フツウの生活

狭山丘陵の花、鳥、自然の写真を主に載せながら日々の暮らしの中での思いを書いています。 ハンドルネームのsage55はセージ55です。シソ科にちなんでつけました。


後姿も凛々しいマムシグサ。
このシャープな線は只者ではない・・と思わせる孤独な武士にも似た雰囲気を持っています。
確かに、この植物の毒性は半端ではなく、全草にシュウ酸カルシウムの針状結晶などが含まれ、口にしたら最後、大変な激痛に苦しむらしく、最悪の場合は・・・
まぁ、これを食べてみようと思う人はいないでしょうが、これだってサトイモ科、きっと食べられると思ってしまった人もいるかもしれません。

マムシグサ
マムシグサ・カントウマムシグサ(蝮草)
サトイモ科テンナンショウ属


マムシグサ
それでマムシグサっていうのかな?


マムシグサ
ちょうどきれいな時期に撮れました


サトイモ科の植物はかなり多くてウェディングのブーケなどに使われる花のカラー、水芭蕉、観葉植物のスパティフィラム、アンスリウム、食用のタロイモ・サトイモ・ヤツガシラなどがあります。

食べられるものもある反面、口に触れただけでその毒で致死に至ることもあるそうですから、同じ科でも違うものですね・・・

春も半ばすぎて、気持ちのいい風が通り過ぎていきます。
いい季節をもう少し楽しみたいです・・・




昨日のマンジュリカのアップの写真を撮っている時、「あらら、カスマグサ」があるじゃないですか?
そんなに珍しい花でもないと思うのですが、私にはなかなか見つけることが出来ません。
多分人生二度目の出会いです。

カスマグサがあるならきっとスズメノエンドウも・・・すぐそばに咲いていました。

カスマグサ
カスマグサ(かす間草)
マメ科ソラマメ属


s-IMG_4772_20170421211817517.jpg
花は5mmほどで、花柄が長い
旗弁の濃い紫のストライプがきれいです


s-IMG_4770_20170421211818fd2.jpg
スズメノエンドウ(雀野豌豆)


s-IMG_4771.jpg
下の方に写っているのがカスマグサです


カスマグサはカラスノエンドウ(←click here)とスズメノエンドウの中間ぐらいの大きさであることから付いた名前だそうですが、どちらかというとスズメより少し大きいくらいです。
どちらも小さすぎて撮るのが難しい花で、風が吹いていたらまず撮影不可能。
で、多少のピンの甘さはご勘弁ください・・・

ただの野草ですが、今までなかなか見ることが出来なかったのにマンジュリカもカスマグサも見られたし、あれこれと花との出会いがあり本当にいい日でした。
どちらも、あるところにはいくらでもある花なのだなぁと、感心するくらい咲いていました。



丘陵ではどこでも見られるムラサキケマン。
群生しているところもあるので、いつでも撮れるという気持ちもあってここの所ずっと載せていませんでした。
ところがいざ撮ろうと思うと、これが曲者でなかなかいい被写体に出会いません。
花の向きがあっち向きこっち向きで、ここ!この角度というのが見つかりにくい花の一つです。

ムラサキケマン
ムラサキケマン(紫華鬘)
ケシ科キケマン属


ムラサキケマン
花の色はいろいろで、もう少し濃い色もあります


シロヤブケマン
これは白に近いシロヤブケマン


真っ白いユキヤブケマンというのもあるのですが、なかなか見かけません。
一時、すごく繁茂した場所があって、この先この場所はどうなるのかと思っていたら、次の年は2割くらいしか咲かないということがありました。そうやってうまくバランスをとっているのかもしれないですね。

週末の雨というのは、ゆっくりできるようで何だか寂しい気持ちがします。ちょうど花見にもピッタリの季節だったのに今年はちょっぴり残念ですね。


春一番先頭をきって咲くのでセントウソウという説もありますが、どうもはっきりしません。
仙人が洞窟に住むようなところに咲くから?
それもどうでしょう・・・狭山丘陵ではどこでも見られるような普通の山野草です。

葉は冬でも見ることが出来ますが、その葉の上に白い粉のように小さな花が咲き始めると、いよいよ春ですね。
ここ数日の事でずいぶん咲きました。

土留めの丸太の間から顔を出していましたよ。

セントウソウ
セントウソウ (仙洞草)
セリ科セントウソウ属


セントウソウ
花は2mmくらいの大きさのものがたくさん集まって咲きます


セントウソウ
密生する葉から出た花茎の上に複散形花序を出します


久しぶりに朝から雨が降り続けて寒い一日です。
雨が本格的に降ったのは久しぶりで、水不足が言われているこの頃、少し解消できるのでしょうか?
ソメイヨシノの桜の開花宣言が東京で全国で最も早く出ましたが、花冷えの一日になりそうです。




----------------------------------------------------------------------------------------------

北側のゆるい斜面にオオアラセイトウがいっぱい咲いて薄紫の花畑を作っていました。
ここも丘陵に通い始めたころはほんの一部分だったのが、いつの間にかずいぶん広がっていました。
丘陵の所々にこんな花畑があって、これはこれで美しいなとは思うのですが、これも江戸時代に中国からやってきた植物です。
若い葉は食用、種からは油がとれるということですが、今はそんな使い方はされていないのではないでしょうか・・・

ムラサキハナナ
オオアラセイトウ (大紫羅欄花)
別名:ショカッサイ、ムラサキハハナ、ハナダイコン
アブラナ科オオアラセイトウ属


ムラサキハナナ
優しい色ですね


ムラサキハナナ
私の好きな花です


初めて園芸店で買った花の種はこのオオアラセイトウ(ムラサキハナナ)でした。
東京に出てきて初めてこの花があちこちで群生しているのを見た時は、驚きました。園芸種だと思っていたらまるっきり雑草の扱いでした。
それだけ、この辺りでは雑草化していたのですね・・・
でも、好きな花なんですよ・・・

ショカッサイ(諸葛菜:諸葛孔明が広めたとの謂れがあります)という別名もあります。



----------------------------------------------------------------------------------------------

sage55

Author:sage55
フツウの生活へようこそ!

03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

この人とブロともになる

QR