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07.11
Tue

毎年撮りたくなる花の一つにノリウツギの花があります。
ノリウツギという名前の由来は樹皮の内皮をはいで水につけることで粘液が出て、それを和紙をすく時の糊として使ったことからついた名前のようです。

もう亡くなられましたが北海道在住だった原田康子さんの小説「サビタの記憶」でサビタという花があることは知っていたのですが、これがノリウツギの木の事だと知ったのは花の写真を撮るようになってからの事です。

ノリウツギ
ノリウツギ(糊空木)
別名:サビタ、ノリノキ
アジサイ科 アジサイ属


ノリウツギ
虫さん達にも大人気


ノリウツギ
装飾花とまだツボミの両性花です


狭山丘陵では所々で見かけますが、紫陽花によく似た梅雨の時期に咲く清々しい花です。
この白く清楚なサビタは文学少女だった頃あこがれた本に出てくる花だから・・・好きなのかもしれませんね。





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