フツウの生活

狭山丘陵の花、鳥、自然の写真を主に載せながら日々の暮らしの中での思いを書いています。 ハンドルネームのsage55はセージ55です。シソ科にちなんでつけました。


毎年楽しみに見に行く花が幾つかあって(ではなく幾つもあって・・・)それを見に行くときの楽しみったらありません。
タカトウダイもその一つで、その不思議な形には惹かれるものがあります。

以前から苞葉が2つの3つのとあるのが気になっていました。
今年気が付いたのですが・・・
5つの輪生した葉から出た5本の花枝の先にはそれぞれ3つの苞葉ができ
その苞葉の中心部からはもう一度花枝がでるのですが、その苞葉が2枚になるようです。

タカトウダイ
最初は苞葉が3つ


タカトウダイ
次にでる苞葉は2つ


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タカトウダイ(高燈台)
トウダイグサ科 トウダイグサ属


まぁ、あまりこだわることもないのですが、枝分かれして少しずつ広がっていく様は正に「タカトウダイ」の名前にふさわしいような気がします。
トウダイグサ科もいろいろありますが、苞葉の中心の花に見える部分は黄緑色の腺体、雄蕊と雌蕊からなるという構造です。
茎の途中から花枝を出すこともあるようで最後の個体は葉脇からもたくさん出しています。

ずいぶん不思議な形の花ですが、その不思議さが魅力なんでしょうね。






実のなっている木があるね・・・
と、望遠で覗いてみると、葉っぱの陰で何やらゴソゴソ、揺れている・・・
あぁ、おなかがまだらの鳥がいるんだと気が付きました。
いったい何の鳥かしらん♪?
でも目と体の色はメジロですねぇ~

メジロ
ネ、おなかが白黒


メジロ
誰も見ていないよね・・・


メジロ
ここが痒いんだから~


とは言ってないと思いますが・・・
水浴びでもしてきて、羽根を乾かしているんでしょうか?

ちなみに実が成っている木はウワミズザクラみたい、秋になるころ赤や黄色の実(←click here)を付けます。





気が付くとオオカモメヅルはそこら中に生えています。
よく似た葉をもつ植物もあるのですが、最近は見慣れてきたせいか、花が咲いてなくても気づくようになりました。

たくさん見かける割に何故か花をつける株は少ないのが不思議なんです。
毎年咲く場所を知っているので気を付けてみているのですが実をつける事もあまりなく、まだ見たのは一度だけです。

オオカモメヅル
オオカモメヅル(大葉の鴎蔓)
ガガイモ科カモメヅル属


オオカモメヅル


中心部の5個の暗紫褐色の副花冠があり中心部はうす緑の雌しべを守るように黄色い雄しべが5つくっ付いています。
日本の固有種です。

オオカモメヅル
花色は暗紫褐色から白に近いものまであります


日本の蔓が絡んでちょうど両方の花色を同時に見ることができました。
5mmに満たないような小さな花ですが、割と大きな莢をつけます。
一度だけ見た記憶はあるのですけれど・・・



そうそう、一度見たというと、昨日森の奥のほうでこんな動物を見ました。

ハクビシン
ハクビシンでしょうか?


家庭菜園をやっていると、ハクビシンにピーナッツを食べられたとかトウモロコシをやられたとかいう話を聞きます。
菜園は動物や鳥などにとっては宝の山。
うちでもイチゴやトマトをカラスやムクドリにやられることがあります。
ネットをかけたりあれこれやっているのですけれど・・・





今年はどうしてもサビタの白い花を青空を背景に・・・と思っていたので梅雨の合間の晴れの日、大急ぎで撮ってきました。

高校生のころ読んだ原田康子さんの小説「サビタの記憶」に出てくる白い花のことと知ってこの花がとても好きになりました。
ノリウツギの花がサビタという別名を持つのを知ったのは丘陵に通うようになってからで、とてもうれしかったです。

ノリウツギ
ノリウツギ(糊空木)
別名:サビタ、ノリノキ
アジサイ科 アジサイ属


ノリウツギ
こんなに沢山!


ノリウツギ
両性花も装飾花も今が盛りです


ノリウツギは和紙を漉く時に使う糊をこの木から採ったので付いた名前のようですが、実際にとても上質の紙ができるそうです。
昔は実用的な樹木だったようですね。

この花が丘陵のあちこちに咲き始めるといよいよ梅雨の時期に入ったなぁというの気がします。
雨の日が多いのに東京では給水制限が始まったとか・・・
東京都に水を供給している多摩湖、狭山湖という人造湖がありますが狭山丘陵から流れ出る水も水源の一部になっています。
少し奥のほうまで歩いていくと川があるのですが水はほとんど流れていませんでした。
うーん、これはいったいどういうことなんでしょうか?
結構雨は降っているんですけれど・・・







この時期というか少し前くらいから空き地などでは赤や緑のヒョロッとしたものが立っています。
赤いものはよく見ると花ですが、とても花には見えないようなものです。
昨日のチゴザサもそうですが、これも地味な花です。
ただ沢山集まると結構にぎやかに見えますね。

スイバは酸っぱい葉だからスイバというそうですね。
雌雄異株でこちらは雌株です。

スイバ
スイバ(酢葉)雌花
タデ科ギシギシ属


スイバ
赤い柱頭で花粉をキャッチします


スイバ
実がたくさんできています


ググっていたら、紅葉したスイバの赤くなった葉でジャムを作るという話が載っていました。
確かに秋から冬にかけてスイバの葉は赤くなりますし秋になったらやってみようかな?

そういえば、スイバはフランスではソレルといってハーブの一種として扱われているそうですから、栽培してもいいような植物です。
なるほど、同じルバーブという赤い茎の野菜はジャムを作りますよね。
スイバもルバーブもタデ科、両方とも煮込み料理などにも登場します。
スイバは薬草としても使われていたようです。

捨てたり刈ってしまうのではなく、こういう利用法を考えたらどうかしら。






沼地や湿地に行くとよく見かけるチゴザサの花。
ただ、開花する時期が短いので見損ねてしまうことも多いかな。
小さい花なので見落とすこともあるかもしれないし・・・
ほんの数ミリのピンクの花を小穂から出します。
近づいてみると、「ムッ、よれよれの針金の先に花が咲いている?」みたいな感じです。

チゴザサ
チゴザサ(稚児笹)
イネ科チゴザサ属


チゴザサ
こんなにピンク!


小さすぎますが、仲間にはハイチゴザサ↓というのもあってもっと小さいです。

s-IMG_2544a.jpg
こちらは雄しべも雌しべも見えています


これだけでは寂しいのでこれも地味ですが、ドクダミの水滴のついた写真を載せますね。

ドクダミ
背景が気に入ったので・・・







昨年見つけた赤い花のカラムシ。
今年も咲いていました。
花といってもいわゆる花らしい花ではないのですが・・・
葉の裏を見てみたら白くなかったのでアオカラムシかもしれません。

しかし、カラムシの仲間で赤い花が咲くというのは調べても見つからないのです。
さて、これは何だろう・・?
お分かりになる方、教えてくださいね。

カラムシ
アオカラムシ(青茎蒸)?
イラクサ科


カラムシは茎を蒸して繊維を取り出し糸を作り布を織ったということが名前の由来です。

カラムシ
雌花が咲いています


なんだかよくわかりませんね。
でもいつか解決するのかなと思いながらのアップです。

トラフツバメエダシャクが木陰で休んでいました。

トラフツバメエダシャク
トラフツバメエダシャク








夏らしい日が続いたかと思うとまた涼しい日が続いています。
それでも花の季節は廻ってくるようで、空き地や庭先にはゼニアオイの花を見かけます。
よほど強い花なのかアスファルトの隙間のようなところでも大きくなっているのに驚きますね。

夏らしい日によく似合うゼニアオイの花。

ゼニアオイ
ゼニアオイ(銭葵)
アオイ科ゼニアオイ属


ゼニアオイ
花弁には赤紫色の濃い線が入ります
もっと大きくなります


ヨーロッパから江戸時代に観賞用に輸入されたようですが、最近は野生化しているものも多く見かけます。
なんとなく古典的な雰囲気の花ですが、この花を見ると懐かしい気持ちがするのは子供のころから見慣れた花だったからかもしれません・・・

               

一年近く放っておいたWindows10のアップデート、先日のノートPCに続いて、やっと3台目のデスクトップもやりました。
メインで使っていた7でしたが、さすがにあと一か月余りということで昨日の夕方思い立って実行です。

win10


NECからはこのマシンはアップデートはお勧めしませんと書かれていたのですが、8.1のノートのアップデートも問題なくできていたので(と思っている)やってみました。
Microsoftからパソコンが丸見えになるからやらないようにと書かれていたものもありましたがどうなのでしょうか・・・
でもいずれは10を使わなくちゃいけなくなるんだから・・・と思うんだけれど。

明日のブログ更新はお出かけのためお休みさせていただきます。





久しぶりに歩いた茶畑のそばにコバンソウが咲いていました。
あぁ、こんな所にコバンソウが咲くんだなぁ・・・
って妙に感心していたら、道沿いにずーっとポツンポツンと咲いています。

今や雑草扱いのコバンソウも、明治の頃観賞用として導入されました。
小判に似ているのでコバンソウ。縁起物としてよいと思ってのことだったのかもしれませんね。

コバンソウ
コバンソウ(小判草)
イネ科 コバンソウ属


コバンソウ
きれいな緑色の筋が入っています
緑から薄茶色に代わる途中なのかな・・・


コバンソウ
小判がザクザク(笑)


細い茎の上部からこれまたもっと細い枝が垂れた先に小判に似た花序を付けます。
よくこんな細いものが倒れないものだと感心してしまいました。

なかなか風情のあるいい花なので観賞用に・・・というのもうなずけますね。







歩いていると今そこらじゅうでドクダミがいっぱい咲いています。
触ると結構匂いが強くまるで和製のハーブのようですが、確かに薬草としての価値も高く評価されているようですね。
実家の母は十薬(じゅうやく)と言って、開花期のものを乾燥させてお茶にしていたりしました。
地味な花ですが、なかなか趣きがあってよく家の庭に咲く花を取って生けて見たりします。

ドクダミ
ドクダミ(蕺草)
ドクダミ科ドクダミ属


しばらく歩いていくと、おやこんな八重のドクダミが咲いています。
少し前に別の二人の友人と八重のドクダミの話をしたばかりなのに面白いものですね。
丘陵では初めて見たと思います。

ドクダミ
八重は花序が短いですね


ドクダミ
花弁に見える白い部分は総苞です


今どこに行ってもドクダミは花盛りです。
少しお年のご夫婦(うちもです)がドクダミを少し遠慮がちに摘んでいらっしゃって照れくさそうに「利尿に聞くと聞いたものですから・・・でもどうやって使うんですかね」と言われました。
「花の咲く時期に摘んで洗って自然乾燥させ刻むか揉むかして使うんですよ」と教えてあげました。
さて、丘陵にはあちこちに看板が立っていて
「動植物の採取禁止」と書かれています。

これだけ生えていたら、というか生え過ぎて他の植生に影響がありそうな位なので、少しぐらい摘んでも全く問題は無いとは思いますが・・・
でも、何でもかんでも取って当たり前でも困りますしね。
こういう時は「どうしたもんじゃろの~」と・・・





久しぶりに尾根道をゆっくり歩いていると、もうヒメコウゾの実が赤くなっていました。
ちょっと目は木いちごのように見えますが、これを食べると大変。
小さなトゲのようなものがたくさん残りしばらくは口の中がイガイガだらけになります。

ヒメコウゾ
ヒメコウゾ



しばらく歩くとあらら・・・ナツハゼがもう実を付けていますよ。
赤く熟れた実が垂れ下がってくるときれいですよね。

ナツハゼ
ナツハゼの実はまだ緑


オヤッ、フサザクラがありますよ。
こんな所にあったっけ・・・というより奥多摩の渓流沿いにある木だと思っていたのですが・・・
ここは尾根道だよね?

フサザクラ
フサザクラの葉は特徴的です



と、隣りを見るとあまり見かけないイタヤカエデもあります。
気が付かなぁったなぁ・・・
これもどちらかというと奥多摩などまで行かないと見れない木です。
ただ、丘陵地にもわずかにあると書かれていますから不思議ではないか。

イタヤカエデ
イタヤカエデはもう実がなっています


いつも歩いていて見慣れているから、そんなに変化は無いはずの尾根道でもたまにはこんな発見があるのが面白いです。




今年はノアザミを早くから撮っていたのに載せるチャンスが無くてそのままに・・・
と思っていたら、まだまだ咲いています。
ノアザミは春咲くアザミなのに、川のほとりにはもうノカンゾウの花が咲いていました。
終わりかけの野の花とこれから咲き始める野の花・・・

ノアザミ
ノアザミ(野薊)
学名: Cirsium japonicum
キク科アザミ属


ノアザミ
ハチさんも蜂蜜集めに忙しそう


ノカンゾウ
ノカンゾウが咲き始めるともう夏ですね


今日はこれから出かけるのでこれだけで・・・





おやおやもうオカトラノオが咲き始めています。

毎年気になっているオカトラノオの花序と花弁の違い、今年は花弁は大きくしてみて
2種類のオカトラノオを観察してみましたが、どうでしょうか・・・

(1) 花序が円錐形で先が少し反っているものは花弁が細長い
(2) 花序の先が切れているように見えるものは花弁が丸い

タイプ(1)
オカトラノオ
オカトラノオ(丘虎の尾)
サクラソウ科オカトラノオ属


タイプ(1)の花
オカトラノオ
花弁が細長い


タイプ(2)
オカトラノオ
花序の先が無いタイプ、花弁が丸い?


全部のオカトラノオを検証したわけではないのですけれど、何となくそうかななんて思っています。
花弁が丸っぽいものはヌマトラノオの花とよく似ているようです。

先日のホタルブクロといい、紛らわしいものの多いことです。

                         

今日家に帰ってPC(Win8.1)の電源を入れたら勝手にWin10のアップグレード予約されていたようで始まってしまいました。
キャンセルも出来ない状態だったので、まぁもう勝手にしてくれとやってみたら、ちょうど2時間(昼寝の時間?)で終わりました。
NECはアップグレードしないでお使い下さいと言っていたのですが、あれはなんだったんだろう・・・
プリンターも使えているし、使っているアプリも問題ない・・・
セキュリティソフトも10に対応できるようにしておいたので大丈夫。

さて、保証期間が延びただけよかったのかなと思うのですが、何となく強制的にやられたような気がしています・・・
こういうのありなんだろうか・・・
アップグレードしたけれど何となく腑に落ちない。





昨年は6月15日に見に行ったら、もう花は終わりかけていたっけと少し慌て気味に見に行ってみたら・・・
クララはまだ咲き始めたばかりでした。昨年が早すぎたようです。
名前がとても可愛くて印象的ですが、長靴のような花が並んだ様子もまた可愛いものです。

クララはオオルリシジミというシジミチョウの食草ですが、クララが少なくなってきて絶滅危惧種に指定されているそうです。
オオルリシジミはこの花に卵を産み付けて幼虫は葉を食べて大きくなるそうですが、丘陵にはこのチョウはいません・・・

クララ
クララ(眩草、苦参)
マメ科 クララ属


クララ
小さな薄緑色の花が沢山並び垂れ下がってきます


クララ
日当たりのいい小川のほとりに咲いています


先日行った「さくらそう公園」でチョウジソウを見に行った時、花は咲いてなかったけれどクララの葉を見ました。
そういえば、コメントをくださっていたひらちゃんが「サクラソウ公園にもありますよ」といわれていたなぁ・・・
サクラソウ公園にもまた行ってみたいです。





少し暗い林床の落ち葉の中からソーッと花茎を伸ばして白い下向きの花を付けますが、毎年決まった所で咲いているので見に行くのが楽しみです。

梅雨に入る頃白い1.5~2cm位の小さな花を3~10個ほど下向きにつけます。

イチヤクソウ
イチヤクソウ(一薬草)
シャクジョウソウ亜科イチヤクソウ属


イチヤクソウ
花は初めは下向きなんですが


イチヤクソウ
斜めになり落ちてくる花粉で自家受粉します


イチヤクソウ
地面すれすれに丸い葉が見えています


葉は冬でも枯れないので毎年見つける目印になります。
クヌギの木の根元に生える半寄生植物で菌類と共生して栄養をとりますので別のところに持っていっても育ちません。
小さなイチヤクソウの花が咲いているのを見るとなんだかホッとします。
そんな優しい雰囲気の花です。






庭のホタルブクロもそろそろ終わる頃、丘陵のものは今が盛りのはずと見に行ってみました。
思った通りですよ。
しっかり咲いていましたが、今年もまた何となく納得できないまま帰ってきました。

まずいつものようにヤマホタルブクロとホタルブクロの見分け方。
萼の上の部分が丸く盛り上がり萼片と萼片の間がふくれるのがヤマホタルブクロ。
萼片と萼片の間の副萼片が切れ上がるのがホタルブクロ。
というふうに見分けています。

真っ白いホタルブクロが地味に咲いていました。

ホタルブクロ
ホタルブクロ(蛍袋)
キキョウ科ホタルブクロ属


ホタルブクロ
萼片と萼片の間の副萼片が切れ上がるホタルブクロ


ホタルブクロ
萼片と萼片の間が丸くふくれるヤマホタルブクロ


ホタルブクロ
これもヤマホタルブクロのはず


でも、庭のホタルブクロ、もらってきた時は一株だったのに今はホタルブクロとヤマホタルブクロと両方咲いています。
おまけに色も3種類ぐらい毎年咲きます。
丘陵でもホタルブクロとヤマホタルブクロは隣り合わせで咲いていたりしますし・・・
わざわざ見分けなくてもいいのかなって思っているのが何となく納得できない理由です。

まぁ、ホタルブクロの変種がヤマホタルブクロということなので、いいのかも?




真っ黒いトンボがいる!
えー何だっけ、としばらく考えて見ていたら・・・
なんだ、ハラビロトンボじゃないですか。
と簡単にいうけれど、このトンボを見たのも名前を知ったのもここ数年のことです。
横から見るとスマートなんですが背面から見ると胴体がかなり太くてビックリでした。

ハラビロトンボ
正面から見ると顏の真ん中に空色の点が二つ・・・


ハラビロトンボ
横から見ると黒いトンボ


でも上から見るとこんなに胴体が太いんです!

ハラビロトンボ
ハラビロトンボ♂


こちらは雌です

ハラビロトンボ


今回撮れたのはこのトンボだけだったけれど、ここはトンボの池といってもいいくらいいろんなトンボが見られます。
トンボといえばシオカラトンボとヤンマぐらいしか知らなかったけれど、自然の豊かなこの丘陵ではいろんな昆虫や鳥、そして植物が見られます。





いつもあまり混んでいない博物館の駐車場がほぼ満車・・・
アレッ、なんだろう・・・
そうかヒメザゼンソウの季節だったんだね。
今の季節はサトイモ科の赤茶色の頭巾を冠ったお姫様の小さなザゼンソウが咲いていました。

ヒメザゼンソウ
ヒメザゼンソウ(姫座禅草)
サトイモ科 ザゼンソウ属


ヒメザゼンソウ
花の前にある黄緑色と灰色の丸いものが昨年できた果序です


仏炎苞を含めても高さがせいぜい3~4cmほどの小さな花序ですから、普通のザゼンソウと比べると驚くほどかわいい花です。
近郊から来られると思わず余りの小ささに驚いてしまわれるようですが、ついこの間まではギボウシぐらいの大きな葉っぱがここの一角を占めていました。
あっと言う間に葉が枯れてしまうと次に現れるのがこの小さなお姫様。
まだ暫くは見られるようです。

                    
こんなエダシャクの仲間がいました。
クロミスジシロエダシャクという名前のようですが、幼虫はエゴノキ科(エゴノキ、ハクウンボク)の葉を食べるそうです。

クロミスジシロエダシャク
池のそばでホッタリしていました







どちらかというと、この梅雨の時期は身体の調子がよくない。
それでも面白いもので意を決して丘陵に出かけると、花探しや写真を撮るのに集中しているうちに何か元気になってきます。

ムラサキシキブも咲きだしたと聞いて見に行ったのだけれど探してもツボミばかり。
諦めて帰りかけ、切りとおしのような林道を歩いていると・・・
上の方にムラサキシキブの花が見えています。
うーん、これは撮らずには帰れないなとムリムリ登りやすそうなところを見つけて登ってみました。
まだ咲き始めでしたが、2mを超えるような大きな株でしたので上の方だけでしたが撮ってきました。

ムラサキシキブ
ムラサキシキブ(紫式部)
学名:Callicarpa japonica
シソ科ムラサキシキブ属


ムラサキシキブ
雌しべも雄しべもツンツン


ムラサキシキブ
垂れ下がっているものも咲いたら見事でしょうね


6日に撮ったので、今日ぐらいが見頃かなとは思うのですが、あれこれと雑用に追われています。
今日は頂いた梅を梅酒にしたり梅干づくりなどなど・・・
楽しい手仕事も待っています。

明日のブログの更新はお休みさせて頂きますね。





庭にいつの間にかやってきたトキワツユクサ・・・
昨日のミドリハカタカラクサとの比較で載せてみました

トキワツユクサは花径1cm、ハカタミドリカラクサは1.5cm、写真で見るとそっくりですが実際には大きさが違うし、ミドリハカタカラクサやオオトキワツユクサは半端でない生命力を感じさせます。
葉も小さく全体がきゃしゃなトキワツユクサは葉柄が這うように伸び、葉裏と茎が赤紫です。

トキワツユクサ
トキワツユクサ(常磐露草)
別名:ノハカタカラクサ
ツユクサ科ムラサキツユクサ属


トキワツユクサ
全体に毛が多く鞘の縁と葉の基部に長毛があります



気が付かないうちにずい分離れた庭の三か所で咲いています。
初めはフェンスの外の植え込みの中、次に郵便受けの下、最後は裏庭のちょっと湿った場所でした。
スミレのようにエライオソームみたいなものを付けていて種をアリンコちゃんが運んで行くのかな・・・
(昨日今日と載せた3種類のツユクサの仲間の中で結実するのはこのトキワツユクサだけ)

どれも外来種で、帰化植物として野生化しており、トキワツユクサは外来生物法により要注意外来生物に指定されています。





これは狭山丘陵に生えているミドリハカタカラクサ・・・
昨年初めて花を見たとのですがミドリハカタカラクサかオオトキワツユクサ(←Click here)か判断に迷いました。
確認のため今年も見に行ってみました。

ミドリハカタカラクサ
ミドリハカタカラクサ
ツユクサ科ムラサキツユクサ属


ミドリハカタカラクサ
濃い緑色です


実は今年の春、久しぶりに柿田川の湧水を見に行った時の事。
ずい分環境が変わっていて、ここもご多分に漏れず、のどかさは消えてすっかり観光化・・・
水はまぁきれいだったのだけれど、ビッシリと緑色の草が生い茂っていたのです。
どうやらこちらがオオトキワツユクサ・・・葉の大きさが半端ないんです。
狭山丘陵のものはミドリハカタカラクサだと思いました。

s-IMG_4990ジョビ子
ジョビ子は可愛いんですが・・・
(色が黄みがかってしまいましたが)


園芸植物のシラフツユクサの斑が消えたもので、ミドリハカタカラクサよりも全体に大きくて葉は長さ7~12cm。
昭和の初期に日本に入ってきた南アメリカ原産の多年草だそうです。
この綺麗な水辺にこんなに繁茂している・・・これもかなり問題ですよね。

                  

昨日の正解:皆さんお分かりだったと思います。ご存知のシュンランです。かずさん正解です。



ギンリョウソウを撮ったのは5月31日でしたから、ちょうど一週間前だったと思います。
余り植物らしくない雰囲気で、真ん中の透き通るような青い花柱が魅力的でつい毎年見に行っています。
傷みやすいせいもあって、見に行くタイミングが難しいですね。
次に見に行ったらもう茶色くなって残念な状態でしたので、先に撮ったものを・・・

ギンリョウソウ
ギンリョウソウ(銀竜草)
ツツジ科シャクジョウソウ科


ギンリョウソウ
もう少し開いているのを撮りたかった・・・


ずいぶんたくさん今年は咲いたようです。
森の柔らかい腐葉土の間から白いギンリョウソウがちょこん、ちょこんと覗いているのを見ると潜望鏡のような感じにも見えますし、森の小人さんがいるようにも見えます。
周りの樹木と共生する菌類と菌根を形成し栄養を得ていますから、このうっそうとした森の中が最適の場所なのでしょうね。

しばらく歩くとこんなものがありました。
さてこれは何でしょうね。

シュンラン
答えはまた明日♪







そろそろあの花が見られるかな、それとも…なんて思いながら丘陵を歩いていると野鳥の声が賑やかに聞こえてきます。
あまり鳥は詳しくはないのですが、特徴的な声なら分かります・・・

いつもいるウグイスやホトトギス、コジュケイ、キビタキ、ガビチョウなどなど・・・
アッずいぶん久しぶりにカッコウも鳴いています。

ホトトギスやカッコウは飛びながら鳴くので気が付いた時は遠くに行ってしまうので写真に撮るのはあきらめていました。
でも少し離れた木の上で鳴いているのを見つけましたよ~♪

逆光だしあまり上手く撮れてはいないのですが、初撮りなので載せちゃいますね。

カッコウ
カッコウ(郭公)
カッコウ目カッコウ科


カッコウ
羽根を下げるポーズが独特です


ずいぶん昔ですが都心に住んでいた頃、朝はカッコウの鳴き声で目が覚めるなんてことがありました。
その後、ここに引っ越してきた頃もよく聞いていたのですが、最近はほとんどなし・・・
本当に久しぶりに聞いたので嬉しかったですね。

カッコウは托卵をする事をよく知られていますが、子育てを他の鳥にしてもらうしかないのです。
でも托卵する相手のモズ、ウグイスの小鳥がいるから、カッコウも来るわけですね。
カッコウの声が聞こえているということはここの自然が豊かだということなんでしょう・・・





5月31日にウメモドキが咲いていました。
少し気が早いんじゃないかしらと思ったのですが、今年は全体に花の時期が早いからでしょうか。
家庭菜園の野菜たちもいつもの年と少し育ち方が違うようで戸惑うことが多いです。

隣り合わせで色違いの赤い雄花と淡いピンクの雌花が咲いていました。
雌雄異株で雄花には雄しべが4~5個と退化した雌しべがあり雌花には退化した雄しべが4本あります。

ウメモドキ
ウメモドキ(梅擬)
モチノキ科モチノキ属


ウメモドキ
小さな4mm位の花が沢山付きます


ウメモドキ
こちらはどうやら雌花のようです
花は同じく4mm位です


ウメモドキ
子房は球形で花柱は短いです


狭山丘陵では珍しくないくらいそこらじゅうに咲いていますが・・・山形県でレッドリストの絶滅危惧Ⅰ類、千葉県で絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
いろんな植物がいつの間にか見られなくなってRDBの指定を受けていたりします。
沢山あるからといって安心していられないのが今の時代なのでしょうか・・・





丘陵のこの湿地の近くでは思いがけない出会いがあります。
見たこともない鳥がいたのもここでしたし、見ているだけで楽しいメジロのかくれんぼを見たのもここでした。
湿地のそばには宝物が埋もれているのかもしれないですね。

なんてあれこれと写真を撮って帰り道、道路をのこのこ歩いていたのは生まれたばかりのゼフィルスのミズイロオナガシジミでした。

ミズイロオナガシジミ
ミズイロオナガシジミは羽化したばかりでした


一週間後に行ってみたら、もうしっかり大人になったゼフィルスがいましたよ。
初見のオオミドリシジミと・・・

オオミドリシジミ
オオミドリシジミは大型のシジミチョウです


オオミドリシジミ
翅を開いて見せてほしいんだけれど・・・
少しだけ青色の羽根が見えています


ウラナミアカシジミもたくさん飛んでいました。

ウラナミアカシジミ
ウラナミアカシジミ


ウラナミアカシジミ
こちらもほんの少しだけオレンジ色の翅を見せてくれました


ゼフィルスはギリシャローマ神話に出てくる風の神のゼファーが語源です。
ほら、あの有名なヴィーナスの誕生、貝の上に乗ったヴィーナスのななめ左上で口から風を送っているのがゼファーですね。
春風に送られて岸辺にたどり着いたヴィーナス。

丘陵で生まれたばかりのゼフィルスのミズイロオナガシジミは道路の上をよちよち歩いていましたけれど・・・
道路の端っこにたどり着くのを見届けてから帰りました。





昔は田んぼだったのかなと思う所に行ってみました。
ここは普段はよく草刈りもされていて、ちょっとした自然公園風の所なのですが、この日はかなり草丈も高く歩きにくいぐらいでした。
それでもいろいろと興味深い草木があったり昆虫もいたりして楽しいものでした。

その中でイネ科のネズミムギが可愛い花をつけていました。
アレッ、こんな赤茶色の葯もあるんですね。

ネズミムギ
ネズミムギ(鼠麦)
イネ科ドクムギ属


包穎(ほうえい)や小花(しょうか)の中に白い雌しべものぞいています

ネズミモチ
花粉を出すと葯は反り返ります


ネズミムギ
葯は普通こんな色です
花を包む包穎や小花の緑と白の模様もきれいですね


ネズミムギ
左端には中間の色も


たかが雑草、されど雑草、どれも花の時期はきれいなものだといつも思います。

風の強い日でしたから小さな葯が流れるように動くので撮影も大変でした。
なんども撮り直してやっとこれだけ・・・





子どもだったころよく歌った歌に
「うの花の匂う垣根に・・・」という唱歌があってよく歌っていた・・・
なんて言うといったいいつ頃の生まれだ?と思われてしまうかもしれませんね(笑)

歌の続きに「時鳥(ほととぎす)、早も来鳴きて」という歌詞があります。
そうそうホトトギスの鳴き声も毎日聴こえていますから、まさに丘陵は初夏の季節です。

ウツギ
ウツギ(空木)
別名;ウノハナ(卯の花)
アジサイ科 ウツギ属


ウツギ
ハチさんも足に花粉をいっぱいつけています


ウツギ
真っ白な花に黄色い花粉が・・・


ウツギ
一週間前に撮ったので今はもう終盤でしょう・・・


そんなに歌が今のように溢れていなかった時代です。
育ったころ流行歌は余り無かったのかよく覚えていません。
まだ、敗戦色の強かった頃でテレビも家で見られるようになったのは小学校になってからでした。
その頃のことを思い出すと、貧しかったけれどそれが当たり前でしたね。
子どもの頃よく口ずさんだ歌の「夏は来ぬ」の中のうの花がウツギの花だと知ったのはわりと最近のことです。

今日は風の強い日でした。
車での帰り道、大きな木が道路をふさぐように倒れていました。
多分、風のせいなのでしょうね・・・
表土のすぐ下の関東ローム層は薄く樹木は根を張れなくて倒れやすいのだそうです。
歩いていて木が倒れてきたら逃げようがないです。
風の強い日、歩くのは怖いかも・・・





この時期は白い花の木があちこちで見られて、草本と違って大振りのものや小さな花でも沢山咲くので、それはそれで楽しいものです。
このヤマボウシはもう20年以上前に湖畔沿いの雑木林の中で白い大きな花が咲いているのを見て「ハナミズキの時期でもないし何だろう・・・」なんて思って。
あの頃は知らなかったのですがヤマボウシだったようです。

ヤマボウシ
ヤマボウシ(山法師、山帽子)
ミズキ科ミズキ属


ヤマボウシ
横からみると花茎が平行に並んでいます


ヤマボウシ
白い大きな総苞が魅力です


もちろん最近は人気のある木ですから植樹されていることもあるのですが、この木は大きな木で雑木の中に混じって咲いていましたから、もしかしたら自然に生えたものかなって・・・期待も込めて(笑)





sage55

Author:sage55
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