フツウの生活

狭山丘陵の花、鳥、自然の写真を主に載せながら日々の暮らしの中での思いを書いています。 ハンドルネームのsage55はセージ55です。シソ科にちなんでつけました。


数年前から気になっている植物があって、多分・・・かなと思いながら花が咲くのを待っていました。
もちろん花を付けるかどうかは分からなかったのですが・・・

昨年も草刈りにあったりして、心配していたのですが今年の5月にこの枝(←Click オカタツナミソウの下に載せています)がまた伸びてきていたので、楽しみにしていました。
満を持して見に行ってきました。
咲いていました、思っていた通りキンシバイでした。

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キンシバイ(金糸梅)
オトギリソウ科オトギリソウ属


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雨のあと


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昨年まで家にあった、ビヨウヤナギに雰囲気がよく似ていたので、その仲間を次々と調べて、もしかしたらキンシバイではないかと見当をつけていたので、ぜひ花を見たいと思っていました。

中国原産の園芸種のようで、多摩地方では人家や畑などに植栽されていたものが半野生化しているそうですから、これもそうなのかもしれません。
庭などから逃げ出した園芸種を時々見かけますが、人為的に植えらるだけではなく、法面の工事などをする時に紛れ込んだりすることもあるみたいです・・・

6月30日撮影

こういう時のために「この木なんの木気になる木」という樹木お訊ねサイトがあるのは知っていますが、聞いて質問するのは簡単なのですが、何年か待って自分で答えが分かるのは嬉しいものでした・・・





少し前に撮ったイチヤクソウだけれどやはり一度は見たい花の一つです。
今年は見損ねたかと思っていましたが、穏やかに咲いて待っていてくれました。

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イチヤクソウ(一薬草)
ツツジ科 イチヤクソウ属


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下の花についているのはカメムシ君かな?


1cmくらいの小さな花を数個付けています。ここの丘陵では所々で見かけます。
下向きの花は徐々に斜めになり葯から落ちる花粉を長く伸びた雌しべで自家受精します。
イチヤク(一薬)というぐらいですから民間薬や生薬として数々の薬効があるようです。

6月21日撮影

帰り道で青光りのする黒い蝶に出会いました。
アレッ、カラスアゲハかミヤマカラスアゲハ?

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よく見ると後翅に白い線が見えるのでオナガアゲハ?

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後ろから見るとこんな感じ

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横から見ると・・・


普通のクロアゲハでしたね。よく家の庭に来るのですが、光線の加減なのでしょうか、翅が綺麗な青みがかった色とは思いませんでした。 
後翅の白い線はクロアゲハのオスの特徴だそうです。
しかし、なぜこんな道路端で吸水でもしているような格好で飛び回っていたのでしょうか・・・






お天気はパッとしなかったし肌寒い日だったけれど、少し歩こうかと丘陵に出かけてみました。
思った通り、人出は少ないのだけれど鳥たちは賑やかに歌っています。
帰り際に、「こんな所に、こんな花が・・・」
さて、何でしょうか?

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少しハイキーに撮っています


ここでわかったらスゴイ!

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このくらい離れると分かるかなぁ・・・


この時点で、「あぁこれっては・・・」ですね。
下の写真でバッチリですよね。

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ホオズキ(鬼灯、酸漿)
ナス科ホオズキ属


丘陵の所々で見かけるのですが、野生のホオズキというのがあるようで、園芸種が逃げ出したものという訳でもないようですね。

6月27日撮影

子どもの頃、ホオズキは庭に植えられていて赤くなった実の中身を出して口に入れて音を鳴らして遊んだものですが、今はそんな遊びをすることもないでしょうね。
お盆の頃、とても立派な赤いホオズキを売られているのを見ますが、あれは関東地方の習慣なのでしょうか。
あぁ、そういえば浅草のほおずき市も有名ですね。

庭には赤いホオズキ、浴衣を着て蚊取り線香を焚き、近所を流れていた芦田川(福山市)の花火を見ていた子供の頃を懐かしく思いだしました。





昨日のオオカモメヅルの所に行く前に同じ仲間のコバノカモメヅルを見に行ってきました。
オオカモメヅルに比べると花は少し大きいかもしれませんが、1cmくらいの華奢な花なのでてうっかりすると見落としそうになります。

独特の形は魅力的で、「今年も無事咲いているかしら」と、つい足が向いてしまいます。

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コバノカモメヅル(小葉の鴎蔓)
ガガイモ科カモメヅル属


カモメヅルの名前の由来は昨日も書きましたが、対生する葉がカモメが飛んでいるように見えるからとか・・
輪を描くようにツルが空に伸び葉が広がっているとそんな風にも見えますね。

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カモメが空を飛んでいるように見えますか?


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上から見るとただの葉ですが・・・


これの豆の莢はスッキリとした細い円錐形で、葉も花も実も3拍子揃って涼しげです。

6月25日撮影

スジグロシロチョウに久しぶりに会いました。
今日は白っぽい蝶がたくさん飛んでいました。

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トレードマークの筋が薄い気もするのですが・・・






オオカモメヅルの葉は同じ蔓性のヘクソカズラに似ていて葉っぱだけでは分かりにくいです。

狭山丘陵では所々で見かけるのですが、かなり離れた所にポツンポツンとなので、同じ科のガガイモなどがずい分群生していることを考えるとどうしてかなと不思議です。
多摩丘陵では希少種という事ですが・・・個体数はコバノカモメヅルに比べると多いかもしれません。

小さいけれどとても可愛い花です。

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オオカモメヅル(大鴎蔓 )+小さな虫
ガガイモ科オオカモメヅル属


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対生する葉をカモメに例えたそうですが、太めカモ・・・メ


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花は濃い目のエビ茶色からこのような黄緑がかったものまでありますが、小さくて暗い所に咲くので写し難く、毎回なかなかうまく撮れない花の一つです。

同じ科のガガイモやコバノカモメヅルなどに比べても花はかなり小さいのに「オオ」が付くのが面白いですね。

6月25日撮影





今日は梅雨らしくしとしとと優しい雨が降っています。
ここの所の尋常ではないゲリラ豪雨のような降り方でない雨なら、情緒があっていいものですね。
こういう日にはサビタの花がよく似あうような気がします・・・

エキゾチックな北海道に咲くサビタの花・・・
高校生の頃に夢中で読んだ原田康子の小説「サビタの記憶」に出てくる花が狭山丘陵にも咲いていいるのを知ったのは、ここを歩き始めて2年後でした。

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ノリウツギ(糊空木)
別名:サビタ、ノリノキ
アジサイ科 アジサイ属


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装飾花が空を向いているのが可愛いです


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両性花も撮ってみました


ノリウツギの名前の由来は和紙を作る際にこの木から採った樹液を糊として用いるために付いた名前のようですが・・・
サビタの花というと私の中ではあの病弱で少し陰のある女の子のイメージになってしまいます。
ちょうど感性の研ぎ澄まされる青春時代に読んだ本はとても懐かしいですね・・・

6月25日撮影

小さなカタツムリを見つけました。

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やはりその季節の折々に出かけると自然はいろんなものを見せてくれます。
久しぶりに見たサワギク、そんなに珍しいものではないのですが、小さいけれど黄色がとても鮮やかなキク科の植物です。
沢沿いの山道ではよく見かける花だと思います。

s-IMG_9383サワギク
サワギク(沢菊)
別名:ボロギク(襤褸菊)
キク科 サワギク属


北海道から九州にかけての森林の少し暗い所に生息するという事ですが、丘陵では見たことがありません。
奥多摩の山に行くと見られるのですが・・・

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綿毛がボロに見えるので別名はボロギク


ちょっと気の毒な名前に入ると思います。

さて帰り道に少しだけ寄り道をしてみました。
これは以前、葉っぱを見て多分ギンレイカと思っていたものです・・・花が咲いていました。
かなり地味な花で、ウッカリしていると気が付くこともなく素通りしそうです。
ギンレイカ、銀の鈴の花、なんてお洒落な名前をもらっていますので、もう少し華やかな感じを期待していたのですが・・・

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ギンレイカ □ (銀鈴花)
別名:ミヤマタゴボウ
サクラソウ科 オカトラノオ属


多分、白っぽい銀ねずの花、実が鈴のような形なので付いた名前なんでしょうね。

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これ以上、花は開きません


でもその雰囲気の感じられるいい花でした。
環境省のレッドリストには載っていませんでしたが、東京都、秋田県、山形県、石川県では絶滅危惧種Ⅰ類に指定されていました。

初夏の少し濃くなってきた美しい木々の緑の中を歩くと身も心もリフレシュされますね。

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奥多摩の清らかな渓谷の流れを上から見ました



6月18日撮影




ちょっと湿った場所に咲くユキノシタは珍しくもないし庭にもうっかりしていると広がっていきます。
もちろん丘陵でも見かけるので、そんなに興味の対象になるものでもないかもしれません。
でも私にとってユキノシタの葉の美しさと独特の花の形は魅力的ですね。

赤っぽい葉っぱのユキノシタは前回奥多摩に来た時に見ていて気になっていました・・・
今回、奥多摩に行こうと思ったのは、どんな花を咲かせるのか見たかったからです。

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ユキノシタ(雪の下)
ユキノシタ科 ユキノシタ属


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なんと上3枚の花弁がピンクです、お祭りみたいに賑やかです


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こんなにピンク!


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これは葉が少し緑がかかっています


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花弁が薄いピンクのもありました


狭山丘陵や庭のユキノシタは葉が緑と白なのですが花もほぼ白に近い色で、これが普通でした。

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花弁は白ですね
ハルユキノシタと教えて頂きました


葉の赤みが強いと花弁も赤みを増すのでしょうか?
調べてみてもよく分かりませんでしたが、このようなユキノシタを見られたことがありますか?
そんなに珍しくないのか、そうでないのかよく分かりません・・・
ホシザキユキノシタというのもあるようですが、下の花弁が長くないようなので違いますし・・・

同じユキノシタでもいろいろ違いがあるものですね。

6月18日撮影






6月の山に行くと電車や車に乗っていても白い葉がめだちます。
これはマタタビの木、すぐ気が付きますね。

以前、ここで実を見たことがあったので白い葉を目印に花を探してみました。
まん丸の白いツボミはいっぱいあるのに時期が少し早かったみたいで花がなかなかありません。
やっと見つけた花は一輪だけ、でも可愛いですね。
入笠山で見たミヤママタタビに比べると少し花が大きいかもしれません。

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マタタビの白い葉(木天蓼・もくてんりょう)
マタタビ科マタタビ属


この時期だけ緑の葉に混じって葉が白くなるのはこれを花と勘違いする虫たちを呼び込むためだそうです。
時期が過ぎると葉が少しずつ緑がかってきていつの間にか目立たなくなってしまいます。

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やっと見つけた白い花は両性花・このあと実になります(右)


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雄花



          

しばらく沢に沿った道を登っていくと遠くに白い花が見えています。
望遠レンズで覗いてみると白い穂状の花が見えます・・・
なんだろう・・・と近づいてみると、トリアシショウマ、ちょうど見ごろでした。

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トリアシショウマ(鳥足升麻)
ユキノシタ科チダケサシ属


s-IMG_7441トリアシショウマ
緑のクモ付き


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全体はこんな感じです


滝の音や鳥の声を聴きながらフィトンチッド一杯のこの山を花を探しながら歩いていると、不思議に気持ちがリフレッシュされます。
そんな中、初見の花が見つかることも度々で、そんな日はとても嬉しいです。
というわけで、もうすこし奥多摩シリーズは続きます。

6月18日撮影

そうそう、丘陵のチダケサシはどうかなと思って見に行ったらまだまだツボミでした。
もう2週間以上かかりそうですね。






しばらく歩くとヤマアジサイがちょうど見ごろであちこちに咲いていて目を楽しませてくれます。
別名はサワアジサイ、奥多摩の沢沿いではよく見かける花ですが、この花の前にはガクウツギ、そのあとは引き続いてタマアジサイが咲き始めるので、いつ来てもアジサイの仲間が楽しめます。
ヤマアジサイはよく似たガクアジサイに比べると華奢で白く柔らかい印象がします。
葉に艶がないのが特徴のようです。

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ヤマアジサイ(山紫陽花)
アジサイ科アジサイ属


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ちょっと華奢です


もうすこし上がってオオバアサガラが見られる場所まで行くと昨日も書いたように今回も花後で残念・・・
と思っていたら・・・おや、こんな珍しい花が咲いています。
あぁ、これはヤマゴボウかな・・・
と思って、家で調べていると、いくら調べても薄いピンクのヤマゴボウは見つからなくて白だけです。
あれこれ四苦八苦して調べてやっとマルミノヤマゴボウという名前が出てきました・・・フゥ。

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マルミノヤマゴボウ(丸実の山牛蒡)
ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属


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ヨウシュヤマゴボウとよく似た形の花ですが花序はもっと大きく真ん中に一つでした


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全体はこんな感じです


花弁は無くて花のように見えるのは萼ですが、花も最後頃になるとこの萼は真っ赤になり黒い実が付きます。
関東以西の山地の木陰などに生えるそうですが、これも初見の花でそんなに珍しくもないかもしれませんが、かなり嬉しかったです。

このシリーズもう少し続きます。
折々に狭山丘陵の花も載せていきたいと思っています。

6月18日撮影

丘陵のイワガラミが見ごろになっています。
よかったら見に行ってくださいね。

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そろそろ、昨年見損ねた花が咲いているのではないかと、奥多摩に行ってみました。
いつも通り、鳥たちの鳴き声が聞こえてきます。そうそう、前々回現れたミソサザイも鳴いていましたよ。

まず最初にスミナガシが出迎えてくれました。
スミナガシに初めて会ったのは、まだ丘陵を歩き始めて間もない頃でした。
周遊道路にひらひらと舞い降りて来て道路の真ん中に・・・
慌ててシャッターを切ったことをよく覚えています。
光線によって翅の色が変わるようで、黒っぽっく見えたり青みがかって見えたりします。
その独特の色合いで、まるで水に墨を流したように見えるので付いた名前だとか、風流な名前をもらったものです。

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スミナガシ(墨流)
タテハチョウ科スミナガシ属


次に出てきたのはヤンマの仲間です。
名前は調べてみましたがよく分かりませんでした。
ご存知の方、どうぞご教授ください、よろしくお願い致します。

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ダビドサナエ(けんさんに教えてもらいました)


ウリノキはその形が気に入っていて一度見たいと思っていた花です。
このクルッと巻いた花弁が魅力で、本で見ていた通りの可愛い花が咲いていて期待通りです。

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ウリノキ(瓜の木)
ミズキ科ウリノキ属


ハコベの仲間と思われる小さな白い花も咲いていました。
こんな山の渓流に咲く花ですからミヤマハコベなんて名前かしらと思い検索してみたら、当たり!
ハート形の葉っぱが対生してつき、他のハコベとはちょっと趣が違うような気もしますが、やはりナデシコ科のハコベ独特のものを持っているようです。
この小さな白い花も初見の花でした。

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ミヤマハコベ(深山繁縷)
ナデシコ科ハコベ属


少し暗いのとお天気がイマイチだったので写真の出来は良くないのですが、気になっていた花が見られてよかったです。
もう一つの目的で、今度こそと期待していたオオバアサガラは去年と同じく花は終わってましたが、他にもいろんな花が見られるこの場所は季節の折々にきてみたいと思っています。

6月18日撮影




この時期見ておきたい花というのは、その時期それぞれにあって、ホタルブクロもその一つです。
庭にもホタルブクロはあるのですが、山道で見つけるホタルブクロは風情があっていいものです。
アッこんな所にも咲いていると、見つけた時の喜びはひとしおです。
狭山丘陵にはホタルブクロとヤマホタルブクロの二種類のホタルブクロがあるようです。

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ホタルブクロ(蛍袋)
キキョウ科ホタルブクロ属


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これは多分ホタルブクロ


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こちらはヤマホタルブクロ


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こんな道を歩くのが好きです



どこがどう違うのか・・・
分かりにくいですよね。

ヤマホタルブクロは萼片の間が盛り上がる
ホタルブクロは萼片の間に反り返る付属片がある
萼の違いはツボミの状態の方が分かり易いかもしれませんね。

ホタルブクロの面白い所はいろんな色の花が同じ場所で見られることです。
庭に植えてあったホタルブクロはもらってきたものですが、最初は薄い紫色で普通でしたが、今は少し濃い紫と普通の薄紫と白と咲くようになりました。
写真を撮った所でも2種類の色が見られましたよ~

6月18日撮影





お天気は朝からどんよりと曇り空、お昼には雨が降るなんて言われると出足が鈍るのだけれど・・・
まぁ、気になる花たちの状況もチェックに行かないとね!(^^)!

毎回出かけるときは、ここであの花をあそこでこの花をと自分でコースを決めて歩くことが多いのですが、咲いていたり終わっていたりで喜んだりがっかりしたりです。

もうそろそろお昼に近いかなと思いつつ歩いていると面白い鳴き方をする鳥の声が聴こえます。
葦原の方からのようです。

いたいた、葦のてっぺんで声高らかにうたっていました。

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オオヨシキリ(大葦切)
スズメ目ヨシキリ科


s-IMG_9480オオヨシキリ
口がこんなに赤い!


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白い点がいっぱい写っています


痒かったわけではなく虫が飛んでいるのではないかと連れは言っていましたが、多分それで正解かと思います。
たまたま、この写真ではこんな恰好をしていますが、他の写真にもこの点は写っていました。
遠かったので写真はいまいちですが、初見の鳥だし嬉しかったので載せちゃいますね。

ブログを始めた頃と今までとでは意識のセンサーが変わったのか、スィッチが入ったのか、小さな花やちょっとして違いなどにも敏感になったように思います。

「あぁ、オオヨシキリだ」って分かるようになったのも、他の方のブログや自然に馴染んできたからかもしれませんね。
犬も歩けば棒にあたる、みたいにセージ55も歩けばオオヨシキリに 当たったのでしょう。

今年も夏鳥たちがやって来ています。

6月18日撮影






とても丈夫な花で、道端などでよく見かけます。
アスファルトの路肩の端っこの方だって全く平気で水がなくても大丈夫なのか、元気で黄色い花を咲かせます。
でもよく見ると結構可愛いのです。
雄しべの葯が赤い時期はほんの少しなのですが、この時が一番ですね。

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ツルマンネングサ(蔓万年草)
ベンケイソウ科マンネングサ属


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関東地方の平野部では一般的でよく見かけます。
庭にも生えて困りものですが、ベンケイソウ科だけあって多肉植物、丈夫なわけです。
カネノナルキなども仲間ですね。

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これも一般的な花でカラスビシャク。
でも、このカラスビシャクは仏炎苞が黒っぽいですね。
こんなのもあるんだと、ちょっとビックリです。

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カラスビシャク(烏柄杓)
サトイモ科ハンゲ属


カラスビシャク
これは一般的な緑色の仏炎苞


畑や庭にも生える困りものですが、面白い形に惹かれてつい撮ってしまいます。

狭山丘陵にて 5月下旬撮影

  

少し前に撮った愛車と花壇の写真です。

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狭山丘陵ではありふれた小さな花、日本中どこにでもあると思うのだけれど、なぜか愛おしい花です。
野性味もありながら小さな黄色い五弁花を今年もよく見かけました・・・
草むらの中に埋もれるように咲いていました。

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ニガナ(苦菜)
キク科ニガナ属


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飛んじゃってますが楽しそうでお気に入りです


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こちらは普通です


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ここの坂道のレギュラーです


季節、その季節に咲く道端の花は馴染みの花で、この時期にはこの花が咲く、こんな当たり前のことがあるのが毎年繰り返されるのは嬉しいことですね。
何でもそうですが、同じことが繰り返されることって平和で幸せなことなのかもしれません。
でも、なかなかそうもいかないのがこの世の中ですね・・・
せめて植物の世界ではそうであってほしいです。

5月下旬撮影

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西武ライオンズvs広島カープのセパ交流戦を見に行ってきました。




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テイカカズラの花はもう終わってしまったかしらと思っていたのですが、思いがけずまだ咲いていました。
前回撮ったのがもう2週間以上前ですから、案外花期が長いのかもしれませんね。
藤原定家が思い続けていた才色兼備の式子内親王(後白河天皇の第3皇女)を忘れられず、テイカカズラになって彼女の墓にからみついたという・・・・
平安の昔の甘美な話ですが、この甘い匂いに惹かれてそんな逸話が産まれたのでしょうか・・・

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テイカカズラ(定家葛)
キョウチクトウ科テイカカズラ属


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正面から見たら風車


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蔓が下がって


それまではちっとも気が付かないのに、時期が来ると宿木の上の方にに群がるように白~クリーム色の小さな花が付きます。
武蔵野の雑木林では珍しくない木ですが、梅雨の晴れ間の丘陵散歩、甘い匂いがしてくるのは自然界からのちょっと気の利いたプレゼントのようです。

狭山丘陵にて 5月下旬、6月上旬撮影





梅雨に入ってから雨の日が長く続き、やっと久しぶりの晴れ間、丘陵歩きに出かけてみました。
天気のせいにしてはいけないのだけれど、湿気が堪えるのか身体がきつい。
とはいえ気になる花があれば頑張ってしまいます。

まだ咲いてはいないだろうと思いながら見に行ったらもうバイカツツジが咲いていましたよ。
いつもの年より少し早目かもしれませんが、ほんの3輪ほど気の早い花が待っていてくれました。

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バイカツツジ(梅花躑躅)
ツツジ科ツツジ属


輪生している葉の下でそーっと花を咲かせるので注意していないと見損ねてしまいます。

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雄しべは上二つが短く、下三つは長くて湾曲、花糸に毛が密集します


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ツツジ科らしく花の正面の模様はツツジと同じです


数日後に撮った方が良かったかもしれませんが、花は一期一会、いつ会えるかわからないので、やはり載せたいと思い待ちきれずにUPです。
花自体は二cmほどの小さな花で色も地味なのでツツジ科とはいえ、目立つ花ではないようです。
狭山丘陵では所々で見ることができるのですが、葉の下に咲くせいと雨の時期に咲くのでメジャーにはなりにくい花かもしれません。
でも、この愛嬌のある小さな花を見ることができて、今日は出てきてよかったなと思いました。

狭山丘陵にて 6月13日撮影

帰り際にちょうど雨が降って来て、ぎりぎり車に駆け込みセーフでした。

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アイスプラントに花が咲きました。

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坪庭で見つかるはずのもう一つの花はほとんど終わっていて、もう見つからないわと・・・が、思いは通じるのか別のルートを歩き始める前に赤いちょっとした塊を見つけました。

といっても最初はとても花に見えませんでした。
一体どうなっているんだろう?
よくよくみたらごちゃごちゃした丸いものの中に花らしきものがありました。
ツンツンした糸状のものは花糸でしょうか。

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ガンコウラン(岩高蘭)
ツツジ科ガンコウラン属


少し拡大してみました。花が二つ開いています。
掃除をしていた小父さんに「もう花は終わったよ」って言われるくらい開花の時期は早いようです。
他の植物に混ざっていてわかりにくく見つけるのはむずかしいとのこと。
「雄花の花弁の長さは約2.5mm、花糸の長さ約7.5mm、雌花の花弁の長さは約2mmになる」
と書かれていたので雄花と雌花があったんですね・・・
残念ながら、今回はそこまで気が付きませんでした。

s-IMG_9106ガンコウラン3
下の二つが開花しています


この実は多分コケモモだと思います。ここら辺りは雪もずいぶん積もったと思いますが、元気で残っていたのですね。

s-IMG_9088コケモモ実
コケモモの実


そうそう、こんな地表を這う杉のようなものも見つけました。
調べてみたらヒカゲノカズラのようで私自身はとても興味深かったのですが、北海道~九州の日当りのよい山麓に生えるということでそんなに珍しいものでもないようです。
一見して杉の幼木や苔のように見えますが、実際はシダの仲間だそうです。

s-IMG_9064ヒカゲカズラ2
ヒカゲノカズラ(日陰鬘、日陰蔓)
ヒカゲノカズラ属


s-IMG_9064ヒカゲカズラ
小さな幼生も見えています


常緑で刈り取っても長いことその緑を保つことから聖気があり霊力を持つものとして古代から神事等に使われたそうです。

ロープーウェイから八ヶ岳連峰を見ている所です。
左から赤岳、阿弥陀岳、権現岳、編笠岳と続いています。

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午後からは天気が崩れるようで少し雲が出てきました。

5月31日撮影

6月に入ってすぐ関東地方は梅雨に入ってしまったので、タイミング的にはいい時に行けたなと思っています。
う~ん、日ごろの行いが良かったせいかな?←ウソです。




のんびり朝の散歩から帰ってきて美味しい朝食をいただき、会計を待っている時も珈琲が出てくるサービスのいいホテルを出た時はもう10時前でした。
車で15分くらい走ったらすぐ北八ヶ岳ロープウェイ、乗り場はそんなに混んでもいなくて、すぐ乗れました。
ロープウェイは100人乗りで山麓駅(標高1,771m)から山頂駅(同2,237m)までの高低差466mを約7分で登れます。
これから山に登るのでしょう、山ガールや山男が次々と乗ってきます。
お天気もまずまずで青空と樅の木が迎えてくれました。

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多分樅の木


ロープウェイを降りるとすぐ散策路があり、坪庭へといざなわれます。
一緒に乗った山登りの人たちはのんびり歩いている私たちを追い抜いて、それぞれの好みのトレッキングコースに向かっています。
相変わらずの花撮りが目的の私たち、花を探すのだけれどなかなか見つかりません。
そこへ、昔ながらの背負子を背負った担ぎ屋さんが降りてこられてしばし立ち話。「花はまだまだだなぁ~」
って言われながらも探すこと10分、咲いていました。

これはミネズオウ、ツツジ科の常緑小低木、北海道と関東以北の本州の亜高山帯~高山帯の日当たりの良い岩場に生えるそうです。5mm位の小さな花です。

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ミネズオウ(峰蘇芳)
ツツジ科ミネズオウ属


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雄しべの葯の赤いのを探して撮りました


次に出会ったのがコメバツガザクラ、可愛いつぼ型の花です。
コケモモに似ていますが花冠の先が細くなるのが特徴です。北海道、本州中部以北の高山の砂礫地、岩礫地、国外では千島、カムチャツカにも分布しているそうです。

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コメバツガザクラ(米葉栂桜)
別名:ハマザクラ
ツツジ科コメバツガザクラ属


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小さくてこれも5mm位の花です


坪庭は岩礫地に作られた遊歩道が続いていて一時間ほどで元のロープーウェイの駅にもどれるのですが、小さな花を撮っているのは私ぐらいです。
ついに次の便に乗っていた人たちにも追い抜かれてしまいました。

頂上付近では箒を持って掃除をしている人がいて「今咲いている花は3つだけですよ。そのうちの一つはガンコウランと言って赤い花が咲くのだけれど、もうほとんど終わりましたよ」と教えてもらいました。
今二つ見つけたので、もう終わりなんですね・・・とガッカリでした。
花の時期は難しいですね・・・
また次回来た時にね、と思いましたがいつになることやら。

5月31日撮影

あと一日この続きがあります。





入笠山から蓼科に行くには車で小一時間ほど、八ヶ岳連峰を横切っていきます。ちょうど入笠山から見て目の前に見えていた八ヶ岳連峰の北側にあたります。
泊まったホテルはビーナスラインを少し入った所にありました。

小津安二郎監督の愛した「小津の散歩道」を教えてもらい歩いていくと雑木林の手前には白いズミの花が満開で、川にかかる丸太橋を渡った先にはヒトリシズカが咲いていました。
うちの方では奥多摩まで行かないと見られないラショウモンカズラも道のほとりに咲いていて、ちょっと感動です。
散歩道の登り切った所にあった一本桜から見た蓼科山です。

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諏訪富士と言われる標高2,531mの火山


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雪解け水が凄い勢いで流れています


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ヒトリシズカ(一人静)
センリョウ科 チャラン属


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ラショウモンカズラ(羅生門蔓)
シソ科 ラショウモンカズラ属


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名前の由来はこの花を平安時代に活躍した武将の渡辺綱(わたなべのつな)が羅生門で切り落とした鬼女の腕に見立てたものだそうです。そう言われるとなんとなくそんな感じもしますか?
ちょっと怖い名前ですが、写真からそんなイメージが伝わるでしょうか・・・

少し歩いただけですが、いろんな植物と景色を楽しんできました。
もちろん温泉も良かったですよ~

5月下旬撮影

明日は北八ヶ岳ロープーウェイに乗ってピラタス、坪庭を少し歩いてきましたのでその写真を。






5月の終わり頃はちょうど雪が解けて、木々も芽吹き新緑の美しい季節です。
山々は薄いベールを脱いで本来の美しさを見せてくれる時期になりました。
これは湿地の林の中を歩いていた時に撮ったものです。

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カラマツも芽吹いたばかりです


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小さな鳥が声高らかに歌っていました



林の下草に混じってこんな花が咲いています。
よく見なれたアブラナ科のようですが、アレッ葉っぱが違いますね。
もしかしたらミヤマハタザオかもしれません。
根生葉は羽状、葉は茎を抱かなくて被針形、などからそうかなと思いました。

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ミヤマハタザオ(深山旗竿)
アブラナ科シロイヌナズナ属(ヤマハタザオ属?)


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華奢ですね、ヒョロヒョロしています
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根性葉はロゼット状で深い鋸歯があります



これもあちこちで見かけましたからこの辺りでは普通に見られる野の花だと思いますが・・・
オオヤマフスマではないでしょうか?
風の強い日だったのであまりうまく撮れていませんけれど、この手の花にしては大きな花で、私にとっては魅力的な花に写りました。葉の形もちょっとマメ科かしらと思うような形でした。

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オオヤマフスマ (大山衾)
ナデシコ科 オオヤマフスマ属


調べていると、「遺存種(生きている化石)なので生存力が弱い」と書かれていました。
遺存種というのはかつて繁栄していたのにその後環境の変化などで衰退、分布を縮小し、現在では限られた場所に残るのみとなったもののことだそうです。
思いがけず、普通のものかと思ったら貴重なものだという事です。
驚きましたね・・・

5月30日撮影

これで入笠の花は終わり、明日は蓼科の花です。






高山植物は正直よく分からないのですが、少しずつ勉強していきたいと思っています。
名前の同定は難しくて間違えていることもあるかと思いますので、間違えていたら教えてくださいね。

これはミヤマキンポウゲではないかと思います。
初めは普通のキンポウゲ(ウマノアシガタ)かと思ったのですが、標高の高い所に咲いていたのでミヤマキンポウゲでしょうか?まだ咲き始めたばかりでした。
ミヤマキンポウゲとキンポウゲ(ウマノアシガタ)の違いは葉の切れ込み位だという事ですが・・・
花直下の葉は細いものでした。

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ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)?
キンポウゲ科キンポウゲ属


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これも多分ミヤマキンポウゲ


この黄色い花はミヤマキンバイでしょううか2cm位の小さな花、まだ丈も小さく同定しにくいです。

s-IMG_8876ミヤマキンポウゲ
あなたはミヤマキンバイ?


どうも年に一、二度くらいしか行かない場所、一見の客にはなかなかその花の正体を見せたくないのか、はっきりした名前の同定が難しいです・・・ね。
もちろん、丘陵の花だって分からないものがあるのは当たり前で人に聞くことも多いし、何年か経って初めてその分からなかった名前が分かることもあります。
それでも間違えていて、数年後に訂正することだってあります・・・あぁ~誰か間違えていたら教えてくださいね。

そうそう、これはわかるわ、コメガヤですよね。
コメガヤは狭山丘陵辺りで見ることはないのですが、入笠・蓼科ではよく見かけました。
ごく普通のイネ科の植物なのに見られるところもあれば見られないところもあるのが面白いものですね。

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コメガヤ(米萱)
イネ科コメガヤ属


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紫色と緑色の苞穎(ほうえい)は5mm位で美しいと思って撮りました。お米の籾(もみ)とよく似ているので付いた名前でしょう。
もう少し後だと花が咲いていてきれいだっただろうなと思うと、適時期に行くのは難しいものですね。

5月30・31日撮影

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つい最近まで、イチゴが毎日こんなに採れていました。
いつもの週末手抜き料理ですが・・・

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山の中腹辺りに全体が真っ白に見える木がありました。
これは多分、ズミの花だと思います。
山の上の方は少しピンクがかっていてまだ咲き始め、少し下ではすっかり咲ききって満開です。
丘陵で咲いているのは一本だけで、時期を外して見過ごすと一年待たないといけないのだけれど、ここ入笠では標高差でその時々の状態が見られるんですね。

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ズミ(酸実、桷)
別名:コリンゴ(小林檎)コナシ(小梨)ミツバカイドウ(三葉海棠)
バラ科リンゴ属


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満開のズミ


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咲き始めのズミはピンクがかっていました


丘陵のズミが実を付けるのを見たことはないのだけれど、軽井沢の雲場池でたわわに実ったズミの実は忘れられません。この辺りでも見られるのでしょうか。
もう一度あの赤い実を見てみたいなぁ・・・

もう少し下ってきたらフジの花が満開でした。
今年は見損ねていたので、ここでお花見ができるとは思いませんでしたが、ちょうど、見ごろで美しいフジでした。

s-IMG_9000フジ
フジ(藤)
マメ科フジ属


s-IMG_8996フジ2 s-IMG_8999フジ3


このフジはとても綺麗な紫色で、木全体に咲いていました。
これだけ大きいと取りつかれた木は大変だろうなとは思います。
もう数十年前、故郷の福山市で車でドライブしていた時に見たフジは山のほとんどを埋めつくような紫色でとても美しかったことを覚えています。
でも実際はこうなると宿木は枯れてしまうこともあるのでしょうね・・・
時々、巻きつかれたツルを外してもらった木を見ますが、その跡形がそのまま残っていて痛々しい姿に驚いてしまいます。
花の季節にはまだ早い旅行かなと思ったのですが、いろんな花に出会えますね。

5月30日撮影




山に登る途中で見かけた木の花です。
小さな花が集まって咲いている様はちょうどカマツカやコデマリのようですが、何せ木は10mはあろうかと思われるぐらいだし花は少しピンクがかっているし、気になる花木です・・・
山頂に近い湿地の方で何時間か過ごした後、帰り道に見ると・・・
花は思っていたより大きく、なんか葉や幹を見るとどうも桜のように見えます。
でもサクラにしては小さいし、ハテなんだろう・・・
家に帰って調べてみました。
ミヤマザクラという花ではないかと思ったのですが、どうでしょうか。
桜の仲間ですが、花弁に切れ込みはありません。

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ミヤマザクラ (深山桜)
バラ科サクラ属


s-IMG_8973ミヤマザクラ2
山の上の方で撮ったもの


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中腹で撮ったもの


さて、面白かったのはピンクがかって見えていたのは花後の花芯と萼だったという事です。ちょうど桜の咲き終りと一緒ですね。これを見ても桜の仲間だと分かりますが、桜にしては小さく花径は1.5~2cmくらいでしょうか、10個くらいの花の付いた花序が木の枝の上にかたまってついている様は印象的でかわいかったですね。

もう少し下では赤っぽい花が咲いています。
ドウダンツツジではないかと思ったのですが、サラサドウダンのようです。
花も大きいし、高さも2~3m以上ありそうです。

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サラサドウダン(更紗灯台)
別名:フウリンツツジ
ツツジ科ドウダンツツジ属


s-IMG_8982サラサドウダン
花弁の模様が素敵です


ブログを描いているとハッとすることがあります。
というのも「どうだん」って打って変換すると「満天星」って出るのです。(試しにやってみてください)
ドウダンは中国名では満天星というようですが、なんかとても素敵な感じがしませんか?
満天星の意味は 「the stars of the whole sky」・・・空いっぱいの星たち
素敵な名前をもらったものです。
1991年2月、栃木県烏山町(現・那須烏山市)の烏山天文台で、発見された満天星という名の小惑星もあるようですが、この星もドウダンツツジにちなんで付けられたようです。

5月30日撮影



関東地方も梅雨に入ったようで昨日から雨が降り続けています。
入笠・蓼科の花にもどって樹木の花を載せていきましょう。

これは以前から見たかったオオカメノキです。
ヤブデマリの名前が分からなかった頃、一緒に候補に挙げていました。
ここ入笠から蓼科辺りでは一般的な花のようで、あちこちで見かけましたが、山の方では咲き始め、ふもとの里ではそろそろ終わりかなと思うような咲き具合でした。
葉脈がハッキリしていています、葉が亀の甲羅に似ているので付いた名前のようです。

高い所に咲いているのを下から撮ったので、後ろ美人ですね。

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オオカメノキ(大亀の木 )
スイカズラ科ガマズミ属


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花は葉の上に並んで咲きます


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装飾花と両性花


装飾花が少し撚れていましたが、ちょうどタイミングよく咲いていました。
ヤブデマリとよく似た咲き方雰囲気ですが、ヤブデマリは装飾花の5つの花弁の一つが小さいので判別は簡単です。
この時期、緑色の葉に真っ白い花が木の上に並んで咲いているのはどちらも同じですが、うちの方ではオオカメノキを見たことがないので嬉しかったです。

入笠山を少し降りたところで、こんなピンクのキイチゴの花を見つけました。
いくら調べてもベニバナイチゴしか出てこないのですがこのピンクの花はトゲがあるので違います。
となるとさて、この花はなんだろう・・・

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足元を見たらなんとヒメハギが咲いていました。

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丘陵でもたまに見かけます



花の山と言われるだけあって花の時期には少し早かったけれど多くの花が見られました。
入笠山ではまだまだいろんな花がこれから咲きそうです。
この入笠・蓼科シリーズ所々に狭山丘陵の花も載せながら、もう少し続けようと思います、よかったら見に来てくださいね。

5月30日撮影





いろいろとあっても丘陵に出かけたくなったのは、この花がそろそろ咲いているのではないかと思ったのです。
昨日のタチドコロは運よく見つけたご褒美のようなもので、こんな偶然があるからやはり無理しても出かけなくては・・・ね。
そうそう、それで昨日の本命のツルアリドウシも咲いていたので、まるで待っていてくれたかのような気がしました。
久しぶりの丘陵歩きは楽しかったですね。

周囲を雑木で囲まれた少し薄暗い森の中でツルアリドウシは真っ白な花を咲かせていました。
花は全体が毛に覆われて特に中心部は中が見えない位密集していましたから、アリなど昆虫が入ったら出られないのではないかと思うくらいです。

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ツルアリドウシ(蔓蟻通し)
アカネ科 ツルアリドウシ属


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花が二つ同じ萼筒から出ます


よく分かりませんが、子房部分は多分一つなのでどちらかが受粉すれば実が確実にできるという事なのでしょうか。

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ヤブコウジと一緒に


真っ白で小さい二つの花が斜面に見えています。
つる性植物なので繋がっていて次々と咲かせていきます。
よく似たアリドウシという木本の植物もありますが、こちらは草本です。
フワフワの小さな花に惹かれるのでしょうか、つい見に行きたくなる可愛さです。

狭山丘陵にて 6月3日撮影

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帰り道で電線に止まっている見かけない鳥がいました。

⇒続きを読む


旅行や体調不良、その他もろもろでご無沙汰していたのですが、気になっている花もあって久しぶりに丘陵に出かけてみました。
入笠・蓼科の方はまだ終わっていないのですが、まず撮りたてのものありますので、それからアップです。

舗装された山の道を歩いていました。
いつも見慣れたヤマノイモやオニドコロとよく似た葉っぱですが、花が黄色!
こんなの見たことないよ~
と思って、調べてみました。
どうやら、タチドコロのようですが、丘陵で見たのは初めてです。
でもそんなに珍しいものでもないらしいのですが、皆さんの所では普通に見られるものなのでしょうか?

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タチドコロ(立野老)
ヤマノイモ科


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雄花です


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葉はきれいなハート形


葉のへりはこまかく縮んで小さな鋸歯のようになると書かれているものもありますが、これはほんの少しあるような無いようなでハッキリしません。
それが気になりましたが・・・どうでしょう。

狭山丘陵にて 6月4日撮影

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家の近くで朝から「キョ、キョ、キョ」と鳴く鳥がいる。なんだかキツツキのアオゲラみたいなんだけれど・・・
何だろうと思っていたら・・・

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入笠山を有名にしたスズランも湿原の花もまだまだ本番はこれからですが、咲いている花もあります。
いつも歩くコースをゆっくり歩いていると目につくのはエンレイソウ。
植物図鑑ではお馴染みですが、初めて花が咲いているのを見ることができました。
花の色は一つかと思っていたのですが、いろんな色があるんですね。

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エンレイソウ


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濃い紫色


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これはシロバナエンレイソウというようです


狭山丘陵でも所々で見かけるフデリンドウも咲いていました。

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フデリンドウ


あれ、この小さい花は何だろう・・・
オオイヌノフグリを小さくしたような、5mm位の花です。
調べてみたらテングクワガタというゴマノハグサ科クワガタソウ属の花でした。

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テングクワガタ(天狗鍬形)


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山地や亜高山の湿った草地や林の縁などに咲くそうです。

これを撮っていたら、やはり「何の花を撮っているんですか?」と聞かれました。
何て言ったって地味ですものね・・・
でも、ここで見ることができたことに感謝です。

5月30日撮影

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以前、このブログでも紹介させて頂いた、大田智美さん(←Click here) のコンサートが7月26日にあります。


⇒続きを読む


少し離れた湿原に移動するとすぐの所で見慣れたタチツボスミレを発見。
でも何だかいつも見ているものと少し様子が違います。
距の部分が濃い紫色ですけれど、タチツボスミレに間違いはないでしょう。
距だけ紫色で花弁は白色のオトメスミレというタチツボスミレの仲間もありますが・・・
場所が変わるとタチツボスミレもいろんな顔を見せてくれますね。

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タチツボスミレ


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距の色が濃い紫


湿原はまだ花が咲き始めたばかりで、ほとんどの植物は芽が出たばかりですが、サクラソウはすでに咲いていました。
あまり期待していなかったので嬉しかったです♪

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清楚なサクラソウ


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埼玉県の県花です


華やかなクリンソウはサクラソウの仲間、まだ一段目で咲き始めたばかりでした。

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クリンソウ


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あと何段咲くのかしら


五重塔の上にある九輪に似ているからクリンソウというのですが、サクラソウの仲間では一番大きく華やかです。
何回かきている入笠山、ハイシーズンを避けることが多いので見ることが少なかった花の一つです。

少し離れただけで、咲く花も違うのが面白いですね。
それだけ植物の生態系はちょっとした条件の違いを微妙に反映するものかもしれません。

5月30日撮影






今年も入笠山に行こうという話になりました。
いつも夏~秋に計画するのですが、少し花には早いかなと思ったのですが、時期を変えていくと違う花が見られると思いでかけてみました。

まず最初に出迎えてくれたのはコミヤマカタバミ、丘陵で見かけるカントウミヤマカタバミに比べると少し小さめ、花弁に赤いスジが入ります。

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コミヤマカタバミ


s-IMG_8854コミヤマカタバミ
中心部が黄色なんですね


次に見つけたのはツツジの仲間、家に帰ってから調べてみました。
コヨウラクツツジでした。赤い1cmもない提灯型の花が可愛いです。

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コヨウラクツツジは楽しそう♪


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自然のランプシェード


ミツバオウレンはまだ咲き始めたばかりのようです。

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ミツバオウレン


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多分ヒメイチゲ


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多分サンリンソウ


シロバナヘビイチゴに花は似ているのですが、葉が違います。
花の大きさは1.5cmで高さも5cmもありません。サンリンソウというのに行き当たったのですが、
どうでしょうか・・・

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湿原にて


ほんの一時間ほどでしたが、時期を外したせいで人も少なく気持ちのいい時間を過ごせました。
ちょうど、木々が芽吹いたばかりの頃でさわやかな高原の風が吹き渡っていました。

5月30日撮影



sage55

Author:sage55
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