フツウの生活

狭山丘陵の花、鳥、自然の写真を主に載せながら日々の暮らしの中での思いを書いています。 ハンドルネームのsage55はセージ55です。シソ科にちなんでつけました。


冬には葉も落ちてしまうハナイカダの木は細々としていて・・・来年に花は付くかしらと少し心配をしながら春を待ちます。
見に行くとちゃんと花をつけていました。
この木は雌花の木なので小さな緑色の花を葉のちょうど真ん中につけます。雄花はもう少し大きいのですがやはり中心部に花を7、8個付けます。
その花の付き方が筏に花を載せているように見えるということでハナイカダという風流な名前をもらったんですね。

ハナイカダ
ハナイカダ(花筏)ミズキ科ハナイカダ属


ハナイカダ
雌花の花柱は3裂しています


ハナイカダ
下から見ると花の位置がよく分かります


ハナイカダの雄株は、この雌株とはずいぶんかけ離れた丘陵の奥深くに生えています。
でもハナイカダの実は毎年実を付けますから、どこか近くに雄株があるんじゃないかと思っているのですが、どうなのでしょう?
雌花は雄しべを持っていないので自家受粉は出来ないでしょうしあんな遠くから花粉を持ってくる虫がいるのでしょうか・・・
植物は不思議ですね・・・

少し地味な花なのでもう一枚

ウグイスカグラ
ウグイスカグラの実がもうこんなに♪







何年も見ていないけれど、ここにも以前はキンランやジュウニヒトエやクチナシグサもあったっけ・・・
なんて思いながら歩いていると、驚いたことに全部見ることが出来ました。
盗掘されて無残な姿になっていたものが、形はひとまわり小さくなっていましたが見事に復活していました。

クチナシグサは実がクチナシの実に似ているからと付いた名前です。
細い葉はありますが笹などイネ科の植物に寄生する半寄生植物だそうです。

クチナシグサ
クチナシグサ(梔子草)
別名: カガリビソウ(篝火草)
ゴマノハグサ科 クチナシグサ属


クチナシグサ
いかにもゴマノハグサ科です


クチナシグサ
小さな1cm位の花です


レッドデータブックでは東京都は絶滅種、埼玉県では絶滅危惧種だそうです。
でも嬉しい事に東京都では知る限り5ヶ所ぐらい見つけていますから、実際はもっともっとあるのではないかと思います。

やはり大事に見守る人が増えてきて盗掘は減ってきているのかもしれません。
持って行っても、その年は咲いても二三年経つと消えてしまうということが理解されてきて盗掘は減ってきているような気がしました。

今日は一日朝から強い風が吹いて寒いくらいの一日でした。
春はこんなに風が強かったのかしらと、なんか心配になってきました。
天変地異の大きな出来事の大きなこの頃、どうぞ皆さまが平和に暮らせますように。
九州の熊本大分の地震もまだまだ続いているようです。
どうぞ一日も早く収まりますように、そして被災なさった方々が一日も早く身も心も平常に戻られますようにと願わずにはいられません。



昨年から気になっていた花を見に行ってみました。
湿気の多そうな雑木林の林道わきに白いキク科の花を見つけたのは一年前の5月の終わり頃だったように記憶しています。
冠毛のないそう果が印象的で、この時期に咲くものを探してみたら、このミヤマヨメナに行き当たりました。
咲き始めを見に行かなくちゃと心に決めて一年待ちました・・・

ミヤマヨメナ
ミヤマヨメナ(深山嫁菜)
キク科シオン属


ミヤマヨメナ
冠毛はありません


ミヤマヨメナ
ミヤコワスレの原種です


ミヤマヨメナ
葉柄のある根生葉は残っています


埼玉県では絶滅危惧種Ⅰ類になっていますから、この花はどうなんだろうと考えて、載せようか載せまいかとずいぶん迷いました。
この花自体はミヤマヨメナで間違いないと思いますが、園芸種の逸出ではないかという思いが消せないでいます・・・
でも、あってもおかしくないという気もしますし・・・

調べようがないですものね(>_<)




木の花というと地味で白や緑っぽいものが多いのですが、この時期の雑木林では所々にオレンジ色の鮮やかなヤマツツジを見ることが出来ます。
美しい若草色の木々の中に咲くヤマツツジはもう初夏の趣きで、木漏れ日の中で輝いていました。

ヤマツツジ
ヤマツツジ(山躑躅)
ツツジ科ツツジ属


ヤマツツジ
前日の雨で少しいたんでいましたが・・・


ヤマツツジ
ツツジの雄しべの葯からは白い花粉が出ています


雨上がりの後だったので雫がついていて瑞々しさが際立っていました。

家の前の植え込みにもツツジが咲いていまが一番美しい季節です。
モッコウバラやオダマキ、スズラン、春の花が次々と咲き始めて嬉しい季節ですが、今日は庭の草とりが忙しくて午前中いっぱい使ってしまいました。
今の時期はまだ暑くないし虫もほとんど来ないので、今のうちが勝負と大忙しです。

春は丘陵に花も見に行きたいし、でも家庭菜園や庭仕事もあってなかなか思うようにいきません。





春先から咲き続けているカキドオシの花もそろそろ茎が高く伸びて写真も撮りやすくなったなぁ・・・
なんて言ってもなかなか気に入ったものが撮れないのよね(>_<)
こんなに普通の花なのにね・・・

横から見たら・・・おや、ラショウモンカズラ(←Click here)に似ているじゃないですか。
もちろん色は薄いけれどシソ科だし似ていて当たり前かしら・・・
そういえばここの所ラショウモンカズラ見ていないなぁ・・・

カキドオシの色は白っぽい青からピンクまでいろいろですがこれは青っぽいほうかも。

カキドオシ
カキドオシ(垣通し)
シソ科カキドオシ属


カキドオシ
花は最盛期になると2cm位


全草を乾燥したものは生薬として利用されます。子供の癇の虫に効くとされカントリソウ(癇取り草)とも言われたそうですし、化粧水の作り方を説明したHPもありましたから、ずいぶん役に立つ植物なんですね。
場所によってはグランドカバーとして使われることもあるようです。確かに野原一面にこの花が咲く本当に美しいなと思いますが、丘陵ではどこでも見られる花なんですよ。

                     
さて、これは何でしょうか?

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とてもきれいな星形の。。。


答えは・・・

⇒続きを読む


湿地の方に降りていくとシダの広がった所に大きな1mもあろうかというシダの胞子葉が何本も出ています。
あれれ、ここはコウヤワラビの沢山生えている場所じゃないですか。
でもコウヤワラビの胞子葉はもっと小さいし、秋から冬に見ていたし・・・
しばらく見ていてもしかしたらゼンマイかなと思いましたがどうでしょうか。
胞子葉の中に一部だけ葉が出ているものがあったので気が付きました。
こんな芸術的な色をしているんですね・・・

胞子葉
ゼンマイの胞子葉


胞子葉
一部だけ葉になっています


胞子葉
胞子葉と下のシダは別のようでした


何だかわかり難いですね。
あまり気にしないで胞子葉の美しさを楽しんでいただけたらいいのかな?
この辺りは近くに小川が流れて湿地もあってとゼンマイの生育環境としてとてもいい場所で、あちこちに生えていてよく見かけます。
春になると栄養葉と胞子葉がほぼ同時に出てくるということですが、ほんの少しの間しか見ることが出来ないそうです。
タイミングが良かったのかもしれません。

                         
丘陵でもクロアゲハが飛び始めましたね。
家の庭にもやってきてキンモクセイで一休みしているのを見つけました。
よく見ると後翅の尾状の突起がありません。
最近よく見かけるようになった南方系の大型のアゲハチョウで、温暖化によって今では宮城県や福島県でも見られるようになったそうです。

ナガサキアゲハ
ナガサキアゲハ♂


本種は温暖化の指標種とされているようです・・・





ありそうでないのがハナイバナの花。
昨年見つけた場所に行って探したのですが見つかりません。
仕方がないのでいつも通りもう帰ろうと思いながら歩いていたら、民家の生け垣の下で見つけることが出来ました。
すぐ近くにはキュウリグサ、よく似ていますが花の付き方と中心部の副花冠の色が違います。
この花、丘陵では意外と見つけにくい花ですが、この所一年に一度くらい見つけることが出来ています。

花は葉と葉の間に咲くのでハナイバナとされ「葉内花」ということでついた名前のようです。

ハナイバナ
ハナイバナ(葉内花)
ムラサキ科ハナイバナ属


ハナイバナ
花は薄い青色、副花冠も同じ色です


ハナイバナ
葉と葉の間に花が一つずつ付きます


おや、下の方にガガンボ?がいます。

そうそう今日はこんな昆虫を見つけましたよ。

ナナフシ
ナナフシの幼生です
身体や脚が縞模様で面白いですね


テレビを見ていたら、どこかでハルゼミが鳴いているといってました。
あぁ、もうそんな時期になるんだと思い、耳を澄ませてみましたがよくわかりませんでした。
これからは毎回行く度に気にしてみましょう・・・





いつもの雑木林の中で今年も無事にキンランが咲いていました。
でも昨年の場所では小さなものが一つだけ・・・
諦めて帰りかけたら、「ここにいますよ~」とばかりに咲いていました(^_^)/

キンラン
キンラン(金蘭)
ラン科 キンラン属


キンラン
こんなに!


キンラン
満開!


キンラン
これもあと少しで満開!


と豪華に載せてみました。
元気に咲いてくれて何よりです。
毎年書いているのですが、昨年の所に行ってみ見つからないことが多いし、昨日あったものが消えてしまったり折られて投げ捨てられていることもあります。
キンランは地中で特殊な菌類との共生関係を保ちながら育つため他の所に持って行っても枯れてしまいます。
大事に見守って来年も楽しみたいです。





一週間前にも歩いたいつもの道だけれど、この時期は一週間のことが言えないくらい開花状況が変わります。
目的の花も撮れたし、まずまずの丘陵歩きです。
お昼を知らせる予鈴も聞こえてきたのでそろそろ帰ろうかななんて思っていたら・・・・
「アッ!ジュウニヒトエがある」
ハッと見ると、ピンクのジュウニヒトエ。
おやおや、これはもしかしたらジュウニキランソウかな?

近くを見るとジュウニヒトエもキランソウも咲いているのであっても不思議はないですね・・・
ジュウニヒトエとキランソウの自然交雑種です。
個体によってはキランソウに近い種やジュウニヒトエに似ているものもあります。

ジュウニキランソウ
ジュウニキランソウ(十二金瘡小草)
シソ科キランソウ属


ジュウニキランソウ
全体はこんな感じ


ジュウニキランソウ
これは少し薄めで花はジュウニヒトエに近い個体です


下の二つは近くにあったジュウニヒトエとキランソウです。

ジュウニヒトエ
ジュウニヒトエ


キランソウ
これはキランソウ


どちらもキランソウ属ですが、キランソウは地面を這うように広がって咲きます。
ジュウニヒトエは立ち上がって花の色はほぼ白色です。
ジュウニキランソウは両方の特徴を併せ持っていて、色や形はどちらかの特徴がより強く出たり弱かったり、中間くらいだったりとかなり変化があります。
ここのは2m四方位の中でいろいろの状態のものが見られ興味深かったです。





「新緑の五月、若葉萌えいづる候」かつてはそう言ったものですが、今はまだ4月、それでも新緑の雑木林はあくまで明るく美しく光り輝いています。
下を向いて歩いていると・・・おやこの花穂はウワミズザクラの花ではないですか・・・
そういえば昨日は風が強かったから、吹き落されたのでしょうね。
上を見ると高い木の上に沢山の白い花をつけたウワミズザクラが風に揺られていました。

桜と名前が付きますから、バラ科ウワミズザクラ属の落葉高木です。
武蔵野の雑木林の春を代表する木の花の一つです。

雑木林
雑木林の道


ウワミズザクラ
ウワミズザクラ(上溝桜)
バラ科ウワミズザクラ属



ウワミズザクラ
花穂はいろんな方向に向いて咲きます


雑木林の道沿いにはスミレがそろそろ終盤戦に入りほとんどがニョイスミレだけになりました。
シオデやタチシオデ、サルトリイバラやナツヅタ、ホウチャクソウなども出そろってきました。
そろそろ次の花たちが控えて咲く準備をしているのが感じられてワクワクしてきます。
幸せの時間ですね・・・





最近しばらくご無沙汰だった所に出かけてみました。
丘陵も広くて常にバランスよく回るのは不可能ですから、そういう出かけない場所もあります。

しばらく歩いていると「おや、これはエゾタンポポ」久しぶりの再会です。
総苞が反り返る西洋たんぽぽや反り返らないカントウタンポポとは少し違います。

と思って裏返して確認するとお椀型の大きな総苞が頭花を包み込んでいます。
もしかしたら、これはニセカントウタンポポと呼ばれる関東地方で見られるタンポポかもしれません。

タンポポ
頭花が大きいです


タンポポ
花茎が毛深く総苞がお椀型で大きい


タンポポ
あれあれこんな蝶がやってきました


少し追いかけていくと・・・

ツマキチョウ
ツマキチョウのメスが産卵中
美しい和風の後翅が特長のシロチョウの仲間です


狭山丘陵ではカントウタンポポ、シロバナタンポポ、ウスジロカントウタンポポ、エゾタンポポなどが見られるそうですが、これはどうなんでしょう。それともニセカントウタンポポ?

よく分からなくなってきたところでツマキチョウが来てくれたのでそちらに気を取られてしまいました。
ツマキチョウも当ブログ初登場です。






久しぶりに午前中しっかり歩いてきました。
見たい花が沢山あって、でもなかなか思った風にはいかないものですが、まずまずよかったね。
なんて思いながらフッと気づくとお昼過ぎ1時になっていました。

駐車場の近くを見たら、レンゲが咲いているわと、ちょっと失礼して撮ってきました。

レンゲ


フッと後ろを振り返ると・・・
あらら白いタチイヌノフグリが咲いている?
よく見たら葉の形が違います・・・
うーん何だろうと、家に帰って調べてみました。

なるほど、タチイヌノフグリの仲間でクワガタソウ属のムシクサでした。
本州~沖縄の水田や川のそば、海岸近くの湿地などに生えるそうです。

ムシクサ
ムシクサ(虫草)
オオバコ科クワガタソウ属


ムシクサ
花冠は直径2~3mm、2個の雄しべと雌しべが1個


ムシクサ
草丈は20cmくらいです


水田いっぱいに咲いているようでした。
庭にもこれによく似た雑草が生えてくるのですが、見つけるとすぐ抜いてしまいます。
ということでこの雑草の花は見たことがないんですよ。
もしかして、そのまま大きくなったらこんな花が咲いていたのかも・・・

自然の中で伸び伸びと育つとこんな花が咲くんですね。

ブログ「フツウの生活」初登場です。






このスミレが咲くとスミレシーズンは終わりです。
マンジュリカという名前もすてきですが、いかにもスミレらしい菫色に惹かれて毎年探していますが、昨年と同じところで見つけることがなかなかできません。
野に咲くスミレで大きな株は久しぶりで見ました。

スミレ
スミレ(菫)
学名:Viola mandshurica
スミレ科スミレ属


スミレ
道路の端っこでも十分育つ逞しさが魅力の一つです


スミレ
バイオレットという色名にもなっているのも納得ですね


名前もただ「スミレ」ですからスミレ科の代表のようなスミレですね。
スミレだと他のスミレと紛らわしいので学名のマンジュリカで呼ぶことが多いみたいです。
学名の mandshurica は「満州の」という意味なのでマンジュリカなんだそうです。

タチツボスミレもいろいろなバージョンのをまとめて出したいと思っているのですが、まだ纏まらないのでそのままになっています・・・




スミレの中でもかなり花期の長いスミレのようで3月の終わり頃から4月の終わりにかけてほぼ一ヶ月咲いています。
丘陵の中でも湿気の多い湿地や田んぼの近くで見かける小さな1cm位のスミレです。

ニョイスミレ
ツボスミレ(壺菫)
別名:ニョイスミレ(如意菫)
スミレ科スミレ属


ニョイスミレ


以前からこのスミレはどうして名前を二つ持っているのかとその二つの名前の由来が気になっていました。
ツボスミレの方が先についていた名前でツボの漢字は「坪(庭の意)」ですが、この名前が気に入らなかった牧野富太郎先生がニョイスミレと名付けられたそうです。
如意の意味ですが如意棒という仏教で使われる道具に似ていることに由来するそうです。

牧野先生はやはりフィーリング重視派ですね。

ニョイスミレ
ムラサキコマノツメ


ピンクがかったニョイスミレは湿原変異型ですが、丘陵でもたまに見かけます。

                                       

丘陵にはなぜか今年は長居をする冬鳥がいます。
一週間前に見たトラツグミはさすがに帰ってしまったと思いますが・・・
ツグミがまだいました。

ツグミ
いつも遠くを見つめています・・・







丘陵の雑木林や尾根道のフェンスなどで見かける事の多いミツバアケビ、でも花が咲く個体は見つけることが難しいです。
ミツバアケビの葉はそこらじゅうで見かけるのですが花を見つけることは難しいです。
この日は探して探して歩いて午後になって帰る寸前にやっと見ることが出来ました。
(もちろん他の花も探していますけれど・・・)

ミツバアケビの葉は荒い鋸歯があり名前の通り三つの葉があります。
葉の形も魅力ですが、花はワインカラーで小さ目雌花には3本の雌しべが立ち、雄花は花穂の先に十個くらいつきます。
花弁のように見えるのは萼です。

ミツバアケビ
ミツバアケビ(三葉木通、三葉通草)
アケビ科アケビ属


ミツバアケビ
全体が濃いですね


ミツバアケビ


アケビとミツバアケビ、そしてその自然交配種のゴヨウアケビが丘陵には自生しています。
以前はこの3種類が全部見られる場所があったのですが、きれいに刈られてしまいました。
近いうちにどうなっているのか見に行ってみようと思っています。





今年も油断していると春の花を見過ごしてしまいます。
オトコヨウゾメも、その風変わりな名前と愛らしさのギャップが魅力で毎年探してしまいます。
まだまだツボミの所も多かったのですが、一番花を見つけました。
あと、一週間もすれば満開でしょうね・・・

オトコヨウゾメ
オトコヨウゾメ(男莢迷)
別名:コネソ
スイカズラ科 ガマズミ属


オトコヨウゾメ
雌しべはピンクで銀色の雄しべは5本です


オトコヨウゾメ
葉の間から小さな花がいくつものぞきます


日本固有種で北陸地方を除く本州と四国、九州の山地の樹林や林縁で見られます。
この花はまだ開いたばかりですが、花弁の大きさも不揃いですし開くと花は少し垂れ気味になってあどけない感じがします。
とても可愛い花ですね・・・
昨年は4月12日に撮っているのでほぼ同じくらいの開花ですね。

そうそう一昨日フデリンドウを載せましたが、今日二ヶ所で見つけることが出来ました。
賑やかに咲いていたのでアップです。

フデリンドウ
まるで星のようです






あらら、もうサルトリイバラの花が咲いていました。
このフェンスにはいろんな植物のツルが絡みついているのですが、まず最初に目立つのがサルトリイバラの花です。
それにしても早すぎませんか~
アレッ、見つけた花がすべてが雌花です。
この後、雄花は無いかと探したのですが、この日は見つかりませんでした。

サルトリイバラ
サルトリイバラ(猿捕茨)
別名:サンキライ(山帰来)
サルトリイバラ科(またはユリ科)シオデ属


サルトリイバラ
もう子房が膨らみ始めています
これがクリスマスリースの赤い実になります

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↑Click here


次の日にちゃんと雄花を見つけることが出来ました。

サルトリイバラ
雄花







今年もフデリンドウを探してみました。
かつて咲いていた5ヶ所のうち三ヶ所では見つけることが出来ませんでした。

小さな葉を見つけるのは早春の楽しみ、枯葉の間から特徴ある先のとがった広卵型の小さな葉っぱが見えてくると、もう少しで花が咲くね、とホッとします。
葉の大きさは1cm、花径は1.5~2cm、高さも3~5cmほどの小さな小さな春の使者です。
今年は株の小さなものしか見つからず、花が一つ二つ付いていただけでした。

フデリンドウ
フデリンドウ(筆竜胆 )
リンドウ科リンドウ属


フデリンドウ
春咲きのリンドウです


フデリンドウ


秋に咲くリンドウは花も花丈も大きくて立派なものですが、こちらは可憐な感じです。

東京都では絶滅危惧種Ⅱ類に指定されていますが実際はもっと少なくなっているんじゃないでしょうか・・・
これも大事に見守りたい花ですね。





タチイヌノフグリは雑草で、庭に生えると抜かれてしまう運命の植物・・・
でも野に生えている分には誰も気にかけないので生き生きと育つことが出来ます。
そうは言ってもあまり存在感はなく、花の大きさも2mmほどで、さほど注目されるものでもないですね。

昨年、ピンクのタチイヌノフグリを見つけていたので別の場所でも探してみました。
今年は二ヶ所で見ることが出来たので、案外どこにでもあるのかもしれません。

タチイヌノフグリ
タチイヌノフグリ (立ち犬陰嚢),
ゴマノハグサ科クワガタソウ属


タチイヌノフグリ
小さいけれどしっかりした青色


タチイヌノフグリ
すぐ隣に並んで


タチイヌノフグリ
ピンクの他にうすい紫や白花もあります


タチイヌノフグリを調べてみたら青、ピンク、薄紫、白といろいろな色があるようですね。
ヨーロッパからの外来種ですが、一生懸命咲いているのを見るとやはり可愛い花だなと思います。

人間って勝手なもので散々採って(取って)おいて絶滅しそうになると大慌てで絶滅危惧種に指定したりします。
雑草だと思って捨てているといつの間にか絶滅危惧種になっていたなんてことはよくあります。
小さいころ遊んだくっ付き虫のオナモミだって絶滅危惧II類(VU)に指定されています。
たまに見かけるのはほとんどがオオオナモミでこれまた外来種。
難しいものですね。






今年の桜もそろそろ終盤戦。
昨日の花ちらしの強風でほとんどが葉桜になってしまいました。

風が強いのでどうしようかと思ったのですがナツグミも咲いている頃かと、少し寄り道をして予定より長めに歩いてきました。
やはり満開でした。
この花の開花時期も短いので何が何でも撮らねばと・・・揺られ揺られる花を何とかキャッチ♪

ナツグミ
ナツグミ(夏茱萸)
グミ科グミ属


ナツグミ
白から黄色、茶色と変化します


ナツグミ
風に揺られています


グミの実は子供の頃の味、ちょっとえぐみがあって舌に残るしびれ感。
でも何となく懐かしい味です。
家にはユスラウメとグミがあったのですが、子供には味はあまり無くてもユスラウメの方がよかったかも。
あのころは実にだけ興味があって花なんか目に入らなかったのに、今では花にしか目がいかなくなりました。
面白いものですね。





ジロボウエンゴサクなんて名前からして変わっていますが、その姿かたちも変わっています。
その昔、ジロボウエンゴサクのことを「ジロボウ」、スミレは「タロボウ」と呼んだそうです。
子どもたちは草相撲をするのにジロボウエンゴサクやスミレを使ったそうですが、「タロボウ頑張れ!」とか「ジロボウの勝ち!」なんてやっていたのでしょう。
何とのどかなことか・・・

場所によるのかもしれませんが、この花の色もいろいろで、まとめて見ると色の違いがよく分かります。

ジロボウエンゴサク
ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)
ケシ科 キケマン属


ジロボウエンゴサク
ピンクや



ジロボウエンゴサク
まだらなものや


ジロボウエンゴサク
薄い紫色などもあります


形もとてもユニークでまるで小さな魚があっちこっちに向いているようです。
色もいろいろなのはその土地の違いによるのかもしれないですね。

スプリングエフェメラルの一つで春のきらめきの中で現れ早春に花を咲かせると夏まで光合成をおこないその後は消えてしまいます。
早春に現れる美しい花たち「春の妖精」ですね。






昨日のアリアケスミレのすぐ近くでは花径1cm位の小さなヒメスミレがたくさん咲いています。
芝生の中で埋もれるように咲いたり、公園のベンチの近くや歩道のガードレールなどがお気に入りなのかな。
こんな所に咲いていたら人がたくさん集まってくるし踏まれたり車に引かれたりすることもありそうです。
人は見かけによらないと言いますが、スミレも見かけによらないのですね。

ヒメスミレ
ヒメスミレ(姫菫)
スミレ科 スミレ属


ヒメスミレ
前日の雨で姫の顔が・・・


ヒメスミレ
歩道のガードレールに姫は守られています


スミレ(マンジュリカ)と花はよく似ていますが小ぶりなのと葉縁がヨレッとしているのがご愛嬌でしょうか。
でもね、このスミレの可愛さはやはりスミレ色の濃い紫色とよく整った顔立ちでしょうね。
踏まれても踏まれても元気なヒメスミレ、見習わなくては・・・

         

桜
こんな所にもヒメスミレは咲きます









入間川に沿うように加治丘陵という丘陵、それと並行して南側に狭山丘陵があります。
この二つの丘陵は昔の多摩川が運んできた土や砂利が堆積されて扇状地になりできたものです。
その中間に家があります。

「山笑う」と言いますが、今の季節がまさにそれで、丘陵は濃淡さまざまの萌木色の木々と桜の木に飾られます。
そしてこの季節を迎える度に「今年もこの季節を見ることが出来た」という安堵に満ちたような気持ちになります。
春っていいですね・・・

アリアケスミレ
アリアケスミレ(有明菫)
スミレ科スミレ属


アリアケスミレ
白地に紫の筋が入る美しいスミレです


アリアケスミレが咲いているというのは今年は春がやはり早いのかスミレの季節もそろそろ終盤戦でしょうか。
まだ載せていませんがヒメスミレはもう咲いたし、最後に咲くマンジュリカも今日初めて見ました。
4月の初旬だというのにあっという間に春の花の初戦は終わりそうです。
数年前から半月は春が早く来るようになった気がします。
スミレの最終戦は4月の終わりだったんですから・・・

桜の花は毎年3月末から4月の初め。でも今年は2週間以上も咲いてくれました。

桜
昨日撮った桜


チッチッチと

ホオジロ
ホオジロも春を謳歌するように高らかに鳴いていました





「ありますよ」と教えて頂いて2月に確認していたフッキソウ、そろそろ咲いているんじゃないかと花を見に行ってきました。
ちょうど、桜が丘陵にもあちこち咲いていて見事というほかないくらい満開の中をあっちを見たりこっちを見たりしながら・・・
目的地に着くと一目散♪
思っていた通り咲いていましたよ~
でも最盛期は過ぎているようで雄花の先は茶色くなっていました。ちょっと残念・・・

フッキソウ
フッキソウ(富貴草)
ツゲ科フッキソウ属


フッキソウ
葉っぱが独特です


フッキソウは穂状花序で上の方に雄花、下の方に雌花が付きます。
飛び出している白っぽいのが雄花、下の方でカールしているのが雌花です。
全国的にあるようで山地の林床に咲きますが、園芸種として下草に使われることも多いようです。
とはいえ、私が自然の中で見たのは初めてで初見の花は最近あまりないので嬉しいです。
絶滅危惧種の指定をしている県も多いようですね。

フッキソウ
わかり難いかもしれませんが下の3つが雌花です



         
今の時期は雑木林の桜が目立ちます。

さくら






花見に行くには少し高い所までのぼり、お弁当を食べる予定の所まで下って行きます。
道筋にはこのヒメミヤマスミレがそこここに咲いていて出迎えてくれます。
南側から登ったのでこちらはもうすでに開花していましたが、下りの北側はまだまだツボミか葉だけ・・・
やはり寒さが違うのでしょうね。

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ヒメミヤマスミレ(姫深山菫)
スミレ科 スミレ属


ヒメミヤマスミレ
以前に比べて個体数は増えたけれど
大きな株はまだ咲いていませんでした


ヒメミヤマスミレ
横から見ると距はプックリしてピンク
葉は斑入りです


春はいいですね。特に天気のいい日は野外にいるのが楽しいです。
花粉症の方には厳しい季節だと思いますが、皆さんマスクをして歩いていらっしゃる方も多いようです。
私は幸い、若い頃はひどかったのですが、最近はずいぶん楽になり秋の短い期間を除くとほとんどでなくなりました。
なんで治ったのかよく分からないのですが、年のせいですかねぇ・・・
何かいい花粉症の解決法はないのでしょうか・・・うちにもひとり花粉症がいます。







久しぶりのいい天気ですし、いろいろやることはあったのですが、すべて放りだして花見に行ってきました。
花見といっても桜で有名な所というほどではなくて、そこそこ桜が見られて人が少ない所が好きです。
ということでデパートで花見弁当を買って近くのいつもの花見スポットへ行ってきました。

もちろん毎年見に行くマキノスミレを見るという目的もあってのことですけれど・・・
でも、葉は見つけられたもののツボミが確認できただけ、咲いていませんでした。
もう一度日をあらためて出直そうと帰りかけ、登りと逆のルートを歩いていると、まぁなんとマキノスミレが咲いていました。
牧野先生が名づけられたというマキノスミレはシハイスミレの変種で東日本に多く分布しているそうです。

マキノスミレ
マキノスミレの花径は1.5cm位



マキノスミレ
少しピンクがかったものもありました


マキノスミレ
前回見たものより陽のあたる所だったせいか花が大きいです


お気に入りの山櫻の花が雑木林にチラホラ見えているのを愛でながらのお昼の時間はのんびりとしていいものでした。
帰りに思いがけないマキノスミレとの出会いがあったのも嬉しかったし・・・

山櫻
葉の多い山桜と花の多い山桜が並んで咲いています







この日は朝から雨模様、せっかくのニリンソウの群生地は花を開くこともせず下向きのままでした。
これだけ花茎が伸びているのですから、お日様が当たればきれいに開くと思うのに・・・
それでも、下向きのツボミはほんのりと紅が射したように淡いピンク色の花弁の裏側を見せてくれて美しかったです。

キンポウゲ科ですから有毒です。でもこれの根をアイヌの人たちは乾燥させて使っていたようですから、これもうまく使えば毒ではなく良薬になったのでしょうね。

ニリンソウ
ニリンソウ(二輪草)
キンポウゲ科イチリンソウ属


ニリンソウ
雨が上がって日が射してくると花が開き始めて


ニリンソウ
お昼に近づいて陽が射してくると


ニリンソウ
こんなに開きました


お日様の力ってスゴイですね。

そういえば、あの金星を回る探査衛星「あかつき」のエネルギーは太陽電池から得ていて、金星の陰に入ると電池が40分くらいしか持たないそうで、一日当たるように軌道修正をしたそうです。
まだ成功したかどうかわからないのですが、うまくいくといいですね。

太陽光発電といえば・・・

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今年もタカオスミレは元気に咲いていました。
2008年に初めて見てからもう9年目になりますが、途中で道路やフェンスの工事でどうなるかと心配していたのがウソのように広がってきました。
広がってきたというよりも坂道を下りながら繁殖しているという感じで丘陵の上から道を流れる雨などにより運ばれて下の方でも咲くようになったのでしょう。

タカオスミレ
タカオスミレ(高尾菫)
スミレ科スミレ属


タカオスミレ
色の美しいスミレです


タカオスミレ
後姿も美人です


タカオスミレの特徴は何と言っても葉の色で緑がかった茶色い葉っぱはとても珍しいです。
狭山丘陵ではいろんなスミレを見ることが出来ますが、こんな色の葉っぱを持つ菫はタカオスミレだけだと思います。
この葉も花が終わってしまうと光合成をおこなうためか緑色に変化していくのも面白いです。

           

今日は久しぶりにモズの警戒音を聞きました。
縄張り争いをしているのでしょうか?

モズ






これも情報をいただいてヤマネコノメソウを見に行ってきました。
アレッ、これ知っていますよ。普通のネコノメソウだろうと思っていてスルーしていたんですよ~

よく見ると確かに葉の形も違うのに全く気が付きませんでした。
目が節穴でしたね(>_<)

ヤマネコノメソウ
ヤマネコノメソウ(山猫の目草) 
ユキノシタ科ネコノメソウ属


ヤマネコノメソウ
写りは悪いのですが黄色い花も少し残っています


ヤマネコノメソウ
種が出来始めていました


葉の形がネコノメソウは鋸歯は別にして尖り気味ですが、何よりも中心部が黄色できれいなグラデーションになっています。
ヤマネコノメソウは丸っぽいし、中心部もほぼ緑色です。
葉の付き方も違いますし・・・

4月に入って3日目、暖かくなったとはいえまだまだ寒い日が続きますね。
丘陵ではソメイヨシノも山櫻も今が盛りで満開なのにあまりいいお天気ではなくとても花見で宴会とはいかないです。
今日も雨が時折降っていて歩く分には問題ないのですが、座ってお弁当を食べ花を愛でるには寒すぎました・・・





初めてここで見た時の事を思うと、なんでこんなに増えたんだろうと思うぐらい大群生になっています。
毎年毎年増え続けたようでこれでは他の花はどうなってしまうのかしら・・・
花が終わった後、スミレの仲間はびっくりする位葉が大きくなりますから、その分栄養を取られてしまうんじゃないかと心配になります。

白っぽい色や

ナガバノスミレサイシン
ナガバノスミレサイシン(長葉菫細辛)
スミレ科スミレ属


ナガバノスミレサイシン
こんな青みがかった色や


ナガバノスミレサイシン
白に紫の筋の入ったもの


ナガバノスミレサイシン
こんな不思議な色も


その他にもピンク色のものや真っ白のものなどもあり、それを探すのも楽しみです。
同じ場所に咲いていてもナガバノスミレサイシンはパッと見ただけでも3種類ぐらいの色をしています。
どれも少しグラデーションのかかった美しい色です・・・

これだけ増えるとある年パタッと消えてしまうことが植物界ではよくあることなので、それも気になるのですが杞憂でしょうか。
福島、千葉、和歌山、奈良、香川、佐賀、宮崎では絶滅危惧種Ⅰ類です。




sage55

Author:sage55
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