フツウの生活

狭山丘陵の花、鳥、自然の写真を主に載せながら日々の暮らしの中での思いを書いています。 ハンドルネームのsage55はセージ55です。シソ科にちなんでつけました。


少し前に撮ったものですが、遅ばせながらホタルブクロを載せましょう。
ホタルブクロは場所によっては驚くほど群生していて、それも道路のほとりの人が行きかう所でも無頓着にあっけにとられるぐらいひしめいて咲いています。
それだけ生命力が強いのでしょうね。

丘陵では管理事務所のすぐそばにも群生地があるので毎年そこで撮っているのですが、ここのホタルブクロも不思議で、ホタルブクロとヤマホタルブクロが隣り合わせで咲いています。
今年は白っぽいのはありましたが、白と言い切れるのはなかったかもしれません。

ホタルブクロ
ホタルブクロ(蛍袋) 6/23撮影
キキョウ科ホタルブクロ属


ヤマホタルブクロ
ヤマホタルブクロは蕚の形が違います



ホタルブクロ
自宅に咲く白いホタルブクロ


庭に咲いていたホタルブクロは濃い赤紫や薄赤紫、白などいろんな色が混在していましたが、今は白と薄赤紫だけが咲いていますです。

そして徐々に日のよく当たる道路側に移動し始めて、数年前から道路と庭の間ののり面にも咲き始めました。
昨年まではここには薄赤紫色もあったのですが不思議なことに今年は白いホタルブクロだけになっていました。

よく分かりませんが植物の世界にもせめぎ合いというのもあるのでしょうね・・・





毎年、イチヤクソウの花が咲くのを楽しみにしているのですが、花の適期に撮影するのはなかなか難しくて、今年も撮り損ねてしまいました。
少し前に、いつもの場所に行ってまだツボミというのを確認していて、そろそろかなと行ってみたらもう終わっていました。
まぁ毎日見に行くわけでもないので仕方がないのですけれど。

かろうじて撮ってきたのがこれです。
ランプシェードのような白い花冠は直径約1.3cm、釣り鐘型で深く5裂します。伸びのた先の柱頭は薄いピンクですね。

イチヤクソウ
イチヤクソウ(一薬草 )6/23撮影
ツツジ科イチヤクソウ属


イチヤクソウ
緑の蕚片は星のようです


s-IMG_4362.jpg
全体象ですが(2013年撮影)


全草を日陰干ししたものは「鹿蹄草(ろくていそう)」といわれる生薬です。強心、血圧の降圧や抗菌などが効能とされています。
ほとんどの場合こういう民間薬は量を間違えると危険ですから、むやみに使わない方が良いのでしょうね。

梅雨に入って雨が降ったり気温が上がってきたせいか急に蒸し暑くなってきました。
身体がついていかないのか朝からけだるい・・・
そうか、今日は6月の29日でした。
今年もついに半年過ぎてしまいましたね。





林道を歩いていると小さな花が沢山落ちていました。
こういう時には近くの木に花が咲いているので、どんな花が咲いているのかなと見上げてみます。
さて、今頃咲いているのは何の花かなと探してみると・・・

あぁ、そうだ、ここにはケンポナシが咲くんだったと・・・花に出会えて嬉しかったですね。

ケンポナシ
ケンポナシ(玄圃梨)
別名:テンポナシ(手棒梨)ケンプ、ゲンノミ(玄の実)
クロウメモドキ科ケンポナシ属


ケンポナシ
木の花ですから地味ですが葉は特徴的です


ケンポナシは果実の果肉はほとんど無くて代わりに果柄が太くなり、それを食べると梨のような味がします。
ずいぶん昔、別の場所で行われた植物観察会に参加して味わったことがありますが、わずかに梨の味がしました。
鳥たちは花柄を食べることでその先についた実を運んでくれるのですね。

そういえば、ケンポナシ!この名前はいったい何だろうって思っちゃいますね。
調べてみたらケンポは「握りこぶし」の事で、昔は握りこぶしの事を手ん棒(てんぼう)と言ったようでそれがケンポに変化したみたいです。
もう一度 食べてみたいなって思いますが少し高いところに咲きすぎですね(笑)

おまけのイチモンジチョウも。

イチモンジチョウ
ゲンノショウコの枯れ枝につかまっていました







丘陵ではこの時期にはお馴染みのオカトラノオが咲き始めました。
初めて見たのはずいぶん前、家の近くの雑木林の林縁で咲いていました。
野草としては大きめの立ち姿、初めて見た時の事は忘れられません。

今はもうその場所では見ることが出来なくなったオカトラノオの花、通い始めた時に狭山丘陵で見つけた時はうれしかったです。

オカトラノオ
オカトラノオ(丘虎の尾)
サクラソウ科オカトラノオ属


オカトラノオ
サクラソウ科なんですね
花序の先が上に反ります


オカトラノオ
高さも7~80cmあります


園芸種と見間違えるほどの大きさ、花の形、同じ方向を向いて群生しているのも見事です。
先日のイヌヌマトラノオに引き続きオカトラノオの仲間です。
あとは、7月の半ばすぎたらヌマトラノオが咲き始めるのを見に行かなくては・・・ね。





一ヶ月ほど前、道路の端っこの歩道上がりの所にツメクサによく似た2cmほどの雑草が生えていました。
何でも植えてみたくなる性分なので、門の横の小さな花壇の隅に植えて置いたら・・・

昨日、ビックリ!白い花が咲いていました。
葉っぱはそのままで全体にあまり大きくなってなく4cmくらいの高さに2cm位の花が昨日は1つ、今日は2つ咲いています。

はな
右のコンクリートの壁の一番隅っこに2つの花が咲きました


かなり調べてもなかなかわからなくて、今朝やっと園芸種のニーレンベルギアとわかりました。

はな
ニーレンベルギア、 ナス科


ニーレンベルギアの仲間は、メキシコから南アフリカにかけて分布する多年草で年々株は充実していくそうです。
この小さな花が来年はもっと育って大きな株になるかもしれませんね。

こうやってみると、どこかのお家で植えられていたニーレンベルギアの種が溝を伝ってうちまでたどり着いたのでしょうね。

もう一つ。
最近よく見かけるグラジオラスの葉っぱを小さくしたようなものをいろんな所で見かけるようになりました。
一年ほど前、試しに一株だけ持って帰って植えたら今年は見事にヒメヒオウギズイセンが咲きました。
もし見かけた同じ葉っぱがすべて花をつけていたら大変なことになりそうですが、皆さん群生を見かけてことがありますか?

ヒメヒオウギズイセン
ヒメヒオウギズイセン


ヒメヒオウギズイセン
花はこれ↑click here


こんな可愛い花が咲いたらなかなか抜くには勇気がいりますから、増えていくのは無理が無いかもしれません。
園芸種って放っておいても逸出したりしますが、自然の中で増えては困りますから丘陵のものは撤去した方が良いかもしれません。





ミソサザイやキセキレイのいた場所は簡単に行ける場所ですが、意外と花もあります。
ただ、時季が時季だけにあまり珍しい花が無い・・・
いくつか状況の良くない中で撮れたのはほんの数種だけであまりいい出来ではないのですが、記念写真と思って見てください。
どちらも水辺の崖などに咲いていました。

トリアシショウマ
このレースのようにきれいな花は・・・
トリアシショウマです


トリアシショウマ
トリアシショウマ(鳥足升麻)
ユキノシタ科チダケサシ属


ヤマアジサイ
ヤマアジサイ(山紫陽花)
別名:
アジサイ科アジサイ属


どちらも滝の横の水がかかるようなところに咲いていました。
ヤマアジサイもトリアシショウマも山では珍しくないのですが、花のない時ですから貴重品ですね。

帰り道、ヤマボウシの花が雑木林の中でが咲いているのをチラッと見かけました。

ヤマボウシ


園芸種としてのヤマボウシは庭や街路樹で見かけますが自然の中に咲くヤマボウシは初めて見ましたよ。
今日は余り写真はどれも良くないのですが、記録としてという意味もありますので、これに懲りずに見てくださいね。




今日はまた富士山で見た鳥です。
いつも行く滝の所でキセキレイに気をとられていると、何か他のものがススーッと飛んでいきます。
もしかしたらと思って、じーっと観察していたら、思った通りミソサザイでした。
先日の奥多摩でも同じような環境の所でミソサザイを見かけましたから・・・こういう滝の奥まったところが好きなのでしょうね。

ミソサザイ
ミソサザイ(鷦鷯)
スズメ目ミソサザイ科ミソサザイ属


ミソサザイ
ちょっと小首をかしげて


ミソサザイ
つぶらな目が可愛い



ミソサザイ
鳴かなかったのでメスかな?
ノイズがひどいのですが餌をくわえている写真がこれだけだったので・・・


苔のようなものや虫を口にくわえていたので、営巣中でしょうか・・・
ミソサザイはこういう地味な場所が好きなのでしょうね。

鳴かないし、色が茶色で地味なのでほとんどの人が気にしないでいます。
写真を撮っていると「何を撮っているのですか?」と聞かれることもあります・・・





雨が降ったり、出かけたりしていて数日ぶりの丘陵の散歩でした。
湿度も高く少しムシっとする中、尾根道を歩いていくと暑くなってきます。
ナイナイと言いながらでも野の花の写真を撮りながら歩いていると久しぶりでキハギを見つけました。

あぁ、こんな所にあったんだ・・・・2009年に見たっきりで場所を忘れてしまっていたのでちょっと感激です。

キハギ
キハギ(木萩)
別名:ノハギ
マメ科ハギ属


キハギ
1cmほどの小さな花です
側弁はピンク、旗弁が少し黄がかった白に濃いピンクの筋が入ります


キハギ
全国的には珍しくないと思いますが
狭山丘陵では今のところ3本だけ、ほんとはもっとあるのかな?


キハギ
葉は3出複葉で茎がジグザグに互生します



歩くと少しばかり足が痛いので、外出するのもあまり乗り気ではないのだけれど、歩くとやはりいろんなものが見つかるので楽しいですね。
ブラブラと2時間ほど歩いてきました。
良かった!キハギを見つけられて・・・
草刈りで刈られると大変なので管理事務所に場所を連絡しておきました。





昨日の続き。
いつも訪れる渓流の方に行ってみました。
白糸の滝ほどではないのですが、同じように岩からの水が白糸のようになって滝になる美しい場所です。
そのいつもなら水が流れているはずの滝では、代わりにキセキレイがつがいで忙しそうに岩場を行ったり来たりしています。
おや、どちらも口には虫をくわえているように見えます。

キセキレイ
この岩場を上り下りします


キセキレイ
セキレイ(黄鶺鴒)
スズメ目セキレイ科


キセキレイ
口には常に虫が・・・


キセキレイ
動物食で水中や岩陰などに棲む昆虫類やクモ類を捕まえます


巣穴に帰っていったり来たりしていて、観察しているあいだじゅう同じような行動を繰り返していました。
観光客もかなりいたのですが、お構いなしですから、慣れているのかそれが普通の行動なのかよく分かりませんが、十分我が道を進んでいるように見えました。

昨日は一日雨が降っていました。
雨水のタンクにも水がたまったようで、一応しばらくはこれで畑の水も確保できたようです。
ただ、梅雨というにはほど遠く、ダムの貯水量もずいぶん減ってきているようです。

考えたら、首都圏に住む多くの人の水を栃木県や群馬県の山からの水で支えているのですから、これはすごいことですよね。
日本の山の凄さをつくづくと感じてしまいます。





明日から雨が降るという天気予報が出ていたので、久しぶりに富士山に出かけてみました。
この時期は丘陵にはあまり花を見る機会が少なくなるのですが、富士山のあたりならと、出かけてみたものの・・・
こちらも水枯れで期待していた湿地の花はほとんど見ることは出来ませんでした。

と言っていたら、向こう側に真っ白な花をいっぱい咲かせた樹が見えてきました。
何だろうと近づいてみると・・・

イボタノキ
高さが5mはあろうかと・・・


イボタノキ
イボタノキ(水蝋の木)またはミヤマイボタ
モクセイ科イボタノキ属



イボタノキ
ちょうどタイミングが良かったみたいですね


湿地のすぐ横、標高は600m位ですからミヤマイボタかなとも思ったのですが、葉先が尖っていたり、いなかったりで判断が付きにくいです。
それにしても、すごい!見たこともないような大きなイボタノキorミヤマイボタの素晴らしい花が咲いていたからいいかな♪
甘くていい匂いがいっぱいしていたし・・・ネ。


残念ながら途中から雲が出てきて・・・高速道路を走っている時、車から撮った富士山の北側はまだ少し雪が残っていました。

富士山








かつて健康食品として人気の高かったコンフリーがヒレハリソウと知ったのは、やはり丘陵に通い始めてからです。
野の花にしてはずいぶん毛深く大きな葉っぱは日本産とはとても思えず、何だろうと疑問を持ったものです。
ヒレハリソウという名前だと分かって、それがコンフリーと判明したのですが、存外にこの花が可愛いことにも驚かされました。

ヒレハリソウ
ヒレハリソウ(鰭玻璃草)
別名:コンフリー
ムラサキ科ヒレハリソウ属


ムラサキ科というだけあって、よく見ると花序は先端はカタツムリのようにクルッと巻いています。
そこがまた可愛いのだけれど・・・

ヒレハリソウ
モンシロチョウが吸蜜中


細長いベル型の筒は二段に分かれていて、花のグラデーションが美しく、外来種ではありますが花は好きかも・・・

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さてこちらは蛾の仲間のトンボエダシャクです。木陰に現れて翅を休めていました。

トンボエダシャク
トンボエダシャク


そう珍しいわけではなさそうですし、写真もボケているのですが何となく気に入ったのでブログのコレクションの一つに・・・(^-^;




帰化植物だと知っているのですが、何となく気になる花ってありますよね。
南アメリカ原産で本州、四国、九州に野生化して広がっているようですが、丘陵ではまだこの一ヶ所でしか見たことがありませんが、他の場所でも見られるのでしょうか・・・
初めて見たのは冬で、なんでこんなに緑色のツユクサがあるんだろうと思ったものです。
次の年の初夏に見に行ってみたらトキワツユクサにそっくりの少し大きめな花が咲いていました。

ミドリハカタカラクサ
ミドリハカタカラクサ
ツユクサ科ムラサキツユクサ属


ミドリハカタカラクサ
茎が緑色です
トキワツユクサは茎が赤っぽいです


ミドリハカタカラクサ
白い毛がにぎやかですね
雄しべ6個で雌しべ1個


ミドリハカタカラクサ
ずーっと下の方まで広がっていました


ちょっと一時はやったブライダルベールのような花、茎は緑で太めだけれど葉っぱも似ていますね。

丘陵の少し暗い林床に咲いているのですけれど、所々日が差し込むと花や葉が輝いてとてもきれいですが、ほとんどの人が気が付かないで通り過ぎていきます。
近くの大学生かなと思うような学生さんや、米軍の基地の人たち、普通のランナーやマウンテンバイカーなどなど・・・
こんな所にこんな花が咲いているなんて気が付いていない人が多いのでしょうね。





もう何年も前、緑色の原っぱに一点赤い色が見えました。
これが初めての(アカバナ)ユウゲショウとの出会いでした。
名前を知ったのは、十年ほど前に参加した植物観察会の野外活動の中でした。
それからどーんと広がってきたように思いますが、一時ほどの勢いは今はないかもしれません。

と思ったらおっとどっこい、まだまだ沢山咲いているところを見つけました。
一面に赤い花が点々と咲いていましたよ・・・

アカバナユウゲショウ
ユウゲショウ(夕化粧)
別名:アカバナユウゲショウ
アカバナ科マツヨイグサ属


アカバナユウゲショウ
1.5~2cmくらいの花径で、野の花らしくないかも


アカバナユウゲショウ


ユウゲショウが正式名ですが、オシロイバナの通称と紛らわしいのでアカバナというのを前に付けるようです。
オシロイバナも色っぽい名前ですが、ユウゲショウもそんな雰囲気です。
でも、この花のたくましさとか元気さは全く名前にそぐわないように思います。
もともとは明治時代に観賞用として入ってきた花ですが、野生化して広がったようです。

明日はブログの更新はお休みです。







丘陵ではとても珍しい植物の一つで、毎年見るのを楽しみにしています。
日当たりの良い田んぼの横を流れる小川のほとりで咲いているのを初めて見た頃からもう10年近くなるかもしれません。
毎年増えもせず減りもしないで、一度は少し心配しましたが、2本ほどの株が花を咲かせます。

薄緑色の総状花序の長さはマメ科にしてはかなり長く30cm以上のものもあります。
木本植物かと思う位の高さになり、マメ科の草本植物としては大型の多年草です。
有毒で間違って食べるとクラクラするそうで、毒草ですが、薬草でもあります。

クララ
クララ(眩草、苦参)
マメ科クララ属


クララ
なかなかユニークな花を付けます
旗弁がずいぶん長いみたいです


クララだけしか食べないオオルリシジミというのがいるようですが、どちらも絶滅危惧種に指定されている所もあるようですね。


オオルリシジミは丘陵にはいませんが、すぐ近くにトラフシジミがいました。

トラフシジミ
トラフシジミは翅を開くと青い色をしていますが・・・


翅が開くかなぁ~って思ってしばらく待ってみたのですが、危険を察知したのかジーッと睨まれてしまいました。
残念でしたね~

こちらの食草はフジ、クズ、クサフジなどの花やツボミだそうです。





昨日と同じ場所なのだけれど・・・
まだ咲き始めたばかりのトラノオの仲間が原っぱ全体に生えていました。
ヌマトラノオによく似て細く短い葉っぱなのに・・・花はオカトラノオのようにきれいにカーブを描いています。
ヌマトラノオの花は上にまっすぐ伸びる円錐形の花序ですが花の数は少なめです。

これはもしかしたらオカトラノオヌマトラノオの交雑種のイヌヌマトラノオでしょうか・・・

イヌヌマトラノオ
イヌヌマトラノオ(犬沼虎の尾)?
サクラソウ科


イヌヌマトラノオ
オカトラノオは花がポッテリと沢山つきますが
これは少ないです


イヌヌマトラノオ
花はオカトラノオかなぁ・・・


何だかわかりにくい花ですが、明らかにオカトラノオとヌマトラノオの両方の遺伝子を半分半分もらっているという感じがします。
それにしても原っぱいっぱい広がっていましたよ。
以前から、こんなにあったのでしょうかと、ちょっと疑問に思いました。






原っぱの中にピンク色の花が見え隠れしています。
よく見ると、あっちにもこっちにも咲いていて、ちょっとしたブッシュを作っています。
まだ小さいとはいえ1mはありそうですから、この勢いで立ちあがっていけば相当な高さになりそうです。

ここは盛り土をされて作られた場所だと思うので、多分在来のコマツナギではなくキダチコマツナギ(トウコマツナギ)ではないかと思います。

キダチコマツナギ
キダチコマツナギ(木立駒繋)
別名:トウツナギ(唐駒繋)
マメ科コマツナギ属


キダチコマツナギ
少し遠かったので・・・


キダチコマツナギ
ミヤコグサも一緒に咲いています


ここは多くの人たちの憩いの場でランニングやウォーキングをしている人が行ったり来たりする場所です。
よく見ると、外来種や在来種、絶滅危惧種などが所狭しと生えていて、まさに野草天国、日当りのいい原っぱならではの育ちっぷりでした。

さて、昨日は梅雨入り宣言始まって以来のまとまった雨が降りました。表の陶器の甕には雨水がたまっています。
毎年、気を付けていないとこれにボウフラが沸いてくるのですが、今年はまだ気温が上がらないせいか雨が降らないせいかほとんど見かけません。(たまにはいます)
雨はありがたいのですが、この所の涼しのせいか野菜が育ちません・・・
「寒さの夏はおろおろ歩き・・・」という気持ちが少しわかるような気がします。

お昼からやっと晴れてきました。



今年もミヤコグサを探していたのだけれど見つからないなぁって思っていたのですが、昨日のウツボグサを探しに行った時・・・
ワァー!道の端っこにはミヤコグサが点々と咲いていますよ。
全国的に見たら珍しくもない花なのでしょうけれど、この黄色はとてもきれいな色で見つけると嬉しい花です。

ミヤコグサ
ミヤコグサ(都草)
マメ科ミヤコグサ属


ミヤコグサ
花柄が長いです


ミヤコグサ

三出複葉の葉のすぐ上に花が一つ二つ付きます

ミヤコグサ
細い種ができています


ミヤコグサという情緒豊かな名前が付ているので日本の固有種かと思ったら、ムギ栽培に伴って入ってきた史前帰化植物だそうです。
蔓延るわけでもなく、マメ科ですから根粒菌と共生することで窒素固定する有益な植物のようですね。
(田んぼのレンゲと同じです)




ウツボグサの時期だというので見に行こうという話も出たのだけれど、行きにくいのであきらめていました。でも別の場所に「咲いていましたよ」と情報をいただき見に行ってきました。
まぁまぁ、それは見事な群生地で、感激でした。

少し前に咲いていたオカタツナミソウの群生を上回るほどで、花も大きいので見ごたえがありました。

ウツボグサ
ウツボグサ(靫草)
シソ科ウツボグサ属


ウツボグサ
ホラかなり咲いていますよ


ウツボグサ
上から見てみました


ウツボグサ
↑click here(大きくなります)↑
色もいろいろありました


花穂は夏枯草(カゴソウ)という生薬で日本でも実際に使われ、またヨーロッパでも民間薬として用いられるようです。
ハーブティーにもされるようなのできっといい匂いがしたと思います、残念、匂ってくればよかったなぁって・・・

変わった名前のウツボグサ、調べてみると「靫(ウツボ)」に似ているからだそうです。
といっても「靫」って知らないよ・・・
ウツボは武士が矢を入れた長い竹かごで外側を動物の毛皮で覆ったものです。花穂の枯れた状態がその「靫」に似ているので付いた名前のようです。

Tさん連絡ありがとうございました。




6月も半ば、いつも気にかけているオオカモメヅルが咲いていました。
初めて見た時は「珍しい花があったぁー」と思った時のことを思うと、見慣れた今は個体数の多さに驚いてしまいます。

日本の固有種、薄い毛の生えた花冠は直径4~6mm位の小さな花です。色は暗紫褐色から薄い緑に近いものまであります。
中心部の5個の暗紫褐色の副花冠、中心部はうす緑の雌しべを守るように黄色い雄しべが5つ取り巻いてます。
まるで花形のボタンが真ん中についているみたいですね。

オオカモメヅル
オオカモメヅル(大鴎蔓 )
ガガイモ科オオカモメヅル属


オオカモメヅル
えび茶色の副花冠が魅力的です


オオカモメヅル
先が尖った葉はカモメが翼を広げたようで


オオカモメヅルと名前が付いたのかしらね。
同じガガイモ科のコバノカモメヅルと比べると花は小さいけれど、葉っぱはかなり大きいと思います。

まだ咲き初めかと思っていたら、かなり多くの花が見られたのはお天気が続いているせいかもしれませんね。
梅雨に入ったというのに・・・
雨は全く降っていません。これでは畑の野菜はなかなか育ってくれません・・・






ヒメコバンソウが咲いていますよと言われて見に行ってみました。
コバンソウ(←click here)は時々見かけますが、ヒメコバンソウはまだ見たことがありません。
小さな小さな5mmほどの小判がキラキラと(というほどでもないか・・・)下がっていました。

ヒメコバンソウ
ヒメコバンソウ(姫小判草)
イネ科コバンソウ属


ヒメコバンソウ


コバンソウは2cm近くあり小判型をしていますが、このヒメコバンソウはどちらかというと逆三角形をしています。
小穂を振ると音がするのでスズガヤとも呼ばれるそうです。
そうそう、ぺんぺん草を振って遊んだ、あんな感じでしょうか。
イネ科の背の高い雑草の陰に咲いていたので、ちょっと目ではなかなか見つけるのが難しそうです。

                    

キラキラの金色続きで・・・林の中ではヒルガオの葉っぱの裏に金色のジンガサハムシがいました。
モデルになってもらおうと思うとすぐに逃げてしまいます。

ジンガサハムシ
ジンガサハムシ(陣笠葉虫)
ハムシ科


ジンガサハムシ
あんよがかわいいよ~ん


小さな7~8mmほどのハムシで、とても珍しいのかと思っていたら普通種でどこにでもいるそうです。食草のヒルガオのウラッ側にいることが多く見つけにくいのだそうです。
しかし見ているととても飛べるような気がしないので調べてみたら、やはりハムシ、この透明で金色の羽で飛んでいる写真がありました。







この時期はどこに行ってもドクダミの白い花が咲いています。
触るとフッと独特のドクダミの匂いがします。
この匂いが苦手な人もいるのかもしれませんが、私はこの漢方のような匂いが好きです。

昨年見つけた八重のドクダミをもう一度見に行ってみました。まだ咲き初めでしたけれど今年も咲いていましたよ。

ドクダミ
全部咲ききっていないのですけれど
昨年見つけたドクダミ
↑click here↑


ドクダミ
5弁花も


ドクダミ
こんなのもあるし


これはスタンダードのもの
ドクダミ
ドクダミ(蕺草)
ドクダミ科ドクダミ属


こうやって見るとただのドクダミ、されどドクダミ、ドクダミもいろいろあるものですね。

梅雨に入ったというのにほとんど雨は降りません。丘陵を歩いてみても湿地や田んぼは干上がっているところが多く、ちょっと心配をしています。
ただ、東京都の水がめになっている多摩湖や狭山湖、利根川上流のダムは問題ないようです。





ウメモドキは小さな花でそう華やかな花というわけではないのですが、沢山咲くので枝全体が花で覆われているように見えることもあります。
最初の写真のようにビッシリとついているとどんなに沢山の実が成るのかなと思いますが、これは雄株。
もう少しして花が満開になると花粉だらけになっていることもあります。

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ウメモドキ(梅擬)雄株
モチノキ科モチノキ属


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この花は雌花、薄いピンクの花です
丘陵ではたまに見かけます


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隣で咲いていた雄花


山形県でレッドリストの絶滅危惧Ⅰ類、千葉県で絶滅危惧Ⅱ類に指定されていますが、狭山丘陵ではさほど珍しい花ではありません。
秋になって赤い実が枝にいっぱい成っているのはとても美しく、生け花や観賞用に庭に植えられることも多いと聞きます。
やはり、花や実が成るものは目を楽しませてくれるものですね。




テイカカズラはもう終わっているかなと思っていたのですが、あぁそうだった、ここに大きな木に絡みつくように咲くのがあったんだわと思い出しました。
昨年も見ているはずなのにすっかり忘れていました。
宿木は高さが10m近くあるでしょうか?
その木全体が白いテイカカズラに覆われています。
元の木は大丈夫なのかしらと眺めていたら・・・

テイカカズラ
テイカカズラ(定家葛)
キョウチクトウ科テイカカズラ属


テイカカズラ


平安時代末期から鎌倉にかけて生きた藤原定家が思い続けていた式子内親王が亡くなり、その墓にカズラとなって絡みついたという・・・テイカカズラ。そんなに思われるっていいのかどうか・・・ロマンティックですけれど。

おや、宿木と思われる木の葉に尾っぽの長いハチのような昆虫がいます。

テイカカズラ
尾っぽは産卵管のようです


オナガバチ
オナガバチの一種のようですが・・・
けんさんにガロアオナガバチと教えていただきました。
足が赤と黄、黒できれいですね


そんなに大きな谷戸でもないのだけれど、ここを2時間ぐらいかけて歩くと見過ごしてしまいそうな小さな花や昆虫たちが次々と現れてくるのが楽しいですね。
たまに大きな昆虫や花もあるけれど、昔はこんな虫や花はいくらでもいたよと言われそうです。
ホタルも出てきそうな雰囲気だけれど、実際はどうなのだろう・・・






先日のキキョウソウも久しぶりで見たなぁって思っていたのですが、ウロウロと原っぱを歩いていたら・・・
オヤ、こんな所にヒナキキョウソウもあるではないですか。
キキョウソウと同じくらい小さな花ですが、少し色が薄いかな。

ヒナギキョウソウ
ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)
別名:ヒメダンダンギキョウ(姫段々桔梗)
キキョウ科キキョウソウ属


ヒナギキョウ


上のもの↑はまだすい柱がまだこん棒状ですが、下↓のように3つに割れます

ヒナギキョウ

一番上の花だけが開花して下の方の葉脇には閉鎖花が一つずつ付きます


あらら、すぐそばには先日載せたキキョウソウも咲いているではないですが・・・

キキョウソウ
キキョウソウ


花がまだ開ききっていないのですが、キキョウソウとヒナキキョウソウは葉っぱの形が全く違うのと花の色の濃淡、それとキキョウソウは一つの茎につく花が一度に数輪咲くこともありますが、ヒナキキョウソウの場合は一番上にしか咲きません。
下の花は葉脇に付きますが、ほとんどが閉鎖花です。
花の形はそっくりなのですが・・・

ここの谷戸の水はずいぶん干上がっていて湿地の底は地面が割れているようでした。
昔は田んぼだった所ですが、今はビオトープのようになっていて、多くの種類の植物、トンボや蝶も生息しています。
ただ、がっかりしたのは昨日のウサギです。
皆さん、これはペットだったウサギだろうとおっしゃっていますし、私もそう思います。
この子たちはおそらく寒い冬は乗り切れないし、その前に襲われることもあるかもしれませんね。
以前、鶏のオスが5、6羽群れを成して歩いていたことがありましたが、しばらくすると見かけなくなりました・・・





そうだそうだ、ここはノアザミが咲く場所だったわと久しぶりで訪れた谷戸で気が付きました。
数年前にもこの時期に来て咲いていたのにすっかり忘れていました。
以前にもまして増えているような気がしてうれしいなぁ、アザミは昔からお馴染みの花、でもやはり好きな花。

ノアザミ
これは狭山湖畔で撮ったもの
キチョウが吸蜜中


こちらは谷戸で撮ったもの
ノアザミ
ノアザミ(野薊)
キク科アザミ属


右下にはウラナミアカシジミが写っていますが、この日はこれが大発生していてほぼ乱舞状態です。
こちらにもあちらにもという感じで踏まないように歩かなくちゃと思うくらいでした。

ウラナミアカシジミ
この時期にだけ発生するゼフィルスの一種です


帰り道に見かけたウサギちゃん、さてこの子は・・・

ウサギ
ノートリミングです


近づいても気が付かないのか逃げません。飼いウサギが脱走したのかな?
あとからもう一匹(頭)出てきて、その他にももう一匹あとから見たので、全部で三匹・・・
うーん、日本の野兎は茶色のようなので野生化したウサギかなぁ・・・
「シルバーマーチン」という種類に似ているような気がします。





雨が降ったりして肌寒い日が続いた後、この日は気持ちのいいお天気の日でした。
久しぶりに堤防の方に行ってみました。
教えていただいた場所を探しながら歩いていると、汗をかくくらいの暑さになってきました。
でも湖からの風が優しいです。

堤防
下から堤防を見上げると・・・


堤防
チガヤやブタナの向こうは青空


足元を見ると探していたセイヨウヒキヨモギの黄色い花が咲いていました。

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セイヨウヒキヨモギ(西洋引蓬)
ハマウツボ科セイヨウヒキヨモギ属


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この先には群生地が出来ていて


ずいぶん増えていそうです。
1973年から確認されているヨーロッパ原産の外来種だそうです。
きれいな花ですが・・・
一昨日に続いて外来種、ここもかなり土を運び入れているので、その中に種が混じっていたのかもしれないですね。





今年のサイハイランはまだツボミでずいぶん咲くのが遅いねと、5月の17日に見た時は思ったものです。
昨年もこの時期には咲いていたし、その前の年はもっと早かった記憶があります。
で、今年はすっかり出遅れてこれを撮ったのは31日、さすがに遅すぎたなと思うくらい、もうヘタレ気味のばかりでした。

少々あきらめ気味で帰りかけたら、華奢ではありましたが、一株きれいなのが残っていました。
下がり気味には花を付けるサイハイランにしては珍しく水平なのはまだ咲き初めだったからかもしれませんね。
色も薄いピンクでした。

サイハイラン
サイハイラン(采配蘭)
ラン科サイハイラン属


サイハイラン
側花弁が開いて


サイハイラン
ずい柱の先には黄色い花粉塊が見えています


このくらいになると徐々に花全体が下がってきて唇弁もみえています。

サイハイラン
これ位の花の色が多い


少しヨレッとしているのがこの花の特徴ですが横に羽根を広げたような細い側弁、ずい柱や唇弁の鮮やかさはやはりランならではの美しさです。
色も茶色っぽいものやクリーム色、黄緑がかったもの、めったに見られない白色もあります。

名前の由来は花の付き方や様子が「采配」に似ているからだそうです。





「キキョウソウが咲いているよ」と連絡をいただき、ちょこっと見に行ってきました。
道端の隅っこに確かに濃い紫色の花が数輪咲いていました。

キキョウソウは北アメリカ原産の帰化植物ですが、荒れ地や乾燥した場所でも咲く強い花です。
下から順番に咲いていくのでダンダンギキョウ(段々桔梗)とも言われます。

キキョウソウ
キキョウソウ(桔梗草)
キキョウ科キキョウソウ属


キキョウソウ
アップしてみました


キキョウソウ
もう少し近づくと花粉が花弁にかかっているのが見えます


キキョウソウ
少し離れると下から咲いたのが分かります


草刈りにあったのか小さくてこれから大きくなりそうな株が沢山周辺にあったようです。
この花もかなり丈夫な花で、あまり増えすぎなければ帰化植物とはいえ嬉しい花の部類に入りそうです。
私は面食いだったのかなぁ・・・




今日は雨の日、出かけるには少し抵抗があります。
暑かったり寒かったりだと体調も崩れやすいこの頃、ここの所の体調の悪さも天候のせいにしておきましょうか・・・
どうぞ、皆様もこれから夏に向かいますのでお気をつけてお過ごしください。

さて、楽しみにしていたマツバウンラン(←click here)の咲く場所に行ってみたら・・・

マツバウンラン
マツバウンラン(松葉海蘭)
オオバコ科ウンラン属


マツバウンラン
ほとんど咲いていませんでした


多分除草剤をまいたのでしょう、ここはスミレも咲くいい場所でしたが、休耕地のため雑草が生えるのは困るのでしょうね。
国立環境研究所の「侵入生物データベース」のリストにのっていて「南米やオーストラリアから1941年に侵入してきた」とされています。
最近はいたるところで見かけますが、園芸種のリナリアによく似ていて可愛いのでそのままにされることが多いようですね。

昨日の昆虫はReBirthさんから
「ツマグロシロノメイガ」とのコメントをいただきました。
皆さんありがとうございました。



sage55

Author:sage55
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