フツウの生活

狭山丘陵の花、鳥、自然の写真を主に載せながら日々の暮らしの中での思いを書いています。 ハンドルネームのsage55はセージ55です。シソ科にちなんでつけました。


一昨日のマンジュリカの咲く原っぱ、まだ何か見つかるかもしれないと欲を出して・・・
というか、余りにもありふれていていつも通過しているせいで、逆に未知の場所になっていました。
それでもう一度歩いてみようということになり再訪しました。

堤防の逆側からだと目が変わって他の花も見つかるかなと反対方向から出発・・・
なんて思っていたら、本当にそうでした、ヒメハギが咲いていました。

ヒメハギ
こんなかわいい花がマンジュリカの陰に咲いていました


ヒメハギ
ヒメハギ(姫萩)
ヒメハギ科ヒメハギ属


ヒメハギ


ヒメハギの花は1cmほどです。濃いピンクの5弁の萼片のうちの一つが舟形になり、その中に雄しべと雌しべが格納されています。舟の中には房状の付属物があり、それで虫たちを誘います。
日当たりのいい原っぱで少し乾燥した場所が好きなようですから、ここはピッタリの場所のようですね。

ここは普通に人が行きかうばしょです。
ただ、ほとんどがフェンスの中なので撮るのがかなり難しかったのが残念でした・・・


正式名称はウマノアシガタ、八重咲のものをキンポウゲと呼ぶようです。

ウマノアシガタを見たいと長い間思っていたのですが、ここの丘陵では昨年初めて見たばかりで、それも一株だけ見た事があるだけです・・・

やはりたまには違う場所も歩かなくてはいけませんね。
かなりの株数のウマノアシガタがありました。
でも、この花の事はやはりキンポウゲと呼びたくなるような可愛さがありました。
2cmほどの小さな花は表面がつやつやしていて輝いていたのですが、なにせ撮りにくい・・・
道路沿いに咲いているので、すぐそばを車やトラックが走っていて風が常に吹いている状態でした。

キンポウゲ
ウマノアシガタ(馬の足形、毛茛)
キンポウゲ科キンポウゲ属


キンポウゲ
光っているのはクチクラ層でコーティングされているから、
蕚には毛が生えています


キンポウゲ
可憐な花ですが・・・


そこはやはりキンポウゲ科、有毒ですのでご注意を、といってもこれをどうにかしようと思うことはないと思います。
庭に植えたり、野外で愛でる多くの植物は有毒ですし、特にキンポウゲ科にはクレマチスやクリスマスローズ、ラナンキュラスやアネモネ、ハンショウヅルやオキナグサ・・・などなど。

春ですねぇ・・・次々と野の花が咲いています。


この日はお天気もほどほどによく歩いて湖のほとりにやってきました。
ここは人造湖で周りはフェンスで囲まれていますが、眺めの良い場所で散歩をする人やジョギング、サイクリングをする人たちが行きかう場所です。

そんな環境にもかかわらず、堤防の斜面はアッと驚くほどのスミレ(マンジュリカ)が群生していて、原っぱには数えきれないほどの濃い紫色の花が広がっていました。

スミレ
フェンスが邪魔をしていますが・・・
土手は300mも続いているのでこれはほんの一部です


スミレ
上から見るとこんなに♪


スミレ
そろそろシーズンも終わり、きれいな個体を見つけるのが大変!


スミレ
スミレ(菫) 別名:マンジュリカ
学名:Viola mandshurica
スミレ科スミレ属


ここは東京都の水源地として作られた人造湖で地元の人たちは貯水池と呼んでいます。
多摩湖(村山貯水池)を造るために7つの集落の161戸の家々と、3つの寺院、3つの神社が移転を余儀なくされたそうです。
そしていつも歩く丘陵は多摩湖と狭山湖を中心にぐるっと取り囲むように広がっています。
美しい眺めにはそんな歴史も含まれていたのですね。


まだだろうと、油断をしてはいけません・・・もうキンランが咲き始めていました。
まだ花が顔を出したばかりですが、もうすぐ咲いてしまいそうです。
もちろん、これが一番花だと思いますが、どうでしょうか・・・

今年もキンランが咲いて、その花を満喫できる春、幸せな季節を思う存分楽しんできました。

キンラン
キンラン(金蘭)
ラン科 キンラン属


と思っていたら、別の場所で・・・あらら、なんとギンランも咲いているではないですか。

ギンラン
ギンラン(銀蘭)
ラン科 キンラン属


ギンラン
もう数株見かけました


昨年は、4月23日に満開の株を見つけていましたから、決して早いわけではなく、むしろ遅いぐらいだったのですね・・・
危うく不覚をとるところでした。
とはいえ、まだ咲き初めなので、来週末ぐらいでも間に合いそうです。
相変わらず盗掘の危険性にさらされながらも、毎年咲いて幸せをくれるキンラン、ギンラン。

地中で特殊な菌類との共生関係を保ちながら育つため他の所に持って行っても枯れてしまいます。
大事に見守って来年も楽しみたいです。


フデリンドウの情報をいただいて見に行ってきました。
ちょうど、見ごろだと思ったのですが、この後はもっとすごいと聞きました・・・
いったいどんな風になるのでしょう、ぜひもう一度見に行きたいです。

丘陵の所々で見られる小さな星型の春咲きリンドウは、この丘陵を愛する人たちの人気者です。

フデリンドウ
フデリンドウ(筆竜胆 )
リンドウ科リンドウ属


フデリンドウ
枯れ葉の間から伸びてきます
横の茶色の丸いものはとちの実?


フデリンドウ
真上からも撮ってみました
大きくなります↑click here


フデリンドウ
落ち葉の間から顔を出します


フワフワの落ち葉のベッドから顔を出す小さな春の使者は多ければ多いほど、幸せな気持ちも多くなるような気がします。
見に来る人たちもきっとそんな気持ちを求めてやってくるのでしょうね。
ゆっくり見て写真を撮って後から来る人たちも楽しめるように、ソーッと踏まないように歩いてきました・・・



sage55

Author:sage55
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