フツウの生活

狭山丘陵の花、鳥、自然の写真を主に載せながら日々の暮らしの中での思いを書いています。 ハンドルネームのsage55はセージ55です。シソ科にちなんでつけました。


もうすっかり秋めいてきて空気も爽やかな季節、丘陵の散歩は気持ちがいいです。
先日は観察会にも参加して、いろいろと新しい植物を見ることもできました。
絶滅危惧種と思われるものもあって、いろいろと自然を見つめていくことの大切さを思う日々です。

四月に花を咲かせていたオトコヨウゾメも早々と赤い実を付けていましたよ。
素晴らしく実付きも色も良いものがありました♪

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オトコヨウゾメ(男莢迷)
別名:コネソ
スイカズラ科 ガマズミ属


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まだこの位が普通の色です


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春、咲いていた花です


あっという間に季節は廻り、もう秋。
いい季節ですね、でもまた寒い冬が来て・・・
毎年その繰り返しなのだけれど、その度に新鮮に感じられる四季のある日本って・・・いいですね。

9月27日撮影

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そう思いながら帰ってきたこの日、御嶽山が爆発しました。
「こんな日が来るなんて」、衝撃的なニュースを聞き思いました、「ちょうどあの日と似ている」 と・・・

自分の過去の意識の中には今まで普通に登っていた山が爆発した記憶などなく、次々に入ってくる情報は、信じられないことばかりでした。
(阿蘇山が1958年に爆発した時には12名の死者がでたそうですが)

4日目の今日になっても水蒸気爆発は続き、火山灰は小さな砂利を含んで落ちてきているそうです。
救助できないでいる人も24名いて、まるでポンペイ最後の日のように感じられて怖いです。
富士山が爆発したらどうなるんだろう・・・
今は昔学校で習ったように、休火山とか死火山という言い方はしないそうです。
それは数億年前の火山でも爆発する危険性は常にあるから。

小泉元首相も
「御嶽山の噴火は専門家でも想定外といっている。日本は原発をやっちゃいけない国だ」と・・・

3年前の地震と津波の記憶が蘇ります・・・





秋になって黄色い花で林道を飾っているのはキバナアキギリ、ヤクシソウにアキノキリンソウ。
一番多いのが最近ではこのキバナアキギリかもしれません。
以前に比べると他のヤクシソウも以前ほどではなく、アキノキリンソウは見ることが少なくなりました。
でもあまり高くならないせいか、大きな花なのに何となく華やかさには欠けるかも・・・

林の少し薄暗い中に群生していました。

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キバナアキギリ(黄花秋桐)
シソ科 アキギリ属


おどけた小さな小人たちが窓からこちらを見ているようですね。

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右側の花:上唇弁の下に普通は隠れている雄しべが見えます
中心の紫色の退化した雄しべに虫が乗ると
上からこの隠れている雄しべが降りてきて花粉を背中に付けるという面白い生態です


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色白のもあります


東京都では準絶滅危惧種という事ですが、ここの丘陵ではそこそこ咲いています。
季節になると律儀に花が咲いてくれるというのは先日の曼珠沙華もそうですが、当たり前のことのように思いがちです。
しかし自然の中にいると必ずしもそうではないこともあり、いつも通りに花が咲くとホッとします。
キバナアキギリは以前より増えたかもしれません。

9月下旬撮影



今頃がオオバコの季節だったのかしら、と思うくらい気にも留めることもない野草です。
野草というより厄介な雑草のようですが、きれいな紫色のおしべをつけたオオバコを見つけました。
いつも見るのは白っぽい雄しべが多いのですが、たまにこういう色のを見ることがあります。

ちょうど雄性期で紫色の葯が目立っていますが、真ん中あたりに見えている星形のは花でしょうか。

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オオバコ(大葉子)
オオバコ科オオバコ属


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雄しべの葯が紫色、上の方は雌性期の白い雌しべが見えています
右はすでに結実したもの


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全体はこんな感じです

花ともいえないようなものですが、きれいな葯を持っているのだなと、ついカメラを向けてしまいました。

オオバコを調べていると植物としての解説より先に料理や薬効について述べたものが多く、そんなに薬草としての効能や栄養があるのかと驚いてしまいます。
漢方薬としてはオオバコの全草や種子を乾燥させたものは車前草・車前子と呼ばれ様々な薬効があるようです。
また食物繊維や栄養が多く含まれハーブやお茶、料理にダイエットと八面六臂の活躍です。

と書いていてハタと考えました。そういえば「八面六臂」ってよく使うけれど何だろう・・・・?
最近は使われなくなった言葉ですよね。

調べてみると

1 仏像などが八つの顔と六つの腕をもつこと。
2 あらゆる方面にめざましい働きを示すこと。「―の働き」

と書かれていました。そうか、それだけオオバコってすごいんだ!
こういうものを昔の人たちは知っていて漢方薬や生薬、民間薬として利用していたのですね。
地味な花ですが、只者ではなかったのですね。
一度「オオバコのお浸し」とか作ってみようかな・・・?

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少し画像としては寂しいのでイトトンボを。

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オオアオイトトンボでしょうか



9月22日撮影





まだ、狭山丘陵に通い始めたばかりの頃、この花の美しさに魅せられたことがあります。
野菊にしては大きくスッキリしている花を見て伊藤左千夫の「野菊の墓」のモデルはこの花かしらと思ったものです。
以前使っていた楽天ブログのプロフィール写真にもこの花を使っていました。

他の所のは白に近いのに、ここのユウガギクは薄い紫色がかっていてそれも気に入っています。
ちょうどまだ朝露がかかってより美しさが引き立っているように感じました。

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ユウガギク(柚香菊)
キク科シオン属(旧ヨメナ属)


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朝露が美しいですね


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こんな色で、こんな咲き方をします


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お花屋さんで見る菊のように真っ直ぐ伸びています


ユウガギクは普通は花があっち向きこっち向きしているのですが、一番下の写真ではきちんと上を向いて咲いていました。
この花は茎が細いのか倒れたり茎がもつれたようになってしまうのです。
多分、真っ直ぐ生えていたのはすぐ横の高い葦が風を防いでいるのと、湿地の奥で栄養が豊富なのが原因で茎もしっかりしているのでしょうね。

9月22日撮影





もっと山の近くに行かないと見られないと思っていたツリフネソウが丘陵で見られるのは嬉しい限りで、毎年撮りに行くのを楽しみにしている花の一つです。
ちょっとおどけたような表情をしていて上から花をぶら下げたスタイルが、舟を吊り下げているように見えるからツリフネソウだって♪
それだけだって楽しいネーミングです。

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ツリフネソウ(釣船草、吊舟草)
学名:Impatiens textori
ツリフネソウ科ツリフネソウ属


学名にあるように impatiens つまりインパチェンスの仲間ですから、種が熟してくるとパチンと弾けて遠くに飛んでいきます。

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しっかりと吊り下げられた花


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アキノウナギツカミやヤノネグサ、ミゾソバ、などと共に自然の寄せ植え


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でも実際はこんな感じです


日陰でも日当たりのよい場所でも、水さえあればはびこると言われているツリフネソウですが・・・
以前の大群落は影をひそめ、今や風前のともしび、ここは一番下の写真の状態です。

別の所にはもっと大きな群落があったのですが、そこもカナムグラや葦の大群に占領されて、ここ数年で半分以下になってしまいました。
もっと前を知っている人たちは、丘陵にもかつてはサワギキョウやオオニガナがあったのだけれど・・・
と嘆かれます。
何とかしてほしいです、このままでは湿地はただの葦原になってしまいそうです。

9月22日撮影





数年前までモズは渡り鳥で、秋から冬になるころ丘陵に越冬のためにやって来るものと思っていました。
以前からいたのかどうかわかりませんが、3年ほど前、畑の杭の上にちょこんと止まって地面を見ていたのを見ました。
オヤこんな所にもモズっているんだ。
なーんて思ったものですが、昨年からは家の前の電線にもやって来るようになって、朝から独特の声で鳴いています。
お蔭でモズの声は聴き分けられるようになりました。(笑)

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今日はオスのようです


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これが精一杯


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少し遠くに飛んで行ってしまいました


望遠レンズと言うほどのものではないけれど250mmだと少しきついですね。
毎日、四季を問わず庭にやってくるシジュウカラ、早春には顔を出してくれるメジロ、これからうるさくなるムクドリ。
ウグイスは最近来ないけれど・・・どれもみな可愛いですね。

気になるのは最近、丘陵でも見かけることが少なくなった小さな鳥たち、どこに行ったのでしょうか?
それとも気が付かないだけなのでしょうか。

何はともあれ冬に向かて鳥たちを見やすい時期になります。
これから、また以前のように鳥たちに出会えますように・・・

冬のモズ(←Click here)

モズのメス(←Click here)

9月21日撮影




先日、ニホンハッカを富士山の湿地の近くで撮っていて、そうそう丘陵にもニホンハッカの葉のようなのを水辺で見たっけと思い出しました。
予定より少し回り道でしたが寄ってみました。

タイミングよくたくさん咲いていました。
やはりニホンハッカ(ワシュハッカ:和種薄荷)でしたよ (^_^)/

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ニホンハッカ(日本薄荷)
別名:ワシュハッカ(和種薄荷)
シソ科ハッカ属


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他のミント類より大きめの花


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ニホンハッカの特徴、萼筒が尖っています
他にも葉が細長いのも特徴です



気になったのが雄しべの先のピンク色の葯ですが、右側の方は白くなっています。(葯はピンクの矢印です)

ピンクの葯の部分が縦に割れて落ち、中から白い花粉塊が出てきたという事でしょうか。

雌しべ(赤矢印)は左に比べると右は伸びているのが分かります。

花弁も大きくなって、最初飛び出していた雄しべと同じ長さになったので花にくっついているように見えるのでしょうね。

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ちょうど、咲きだしたばかりの左の雄性期の花から右の雌性期に入った花が見られて面白かったです。

シソ科の花は大好きで自分のハンドルネームにも「sage」(セージと読んでね)と使っています。
庭にもシソ科の植物はたくさん生えていて、ミント類やシソ、バジル、ローズマリー、タイムセージ類などが植えてあり歩いたり水やりをするといい匂いがします。



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ゲンノショウコはありふれた花だけれど、野に咲く花の中では可愛くて好きな花の一つです。
狭山丘陵では主に白と薄いピンクの花が咲きます。
でもちょっと穴が開いていたりして、なかなかこれといった美人さんに会えなくて、何度も撮り直しをしたりしていました。

で、これはどうでしょうか、ピンクのきれいな花に目をつけたら、私と同じように考えたのでしょうか・・・
ホソヒラタアブに先を越されてしまいました。

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ゲンノショウコ(現の証拠)
フウロソウ科


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ほらスタイリッシュでしょ?


関東より北では白又は薄いピンクが標準で、関西以西は赤花が普通ですが、赤花も最近たまに見かけるようになりました。

今日、〇〇山広場を歩いていたら、きれいに刈り込まれた原っぱに白い小さな花が見えます。
あら、何かしらと近づいてみると、おやおやゲンノショウコではないですか。
驚いたことに赤花も混じっています。

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白がほとんどでしたが赤もまとまって数ヶ所見られました


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花びらには赤い線が入ります


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赤花にはもっと濃い線が入ります


以前から赤花が咲いているという情報はありましたし、私自身も見ていたのですが・・・
これだけここで見られるという事は赤花もかなり増えつつあるのかもしれません。

草刈りのあとでもう一度芽を出したせいか、ずいぶん丈が低く5~10cm位の高さでした。

9月23日撮影





彼岸花とはよく言ったもので毎年この時期に咲いてくれます。
実家の庭には毎年数株だけ咲いていたのですが、増えもせず減りもせずで、何となく曼珠沙華が咲くのを心待ちにしていたような気がします。
迷信を信じることの多い母でしたから、なぜこの花をそのままにしておくのかなと思ったのですが、私もこの花の色と形には惹かれていたので、何も言いませんでした。
ただ、「いつからあの花はあるの?」と聞いたことがあります。
「さぁ、この家に来た時からあるので分からない」といっていましたっけ・・・

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ヒガンバナ(彼岸花)
別名:曼珠沙華
ヒガンバナ科ヒガンバナ属


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逆光で撮っています


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もう少し濃い目に撮った方がよかったかしら・・・


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小川のほとりに咲いています


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茶畑のそばを小川は流れていき、やがて荒川に合流します


金曜日に見に来た時にはまだツボミが多くて撮れないと思ったのですが、今日はほぼ八分咲きでちょうど時期的にはピッタリと咲いたようです。
昨年撮りに来たのは9月の21日、今年は22日、そして明日はお彼岸の中日・・・
ご先祖様たちは今の生活を見てなんて思っていらっしゃるか・・・
「相変わらず心配な事ばかり」と思っていませんか?と思わず話し掛けたくなります。

つい数週間前に義兄姉と仲良く旅行に行ってきたからホッとしていらっしゃるかもしれません。
少しは親孝行かな・・・





9月22日撮影

今年はあっという間に夏が終わって、もう秋本番の趣きですが日中の丘陵ではツクツクボウシと秋の虫が鳴き競っています。

あれだけ賑やかに咲いていたヌスビトハギもそろそろ終わりで、ヌスビトの名前の通りのくっつき虫の種が出来かけています。
小さなかわいい虫がくっついていました。
アシグロツユムシの幼虫でしょうか。

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ヌスビトハギの種と足の長~いアシグロツユムシ


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ヌスビトハギ(盗人萩)
マメ科ヌスビトハギ属


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こんな赤い色も


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でもまだまだたくさん咲いているところもあって


マメ科の花が続いています。
今頃の季節がマメ科の本領を発揮する時期なのでしょうか?
小さな花が多くて撮りにくいのですが、つい可愛くて何とかしたくなりますが、難しいですね。

9月19日撮影




すっかり秋になってしまったような気候です。
いつもの年なら暑さ寒さも彼岸まで、というのだけれど・・
今年の関東地方は9月の声を聞く前から秋風が吹いて、もう肌寒いくらいです。

そうすると、マメ科の花たちは待ってましたとばかりに咲き始めます。
その一つのヤブマメも青紫の花をあちこちで咲かせていました。

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ヤブマメ(薮豆)
マメ科ヤブマメ属

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ヤブマメの上に何やら咲いています


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ヨモギの花が咲き始めていたのですね



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ちょうど見ごろというか満開と言うか・・・


このヨモギもきれいな時期はほんの2、3日。
あっという間に色あせてショボショボになってしまいます。
こうやって見ると案外賑やかな感じに見えますね。

ヨモギには古代より沢山の利用法があって、ヨモギ餅、ヨモギ団子、薬用効果(入浴、生薬)、お灸に使うもぐさ、などがあります。
キク科の植物は畑のコンパニオンプランツとしてもよく使いますが、何か特別のパワーがあるのかもしれません。

でも近くで撮っていたせいか、どうも昨日から鼻炎っぽいです。

9月19日撮影




これも庭の雑草で、いつもなら容赦なく抜いてしまうのだけれど、他の花を撮っているすぐそばに一つだけ咲いていたので撮ってきました。

よく見ると案外面白い形態をしているので驚かされます。
上の赤い穂状の部分は雄花、葉の真ん中にあるモシャモシャとしているものが雌花です。

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エノキグサ(榎草)
別名:アミガサソウ
トウダイグサ科エノキグサ属


トウダイグサ科というのがちょっと驚きですが・・・

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真ん中少し下あたりに雄花が3つ開花しています


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葉のくぼみ中央、毛の生えた半球状のものが受粉を終えた雌花


花粉をうまくこの葉っぱでキャッチしてモシャモシャで受粉するような設計のようです・・・
エノキの葉っぱに似ているからエノキグサだそうです、別名のアミガサソウも編み笠に似ているからかもしれませんね。

たかが野の花ですが、いろいろと工夫して命をつないで子孫を残す努力をしているのが分かります・・・

9月19日撮影




小さなマメ科の花が咲き始めました。
ツルマメといって大豆の原種とされている花ですが、小さくて5mmもあるでしょうか。
いかにもマメ科らしい花でスイートピーの超小型版といったところです。
葉っぱはダイズによく似ていますね。
一か月後ぐらいには枝豆と同じ形の小さな莢ができて小さなダイズのような豆ができます。

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ツルマメ(蔓豆)
マメ科 ダイズ属


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葉柄の付け根辺りから花序をだします



近くでは小さな蛾が葉の裏に隠れています。
どうやっても表側に出てこないので、あきらめて裏翅を撮ってきました。
ちょっとボケてしまいましたけれど・・・黒い翅に小さな白い星がいっぱい散らばっていてきれいでした。

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多分、シロモンノメイガ


2cm足らずの蛾ですが、とても印象的な翅の模様で何とか撮りたかったのですが、恥ずかしがり屋のようでどうしても葉の裏に回ってしまうんですよ。主に山で見られるそうです。
もう少し粘っていればよかったかなぁ・・・

9月12日撮影




数年前からこのアレチヌスビトハギが北側で見られるようになりました。
調べてみるとこのブログ初めて登場は2008年でした・・・
ハギにしては色も濃いし、何か雰囲気の違う花だな・・・というのが第一印象でした。
1940年に大阪で発見された北アメリカ原産のヌスビトハギの仲間です、派手な色といい風貌といい、いかにも異国風です。

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アレチヌスビトハギ
マメ科ヌスビトハギ属


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2014年9月13日撮影


ヌスビトハギと同様にくっつき虫の種ができます。
しかし緑の森の博物館の前が一番きれいに咲いています。
通りがかりの人はハギと混同しているようで「アッ、ハギがきれい」なんて言っていますが。
これって、もの凄く繁殖するようなので管理の方は駆除した方がいいんじゃないかしら・・・なんて思っています。

さてもう一つ、厄介者のアカボシゴマダラを久しぶりに見ました。
今年はヒラヒラと優雅に飛ぶアサギマダラやビューッと豪快に飛ぶオオムラサキも見ることができなかったのですが、ちゃんと繁殖しているのでしょうか。

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木陰で休むアカボシゴマダラ


羽根を広げたのを見たかったので、ツンツンとそばの葉をつついてみたけれど、全く動じないでこの姿勢を保っていたのもさすが「要注意外来生物」、なかなかのツワモノという雰囲気です。
個人の放蝶が原因で本来は南方にいた蝶ですが、現在は東北地方を北上中という事です。
しかし調べてみると・・・

「本種は、広東産の標本に基づいてリンネにより命名された。あらゆるチョウの中で、最も古く命名された種類のひとつである。」とwikipediaにあります。

おやおやあの愛らしいリンネソウの名前は生物学者のカール・フォン・リンネに因んでつけられたのですが、
この蝶の名前を付けたのがリンネだったとは驚きました・・・

リンネソウ
リンネソウ 入笠山にて2011.07.19撮影








アキノノゲシというと大きく育つわりに、地味な花で、そこはかとなく雰囲気のある花だと思っていて、よく撮ってブログにもアップする好きな花だったのですが・・・
雑木林更新中とされた地区に行くと、一面このアキノノゲシだらけでした。

これはちょっとひどいなぁ・・・
2m超もありそうなので青空をバックにするとこんなに元気そうに写ってしまいました(笑)
(背景もアキノノゲシです)

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アキノノゲシ(秋の野芥子、秋の野罌粟)
キク科アキノノゲシ属


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花だけ撮ると可愛いんですよ


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少し日陰で撮ってみました


これくらいならこの花らしい感じがします。
草刈りで刈り残されたのが一株、二株が田んぼのそばに立っているのはよく見かけていたのですが、ここのはちょっといただけません。
とはいえ、一生懸命博物館の職員と思われる人が近くを草刈りしていたので、何とか種になって飛ぶ前に刈り込んでおいてほしいものだと思いました。

東南アジア原産で、稲作と共に日本へ渡って来た史前帰化植物だそうです。

9月14日撮影




この時期の森の楽しみはさまざまなキノコに出会うことです。
小さなこの世界では童話の世界に紛れ込んだような不思議な形のキノコに出会うことができます。
キノコの時期は春と秋が主ですので、これから見かけることも多いかもしれません。

TOPの写真はキイボカサタケ、まるでアールヌーヴォーのエミール・ガレのガラスの世界に迷い込んだようです。
ガレやドームもこのようなキノコに創作意欲をかき立てられたのかもしれません。

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キイボカサタケ


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ヒナノヒガサ?


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タヌキノチャブクロ


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キツネノチャブクロ(別名ホコリタケ)幼菌?


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ヌメリイグチ(カラマツリコボウかもしれない?)


タヌキやキツネのチャブクロ、なんて名前がとても楽しいネーミングで、調べながら書いていると思わず笑ってしまいますね。
最後のイグチタケの仲間は山中湖の宿泊先の横のカラマツ林で見つけたものですが、ずいぶん前に信州・佐久のウグイスの森という所に在住のお友達にもらったことがあるリコボウというキノコに似ています。
でも、キノコの名前はよく分かりませんのでもし違っていたら教えてくださいね。

下二枚は山中湖のカラマツ林の中で見つけたもの、他のものは狭山丘陵です。





クワクサなんて庭の雑草で、どんどん生えてきては種を散らし、毎年草取りに苦労するのですが、野にある場合はまた別でなかなか面白い花の構造ね、なんて勝手なことを思ってしまいます。

今日もこのクワクサの花の付き方はいいなと立ち止まって写真に撮ってしまいました。
葉脇の小さな球状の花序には雌花のツンツンと立った雌しべが見えています。
雄花の方も花被片が開くと雄しべが外側に反り白い葯をつきだします。

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クワクサ(桑草)
クワ科クワクサ属


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手前が球状の雌花、向こうの雄花は真ん中のが弾ける寸前、右下のが開花した状態です


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こちらは全体が緑っぽい個体


どうやら雄しべがはじける勢いで花粉を飛ばしそれを雌しべが受け止めるという、器用なことをやっているようで小さな花の構造に感心してしまいます。
野の花は地味なものがほとんどで華やかさには欠けますが、それぞれが工夫をして子孫を残しているのですね。
そう言えばカテンソウという小さな花が丘陵にはあるのですが、それも同じように折りたたんだ雄しべを外に向けて弾くそうです。カテンソウは今、東京都の絶滅危惧種Ⅱ類ですが、庭の雑草のクワクサだってどうなるかわかりません。
昔あんなにあったのにね、というオナモミだって今や環境省レッドリストで絶滅危惧II類ですから・・・

9月14日撮影





カセンソウが咲いていますよ、と聞くとやはり丘陵に出かけたくなります。
先週ツボミだったのがきれいに開いています。
まだ咲き始めで、しばらく咲き続きそうな雰囲気でしたから、今年もまずまずかな・・・
咲いている場所が石材置き場になったり、重機が入ったりしていたようで心配していたので無事に確認できてホッとしました。
いつもの年なら8月半ばには咲くのに今年は一ヶ月遅れでした。

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カセンソウ(歌仙草)
キク科オグルマ属


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小さな虫はオオメカメムシ、お日様を浴びてきれいです


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裏っ側に回ってしまいました


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雑草の中でも元気だよ~


花径が3cmはありそうですから園芸種のようですが、やはり野生的な強さを感じさせる花です。
東京都の絶滅危惧種Ⅰ類ですから大事に見守りたいですし、
ぜひ雑草に負けないで来年はもっともっと盛大に咲いてほしいですね。

9月13日撮影





今日のブログは山中湖の続きのつもりだったのですが、朝からまずまずのお天気。
ヤッタネ!と情報をいただいていたコミカンソウを見に行ってきました。
図鑑でしか知らなかったので以前から見たかった植物の一つです。
もちろん初めての掲載なのですが、情報をくださったOさん、Kさんありがとうございました。

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コミカンソウ(小蜜柑草)
コミカンソウ科コミカンソウ属

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3mm位の小さなミカンが並んでいるみたいなのでコミカンソウ

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こんなに沢山!

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高さは25cmくらいかな

小枝の葉は夜になると2列が上側へ閉じて就眠してしまいます。
道端や畑で見られる植物で関東地方以西、韓国、華南、東南・南アジアに分布しています。
史前帰化植物と言われているのですが、ずいぶん前から日本に住んでいるんですね。
でも、私は初めて見ました。
皆さんは見られたことがありますか? 

9月12日撮影





お天気はパッとしなかったのだけれど山中湖に着くと富士山が出迎えてくれました。
快晴ではなかったけれど、ほぼ全容が見えたので良かったです。
もちろん花にはつい目を向けてしまいます。

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晩夏の富士


山中湖
朝の山中湖


ハッカ2
ハッカ類にしては花が大きいと思ったらニホンハッカ(和種薄荷)


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エゾミソハギ(蝦夷禊萩)


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エゾと名前が付いていますが、日本全国にあるそうです。普通のミソハギは茎を抱かないのですが、これは抱いていたのと毛深いのでエゾミソハギとしました。
ニホンハッカやこのエゾミソハギ、ちょっと目は普通のハッカ、ミソハギですが、高い所や環境が違う場合はとりあえず別種の可能性があると疑って見たほうが良いのかもしれません。
山中湖は標高1000m、ここは湿地帯でした。

なおニホンハッカには多くの種類があるようで、大まかな区分けでニホンハッカとしました。

9月8日撮影





一昨日、昨日と山中湖に行ってきました。
もう数か月前から予約して、満を持して出かけたという気合の入れ方(ちょっとオーバーですが)。

義理の兄弟姉妹夫妻がうちを入れて4家族、8名で初めての旅行でした。
といっても、二家族でわかれて車で現地集合、我々は千葉から来る姉夫婦を大月駅でピックアップ。
目的地まで少し時間があるので大月駅からすぐの国の名勝の猿橋を訪ねてみました。
江戸時代には「日本三奇橋」の一つとしても知られ、甲州街道に架かる重要な橋で木造では唯一現存する刎橋(はねはし)です。

推古帝の頃、渡来人の志羅呼(しらこ)という土木技術者が猿が体を支え合って橋を作るのを見て作ったという伝説があるそうです。(それで猿橋なのね)
それから何度も橋は架け替えられ、江戸時代には9回も架け替えられてきたそうです。
江戸時代に現在の形の刎橋という工法で作られ、最後は昭和58年着工、59年8月完成。

刎橋(はねはし)
  両岸の岩盤に穴を開けて刎ね木を斜めに差込み、中空に突き出させる。その上に同様の刎ね木を突き出し、
  下の刎 ね木に支えさせる。支えを受けた分、上の刎ね木は下のものより少しだけ長く出す。これを何本も重ねて、
  中空に向けて遠く刎ねだしていく。これを足場に上部構造を組み上げ、板を敷いて橋にする。この手法により、
  橋脚を立てずに架橋できます。


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猿橋


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こんな風に刎ね木を重ねます
木が腐らないように瓦屋根が・・・


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猿橋の中ほどから見ると別の橋がみえます
(多分赤い橋は国道20号)


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よく見ると水道橋です・・・


左側の方に流れていきます。
興味があったので調べてみると、この水路橋は上流の駒橋発電所で使った水を八ツ沢発電所へ流すための橋で、明治45年に造られました。国の重要文化財だそうです。

ここでハッと思いだしたのは中央高速の下りを走っていると上野原を過ぎたあたりで、小学校で習った通りの水路式発電所が見えてきます。あれの水はどこから来るんだろうと、ずーっと疑問だったものが、パチッと繋がったような気がしました。
多分、この水路橋の水が流れて行っていたのですね。

明治時代には東京に電気を送っていたのですから、そしていまだに現役だという事ですから明治の昔から日本の技術力はすごいものです。
このような自然を利用して作る優しい電気、この水路橋は明治のころから電気を作る水を運んでくれていたのですね。
まさに文明開化の頃です・・・

9月8日撮影







昨日は出かけていて先程帰宅しました。
ちょっと疲れたので今日の更新はこれだけです・・・

ツユクサは珍しくないけれどタンデムのツユクサだし色がとてもきれいなのでつい撮ってしまいます。
ツユクサの色もいろいろあるけれど、やはりこの濃い青色が一番かもしれません。
庭にも咲くのですが、全部取らないで少し残すようにしています。

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ツユクサ(露草)
ツユクサ科ツユクサ属


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ヤマトシジミと目が合いました



9月5日撮影



 
昨日センニンソウの隣に咲いていたユウガギク撮っていたら、その向こうの背景になった所の植物、よく見たらアキカラマツの花でした。
アキカラマツはいつもこの裏辺りで草刈りに遭って花期を前に駆られてしまうのですが、ここはちょうど茶畑の法面にあたるせいか刈り残されたようです。
どっさりと咲いているのですが、花しか見えていませんでした。

でも手前のユウガギクから見てくださいね。
柚子の香りがするユウガギクと言われていますが、葉っぱはキク科の匂いです。
狭山丘陵では一般的なキク科の代表のような花で、7月の末ぐらいから咲き始めます。

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ユウガギク(柚香菊)
キク科ヨメナ属


背景になっていたアキカラマツの花です。
もっと近づきたかったのですが、落っこちるといけないので、これで諦めました・・・

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アキカラマツ(秋唐松、秋落葉松)
別名:タカトウグサ(高遠草)
キンポウゲ科 カラマツソウ属


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花と一緒に撮れない位置に葉っぱはあったので、刈られたばかりで新しい目が出ているのを撮りました。
本当は一昨年のようなアキカラマツ(←Click here)を撮りたかったんですよ。
こちらもあと一ヶ月もしたら爽やかな花を咲かせるかもしれませんね。
そうしたらまた撮り直してみます・・・

9月2日撮影





今年はセンニンソウがとても目立っています。
特別今年が当たり年ということではなく、何年も前からセンニンソウはあちこちで蔓延っています。
白くてきれいな花だし、もともとがクレマチス・テッセンなどの仲間ですから野草としたらきれいな見栄えのする花です。
同じような花の形をしているボタンヅルよりもこちらの方が大き目ですし、成長する力も優勢かもしれませんね。
場所によっては数メートル四方に広がっている所もありました。

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センニンソウ(仙人草 )
学名:Clematis terniflora
キンポウゲ科センニンソウ属


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こんなにどっさり咲いています


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一ヶ月ほど前からチラホラ咲いているユウガギクと一緒に


余りにも沢山の花が絡み合っていて花一つ一つがよく見えない位の混雑ぶりです。
仕方がないので端っこを狙って撮っていたらユウガギクが咲いていました。
以前に比べるとユウガギクは一時の勢いが衰えてきているのかもしれません。
花にも栄枯衰退があるのでしょうね・・・

9月3日撮影

最後の写真のユウガギクの背景に注目!






2週間前に見た時はまだツボミだったので安心していたら・・・
あらら大変、今日行かなかったら終わってしまっていたかもしれません。
毎年、形にユニークさに惹かれて撮りに行っています。
今年もなんとかセーフでした。こんな感じでツルを伸ばすんですよ。

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ナンバンハコベ(南蛮繁縷)
ナデシコ科ナンバンハコベ属


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萼は筒状で長さ1cmくらい


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花はハコベと名前が付くのですが大きくて1~2cmはあるでしょうか・・・
クサビ型に曲がった花弁、それに添うように雄しべが伸びていて独特の形で最初に見た時の印象は今でも残っています。
こういう花、もしかしたら以前は普通の花でどこでも見られて雑草扱いされていたものかな。
埼玉県では準絶滅危惧種、東京都で絶滅危惧種Ⅱ類・・・
大事に見守りたい花の一つです。

9月5日撮影

今日は観察会でご指導頂いているI先生に誘われて八王子の長池公園で行われている神津島の花の写真展に行ってきました。

⇒続きを読む


丘陵の北側のつづきです。
昨日のワレモコウを撮りつつ田んぼを覗いてみました。
数週間前に訪れた時、オモダカの葉を見つけていたからです。
ああ、端っこの方にほんのちょっとだけ花を咲かせている株がありました。
まだ雌花しか咲かせていなかったのですが、あと一週間もすれば上の方につく雄花も見られるかもしれません。

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オモダカ(面高)
オモダカ科オモダカ属


少し離れた場所に行くと、棒のようなアブノメが生えています。
茎の上にチョコンと小さな紫色の花がたった一つ付いていました。
少し離れていたのと水田の中なので入れず、やむなく証拠写真程度になりました。

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アブノメ(虻の目)
別名:パチパチグサ
ゴマノハグサ科アブノメ属


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花径5mm位の花がこんな感じて付いています


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まだこれから咲くツボミがいっぱいです


別名のパチパチグサは中空になっている茎をつまむとパチパチ音がするからだそうですよ。
音をさせて楽しむほど咲いていなかったのと、花がこれからというのが残念でした。
機会があれば撮り直してみたいです。

まあ地味な花で花とは言えないようなものですが、アブノメは東京都の絶滅危惧種Ⅰ類、埼玉県では準絶滅危惧種に指定されています。
有害雑草とされた植物は除草剤などを蒔かれて絶滅危惧種になってしまったものが多いです。
オモダカも準絶滅危惧種・・・

9月3日撮影





谷戸では数ヶ所ワレモコウの咲く場所があり、毎年楽しみにしているのですが、なぜか花が咲く前に草刈りが行われきれいに開花しているのは一ヶ所あるか無いかです。
今年は数カ所で葉っぱは見ていたのですが、残念ながら開花していたのは一ヶ所だけでした。
それも倒れて息絶え絶えです・・・

それでも粘り強く開花中の花を探し撮影しようと試みていたら、こんな写真が撮れていました。
なんかボケているのですがハナアブが可愛いのでアップです。

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ホソヒラタアブかな?


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ミツバチハッチのようなボーダーが可愛いね


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白い所が開花中です、ちゃんとそこを狙って吸蜜中


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ワレモコウ (吾亦紅・吾木香・割木瓜)
バラ科ワレモコウ属


9月3日撮影

吾も亦紅いのですよといったのでワレモコウというのは有名な話ですが。

もう一つの漢字名の「吾木香」は、日本の木香の意で根が木香(もっこう・キク科の植物の根で生薬の原料)に似ているからだそうです。

最後の三つ目の漢字名は「割木瓜」ですが、木瓜(もっこう)という家紋があります(実家の家紋)。
「木瓜」というのは鳥の巣と卵を表していて子孫繁栄を願って家紋にしたそうですが、花の形がこの木瓜を割ったようだからと書かれていました。
似ているかどうかわかりませんが諸説あるのは面白いものですね。

そういえば訂正が一つあります。
うっかりして、9月2日のブログで中秋の名月を一週間、間違えて書いてしまいました。
最近ぼんやりしているのか、こういう事が多いです。
以前からですよって?だったら大丈夫かな・・・
中秋の名月は今年は9月8日ですので来週の火曜日です。(^^ゞ





久しぶりに丘陵に出かけました。
気になっている植物の状況を確認したかったからです。

で、歩いていたら、おや!コバノカモメヅルがこんな道端にあるではないですか・・・
しかしこのコバノカモメヅル、ずいぶん大きいなぁ・・・
調べてみると、コバノカモメヅル(←普通のはこちらを見てください)は7~9mm。
見つけたのは20mmもありそうな大きなものでした。

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ジョウシュウカモメヅル(上州鴎蔓 )
ガガイモ科カモメヅル属


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500円玉は直径26mm、比べてみるとやはり20mmはありそうです


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赤い花弁も細身です


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ヒナタイノコヅチとも比較


そういえば以前南側の田んぼでもアズマカモメヅルと言われている白花のカモメヅルを撮った時にも同じように大きなコバノカモメヅルがあったっけ。
あの時もちょっとだけ「?」って思ったけれど・・・

ジョウシュウカモメヅルは上州(群馬県榛名 山)で初めて発見された花径が15~20mmのもので、コバノカモメヅルの変種と言われています。
多分この大きさなら十分ジョウシュウカモメヅルで大丈夫かもしれません。

9月3日撮影





メドハギはよく見かける雑草のような植物ですが、そこそこ花はハギの仲間らしい花を咲かせます。
花付きが悪いのか花を付けているのを見ることは少なく、付いていてもあまりいい状態のものがありません。
でも、ここのメドハギはなかなかいい状態で綺麗に咲いていました。
ただ、お行儀の悪い花であっち向きこっち向きで撮りにくかったです・・・

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メドハギ(筮萩)
マメ科ハギ属


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・・・うまく撮れないなぁ・・・


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こんな感じで花が付きます


メドハギのメドは占いに使うゼイチクのことというのは以前にも書きましたのでよかったらこちらを見て(←Click・花はこちらの方がいいかも)ください。

8月23日撮影

そう言えば昨晩は中秋の名月でしたが、雨が降ったせいもあり気が付かないうちに終わってしまいました。
今晩は十六夜(いざよい)が見られるかもしれませんね。
それで思い出したのだけれど十六夜日記なんてありましたね、古文か歴史で習いましたが、内容はすっかり忘れてしまいました。
歌人として名の知られた藤原為家の側室だった阿仏尼が我が子に跡目を継がせるため訴状を持って鎌倉に赴く途中に書かれたものだそうです。
旧暦の10月15日に書き始めたので十六夜日記。
ちょうど737~739年くらい前の今日書き始められたのですね。




8月の半ばぐらいからツルリンドウの開花情報を聞いていたのだけれどなかなか出かけられなくて今年はもう無理と諦めていました。
とても残念だけど・・・・草刈りにやられたという話もあったりして。
と思っていたら、昨日の立ち話情報交換会で教えてもらった所に行ってみました。
たった一輪ですが咲いていました(^_^)/

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ツルリンドウ(蔓竜胆)
リンドウ科ツルリンドウ属


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足場が悪くて片手で撮ったので・・・


ここのは薄いピンクがかった紫色をした綺麗なツルリンドウでしたが、フェンスに絡み付いて撮りにくくこんなにボケボケですが、今年はもう終わりかもしれないので無理やりアップです。
もう少しいいのが撮れたら差し替えますね。

8月31日撮影

さて、草刈りでやられたという現場に行ってみました。
数年前に見つけたツルリンドウの大株はバッサリ切られて見るも無残でした。
少し周りを探してみたら、やっとやっと根生葉が残っていて、何とか生き残っているようです。
他の場所の大事な植物も刈られてしまったという事を聞いたのですが、我々のような週に一、二度しか行かないものでも、どこに何が咲いているかぐらいはある程度頭に入っています。
この辺りのツルリンドウだけでなく大事な植物は、いつ頃芽が出ていつ花が咲くかもある程度は知っています。
それなのになぜ、専従者の管理する人たちは気にしないで業者に任せてしまうのでしょうか?
東京都も埼玉県も絶滅危惧種を守るという意識はないのでしょうか?
パンフレット制作や観光案内ばかりしていないでフィールドに出ていま何がどこで咲いているかを見るのも大事なことだと思うのですけれど・・・
家の掃除をする時も何が大事なものかを知っていないとゴミに出してしまうじゃないですか・・・




sage55

Author:sage55
フツウの生活へようこそ!

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