フツウの生活

狭山丘陵の花、鳥、自然の写真を主に載せながら日々の暮らしの中での思いを書いています。 ハンドルネームのsage55はセージ55です。シソ科にちなんでつけました。


北側の湿地にはコウヤワラビ(←click here)が群生しているところがあります。
以前に比べるとずいぶん増えたような気がしますが、本当のところはどうなのでしょうか?

冬になると秋に大きくなった胞子葉がそのままの形で褐色になってただ立っているのが見られます。
枯れたシダなんて、とおっしゃらずにプチプチと並んだ胞子嚢を見てやってくださいね。
水の近くが好きなようで小川の辺に毎年生えています。

コウヤワラビ
コウヤワラビ(高野蕨)
イワテンダ科 コウヤワラビ属


コウヤワラビ
もうすぐ春なのにここはまだ冬ですね


こちらはもうすぐ旅立ってしまうツグミです。
優しい顔をしているので女の子でしょうか。

ツグミ
あと一ヶ月くらいいてくれるよね






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少し暖かい早春の陽があたる山道を登っていると、オヤこんな所にシシガシラがあるじゃない・・・

ちょっと横を向くとトウゲシバも元気に落ち葉の中から緑色の葉を輝かせています。
芝によく似ているせいか名前は峠芝ですが、常緑のシダです。でも見た目はどちらかというとスギゴケなどの苔類でもいいかなと思うくらいの大きさ(5~10cm)です。

トウゲシバ
トウゲシバ(峠芝)
ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属


トウゲシバ
どう見てもシダの仲間には見えないけれど


東京都では絶滅危惧種Ⅰ類に指定されています。ただ、まったく見ることが出来ないというほどのこともなく、歩いているとそんなに多くは無いけれどありますね!

何でもないような鳥や草木がいつの間にか見られなくなっていく時代になると、それはとても怖いことのように思います・・・

ちょっと寂しいので庭に来たジョビ男くんを・・・

ジョビ男
今年はこれが最後かな・・・
もう少しいて欲しいのですが・・・





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丘陵ではフユノハナワラビやオオハナワラビをよく見かけます。
夏の終わりごろからワラビに似た栄養葉を出し秋になると葉の間から胞子葉が伸びてその姿が花のように見えるのでハナワラビというようです。

今はちょうど胞子葉を出しているので目立ちますが、普段はほとんどスルーしてしまいます。
たまたま撮った写真があって帰ってから見返してみると・・・
おや、この胞子葉には胞子嚢がなくて、何か小さなひらひらしたものがついています。
これは胞子を放出した後なのでしょうか?

オオハナワラビ
オオハナワラビ(大花蕨)の胞子葉 11月末撮影
ハナヤスリ科ハナワラビ属


大きく見えるようにトリミングしてみました。

オオハナワラビ
胞子を放出した後の胞子嚢?


普通に見かけるオオハナワラビの胞子嚢を付けた胞子葉です。 

オオハナワラビ
胞子嚢を付けたオオハナワラビの胞子葉 10月撮影


いろいろ調べてみたのですが、ネットでは見つけることが出来ませんでした。
ご存知の方教えてくださいね。



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数年前に別のフィールドで見つけた緑色のマツバラン、早春に見た時枯れた前年のものの下に小さな黄色い芽が出ていたのを思い出して見に行ってきました。
緑色だったものは上の方が黄色っぽくなっていました。
ランと書かれていますが、実際はシダの仲間で、その涼し気な姿から地味ですが人気が出て江戸時代から栽培されていたようです。こういう清楚な植物を愛でる気持ちは侘び寂びの世界なのでしょうね。

本来は温かい地方で育つ植物ですが、最近では温暖化の影響で宮城県あたりまでが生育地域になっているようです。
環境省のレッドリストでは東京都、埼玉など多くの県で絶滅危惧Ⅰ類に指定されています。

マツバラン
松葉蘭(マツバラン)
別名:ホウキラン
マツバラン科マツバラン属



マツバラン


今年の2月に見た時は枯れてそのほとりに新芽のようなものが出ていました。

マツバラン
2月16日撮影


何億年も昔からあり現代までそのままの姿で残ってきた植物で「生きた化石」とよばれているようです。

今日は朝から冷たい北風が吹いてとても寒い一日でした。
今年はあまり寒くないと長期予報で言っていましたが、どうなんだろう・・・
ものすごく寒くなりそうで心配です。





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湿地の方に降りていくとシダの広がった所に大きな1mもあろうかというシダの胞子葉が何本も出ています。
あれれ、ここはコウヤワラビの沢山生えている場所じゃないですか。
でもコウヤワラビの胞子葉はもっと小さいし、秋から冬に見ていたし・・・
しばらく見ていてもしかしたらゼンマイかなと思いましたがどうでしょうか。
胞子葉の中に一部だけ葉が出ているものがあったので気が付きました。
こんな芸術的な色をしているんですね・・・

胞子葉
ゼンマイの胞子葉


胞子葉
一部だけ葉になっています


胞子葉
胞子葉と下のシダは別のようでした


何だかわかり難いですね。
あまり気にしないで胞子葉の美しさを楽しんでいただけたらいいのかな?
この辺りは近くに小川が流れて湿地もあってとゼンマイの生育環境としてとてもいい場所で、あちこちに生えていてよく見かけます。
春になると栄養葉と胞子葉がほぼ同時に出てくるということですが、ほんの少しの間しか見ることが出来ないそうです。
タイミングが良かったのかもしれません。

                         
丘陵でもクロアゲハが飛び始めましたね。
家の庭にもやってきてキンモクセイで一休みしているのを見つけました。
よく見ると後翅の尾状の突起がありません。
最近よく見かけるようになった南方系の大型のアゲハチョウで、温暖化によって今では宮城県や福島県でも見られるようになったそうです。

ナガサキアゲハ
ナガサキアゲハ♂


本種は温暖化の指標種とされているようです・・・




sage55

Author:sage55
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