く含む事から、昭和初期に薬用植物として中国から移入されましたが野生化し河原などで繁殖しているのを見かけますが丘陵では珍しい花です。
北海道では「北海道の外来種リスト」になっていました。
根茎をシャクチリ(赤地利)、テンソバコン(天蕎麦根)という名前の民間薬として解熱解毒薬として使われているようです。





もう少し後で大丈夫だろうと思っていたら、もうノコンギクがかなり咲いていました。
秋が次々と押し寄せているようで、慌てて載せています。
台風の後で見た時はまだもう少し先かなと思っていたのにとんだ思い違いです・・・

ノコンギクは中でも特に好きな野菊で、子供の頃に読んだ「野菊の墓」の美しい話を思い出します。
懐かしい感じのする素朴な野草です。

ノコンギク
ノコンギク(野紺菊)
キク科 シオン属


ノコンギク
総苞片の先と蕾が少し紫がかるのが特徴です


ノコンギク
先の方にかたまって咲きます


気が付くともう木々は少し色づき、草紅葉も始まり、実りの稲穂は収穫されつつあります。
そうそう栗やキノコだってもうおしまいだし・・・
10月の初めには夏日だと言っていたのに月の半分が過ぎたらすっかり秋らしくなってしまいましたね。
秋は釣瓶落としではなくて秋の日は釣瓶落とし、夕方も早く暮れるようになりました・・・







丘陵では春に咲くノアザミ、秋に咲くノハラアザミ、タカアザミやアズマヤマアザミという4種類のアザミが咲きます。
でも知らないだけで他にもあるかもしれませんね。
今年は一番花期の短いアズマヤマアザミはお天気の関係もあって見過ごしてしまいましたし、タカアザミも終わりかけであきらめました。
どちらもまた来年の楽しみということにして・・・

このノハラアザミは8月の終わりごろには咲いていたのですが、まだ咲いていましたよ。
秋の終わり頃でも咲いているものがあります。

ノハラアザミ
ノハラアザミ(野原薊)
キク科アザミ属


ノハラアザミ
立ち姿も美しく・・・


ノハラアザミ
アザミも虫媒花なので昆虫たちには大人気


アザミの蜜は美味しいのでしょうね、いつ見ても昆虫たちが群がっています。
国産のハチミツでもアザミやレンゲのハチミツは値段も高めですが、美味しいですね。
他にもソバのハチミツ、栗のハチミツなど、最近ではいろいろな種類が出ていて楽しめます。







台風が去ったあとの田んぼの横の小川は水量も多く場所によっては歩きにくいほどでしたが、ミゾソバは倒れもせずにきちんと花を開いていました。
久しぶりの天気に様々な昆虫たちがミゾソバの花を訪れて忙しそうに蜜を吸っていました。

ミゾソバ
ミゾソバ(溝蕎麦 )+ヒラタアブの仲間
タデ科タデ属


ミゾソバ
オオハナアブも夢中です


ミゾソバ
満開の花には昆虫たちが寄ってきて花粉をまき散らしています


この日はあまり状況が良くなかったので再度撮りなおすつもりでいたのですが、結局行けずじまいでした。
10月2日に撮ったので、もう十日あまり過ぎてしまいました。
一気に気温が下がって体調もいまいちですね。
なかなかフィールドに出られない日が続いています・・・





9月の半ば過ぎに撮っていたツリフネソウです。
なかなか乗せる機会がなくて今頃アップです。
少し季節外れではありますが、まだ咲いているんじゃないかと思いいながらです・・・

以前に比べるとうんと増えたような気がするのは何が原因なのでしょうか?
同じ場所に咲くオオミゾソバは逆に減っていたように思うので、ツリフネソウに押されているのかなと、少し気になっています。

ツリフネソウ
ツリフネソウ(釣船草、吊舟草)
ツリフネソウ科ツリフネソウ属


ツリフネソウ
形は舟を釣るというより金魚を想像してしまいます


ツリフネソウ
手前にカナムグラが見えています


もう一ヶ所の群生地はこのカナムグラに占領されてしまい、絶滅寸前になり場所を徐々に奥の方に移動しているようです。
ただ移動先に咲いていたあのオオミゾソバやミゾソバは消えてしまいました。

丘陵を10年ほど歩いて本当に沢山の花たちの栄枯盛衰を見てきたように思います。






以前は秋の花の代名詞とはいかなくても代表的だったアキノキリンソウ。
丘陵ではあまり見かけることが少なくなり、いつ絶滅危惧種に指定されるかと思いながら毎年探して歩いています。
やっと見付けてもヒョロヒョロした小さなものがほとんどです。

アキノキリンソウ
アキノキリンソウ(秋の麒麟草) 10月4日撮影
別名:アワダチソウ
キク科アキノキリンソウ属


アキノキリンソウ
これは比較的大株です、でも少し早かったかな・・・


アキノキリンソウ
倒れているものもあります


これは薬用植物園で咲いていたものなので、丘陵産のものではありませんが、在庫も少なくなったのでとりあえずアップです。
心当たりのある場所にまずはお天気を見て探しに行ってみます。

昨日は秋らしい気持ちのいい爽やかな天気でしたね。
でも、今日は一転、雨模様の一日で、「女心と秋の空」とも言いますし、これも秋らしい天気なのでしょう。
月末頃には丘陵でも紅葉が始まります。



sage55

Author:sage55
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