フツウの生活

狭山丘陵の花、鳥、自然の写真を主に載せながら日々の暮らしの中での思いを書いています。 ハンドルネームのsage55はセージ55です。シソ科にちなんでつけました。


毎年ネムノキは梅雨時で雄しべが濡れてきれいに撮れないと嘆いていたのだけれど、今年は何となく寂し気なネムノキになっていました。
もう少し濃い色になってもいいのにね・・・もう少ししたらきれいなピンクになるかな?
とか言っているうちに梅雨明け宣言も出そうな雰囲気です。

ねむの木
ネムノキ(合歓木)
マメ科ネムノキ亜科


ねむの木
例年より遅いけれどまだ咲き初めなのかな


ねむの木
まだまだツボミがいっぱい


集中豪雨で大変な所もあるという一方、ここら辺りでは梅雨に入ってから雨が降ったのはほんの数日でした。
ここ最近は関東の水がめといわれる群馬や栃木でかなり雨が降って水不足は解消されつつあるかもしれませんが、菜園や庭の植物たちは大変です。
ミカンやレモンの木に実は成りませんし、紫陽花も青息吐息です。





毎年撮りたくなる花の一つにノリウツギの花があります。
ノリウツギという名前の由来は樹皮の内皮をはいで水につけることで粘液が出て、それを和紙をすく時の糊として使ったことからついた名前のようです。

もう亡くなられましたが北海道在住だった原田康子さんの小説「サビタの記憶」でサビタという花があることは知っていたのですが、これがノリウツギの木の事だと知ったのは花の写真を撮るようになってからの事です。

ノリウツギ
ノリウツギ(糊空木)
別名:サビタ、ノリノキ
アジサイ科 アジサイ属


ノリウツギ
虫さん達にも大人気


ノリウツギ
装飾花とまだツボミの両性花です


狭山丘陵では所々で見かけますが、紫陽花によく似た梅雨の時期に咲く清々しい花です。
この白く清楚なサビタは文学少女だった頃あこがれた本に出てくる花だから・・・好きなのかもしれませんね。





今日は台風が近づいているということで曇っていますが、梅雨ですから涼しい丘陵もムシムシしています・・・
それでも花を探しているとそちらに一生懸命、気にもならなくなってきます。
この時期、花は少ないので期待もしないで歩いていたのですが、思いがけずいろんな花が咲いていました。
田んぼにもこの所の雨のお陰で水がたたえられていてホッとしました。

たんぼ


帰りがけにそうそう、バイカツツジは咲いているかしらと思って見に行ったら咲いていましたよ。
今年はずいぶん花が沢山ついていてより取り見取りで撮れました・・・といっても帰って見てみたら・・・
どれもたいしたことはなく、ガッカリでした。

バイカツツジ
バイカツツジ(梅花躑躅)
ツツジ科ツツジ属


バイカツツジ
ツツジ科らしく花弁の模様はツツジと同じで斑点があります


バイカツツジ
葉っぱの下に2cmの花がくるっと取り巻くように咲きます
雄しべが軽くカーブをしています


期待していた花が咲いていなかったり、咲いているとは思わなかった花が咲いていたりで今年は読みにくいのです・・・
そうそう、消えたと思っていたノアザミも今頃になって花を咲かせていましたよ。




アレッ、白い花が咲いていると思ったら、リョウブの花です、もう咲くんだっけと少しビックリです。
自分の資料を見返してみたら早い時では7月半ば、遅い時は9月になってから咲いていたようですから、今回は最速だったかもしれませんね。
最初の写真ではもう茶色になっている部分もありましたからずいぶん早くから咲いていたのでしょうね。
丘陵ではよく見かける樹木でいい匂いがしているなと思って見上げるとこの花が咲いていたということがよくあります。

リョウブ
リョウブ(令法)
リョウブ科リョウブ属


リョウブ
そういえばリョウブのハチミツというのがありました
花のいい匂いがそのままで美味しいのでしょうね


お休みしている間に急に暑くなってきましたが、ムシムシした梅雨独特の暑さです。
真夜中になっても窓は開けていますが、何かピチピチと外で音がします。
雨でも降っているのかなと思ったのですが、朝起きて外を見ると裏庭のミカンの木に青虫くんが10匹ほどついています。
あぁそうか、夜中のピチピチという音は青虫が葉っぱを食べていた音で、カイコが桑の葉を食べる音と同じでした。

アゲハ蝶
一匹だけ色が違いますが・・・
昼間は木の幹にいてほとんど動きません


青虫たちはこのミカンの木に来て産卵していくアゲハチョウの幼虫で、代々この木がお気に入りのようで毎年来てくれます。
たまにヒヨドリに襲われて全滅することもあるのですが、見守っているとなんかかわいいものですね。





林道を歩いていると小さな花が沢山落ちていました。
こういう時には近くの木に花が咲いているので、どんな花が咲いているのかなと見上げてみます。
さて、今頃咲いているのは何の花かなと探してみると・・・

あぁ、そうだ、ここにはケンポナシが咲くんだったと・・・花に出会えて嬉しかったですね。

ケンポナシ
ケンポナシ(玄圃梨)
別名:テンポナシ(手棒梨)ケンプ、ゲンノミ(玄の実)
クロウメモドキ科ケンポナシ属


ケンポナシ
木の花ですから地味ですが葉は特徴的です


ケンポナシは果実の果肉はほとんど無くて代わりに果柄が太くなり、それを食べると梨のような味がします。
ずいぶん昔、別の場所で行われた植物観察会に参加して味わったことがありますが、わずかに梨の味がしました。
鳥たちは花柄を食べることでその先についた実を運んでくれるのですね。

そういえば、ケンポナシ!この名前はいったい何だろうって思っちゃいますね。
調べてみたらケンポは「握りこぶし」の事で、昔は握りこぶしの事を手ん棒(てんぼう)と言ったようでそれがケンポに変化したみたいです。
もう一度 食べてみたいなって思いますが少し高いところに咲きすぎですね(笑)

おまけのイチモンジチョウも。

イチモンジチョウ
ゲンノショウコの枯れ枝につかまっていました






sage55

Author:sage55
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