フツウの生活

狭山丘陵の花、鳥、自然の写真を主に載せながら日々の暮らしの中での思いを書いています。 ハンドルネームのsage55はセージ55です。シソ科にちなんでつけました。


あ、もうトキリマメが咲いている!
例年9月の終わり頃に見ていたような気がして、少し季節を先取りしているのかなと思ったら花期は7月から9月となっていました。
ここは日当たりのいい場所だし、絡みやすい木もあるので住み心地がいいのでしょうね・・・

トキリマメ
トキリマメ (吐切豆)
マメ科 タンキリマメ属


トキリマメ
葉脇から出ている円錐花序の黄色い花


トキリマメ
マメ科らしい花を付けます


トキリマメ
もう赤い莢もできていました


赤い実がはせると真っ黒い艶のある実が現れます。
この対比がとてもいいのですが、もう少し後でないと見られないようです・・・

今日で8月も終わりで、明日から9月、いよいよ秋到来です。
マメ科の花たちが次々と登場してきて忙しくなりそうですね。




ここの所、花が咲く前に刈られてしまうのが運命だったアキカラマツの花。
アキカラマツ自体は多年草なので刈られても毎年生育はしますが花が見られないのは残念なので、今年は管理事務所の方にお会いした時にお願いしておきましたら、きちんと残して頂きました。
雑草の中に埋もれるように咲くので大変だと思います。
撮りたい被写体のアキカラマツがどこにあるのかわからないような写真になってしまうので結構苦労しました。

葉っぱアキカラマツがなかなか個性的です。

アキカラマツ
アキカラマツ(秋唐松、秋落葉松)
別名:タカトウグサ(高遠草)
キンポウゲ科 カラマツソウ属


アキカラマツ
秋の開花時期に全草を乾燥させて生薬にします


アキカラマツ
扇状に広がっているのは雄しべ
蕚片は開花と同時に落ちてしまいます


アキカラマツの別名のタカトオグサ、漢字名は高遠草と書きます。
高遠というと有名な長野県の「高遠の桜」を連想します。調べてみるとやはりタカトオグサは高遠地方に伝わる伝承薬で、実際に和漢薬として売られていました。
ただこれらに使われるものは栽培されていると思いますし、アキカラマツ自体はキンポウゲ科で強くなさそうですがアルカロイドを含んでいるようです。

・毒を以て毒を制す
・薬も過ぎれば毒となる
・毒変じて薬となす





日本全国で見られるというナンバンギセルは万葉集にも出てくるそうですが、ここら辺りではそんなに簡単に見つかる花でもないようです。
ただ咲いている場所を知っているので毎年楽しみに見に行く花の一つです。
埼玉県では絶滅危惧種Ⅱ類、長野県や山形県では絶滅種になっていて、数年前まで北側の埼玉側でも見られていたのですが、今年はまだ確認できていません。

ナンバンギセル
ナンバンギセル(南蛮煙管)
ハマウツボ科ナンバンギセル属


ナンバンギセル
花は筒状で先はフリルのように5裂します


ナンバンギセル


ススキ、ミョウガ、サトウキビの根に寄生する事が多いようですが、こちらではほぼススキの場合がほとんどです。

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そういえば、今日歩いてレモンエゴマ(←click here)の生える場所を通りかかったら、草刈り隊の方にお会いしました。
ちょうど、レモンエゴマの少し手前まで刈り込まれていて、「ここも刈るんですか?」と聞いたら「希少種以外は刈ってください、と言われていますからねぇ・・・、うちでは刈らないことには仕事にならないです、もしあれでしたら管理事務所に言ってみてくださいよ」
と言われ管理事務所にトコトコと訪ねていきましたが、ここでも同じような答えでしたから、あきらめました。

ところが、ナンバンギセルを撮っていたら管理事務所の方がいらして「少しだけ残しておきましたよ」とのこと。
良かったなぁとホッとしました。
以前も「アキカラマツ」「キハギ」の情報を聞いてくださって残してくださったのでありがたいことです。
希少種だけ残しておくのではなく、多少は普通の野草もあっていいんじゃないかしらと思うのですがどうでしょうか?
当たり前の雑草だっていつ絶滅危惧種になるかもしれない時代ですから・・・
まぁ刈り込んでも脇芽が出る可能性もありますから完全に消えてしまうことはないし、他の所でも見られるのですが・・・

レモンエゴマは大正2年(1913年)に高尾山で初めて発見された植物で葉をもむとレモンの香りがします。
全国的にはどういう状況かわかりませんが、ご存知の方は教えていただければありがたいです。





丘陵でも南側と北側では花の咲き具合や色なども違っているのですが、北側ではノブドウの実がもうできていました。
しっかりブドウタマバエやブドウトガリバチの幼虫が寄生して虫えいができていて紫色や碧色などカラフルな色になっていました。

ノブドウ
ノブドウ(野葡萄)
ブドウ科ノブドウ属


ノブドウ
そういえば正常な実を見たことがありません
虫えいになっていない普通の実はどんな色なんでしょう


ノブドウの花
s-IMG_1566.jpg
花は7月ごろ咲きます、蜜壺みたいなのがありますね


どこでも見かけるノブドウですから、繁殖力も旺盛なのだろうと思いますが、ちゃんとした実が出来なくてどうやって増えていくのでしょうか?面白いものですね。

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以前も書きましたが、ノブドウは別名「ブス(附子)」です。
昔々・・・

和尚さんが小僧たちに内緒で舐めていた水飴がばれないように「これは苦い薬でブスというのだ。子どもがなめたら死ぬぞ」と言って出かけました。しかし小僧さんたちは和尚さんのついた嘘を見抜いて全部食べてしまいました。
そうして壺を割り、帰って来た和尚さんの前でワァ~と泣きながら「和尚様の大事な壷を割ってしまったので死のうとおもってブスを舐めましたが全部なめても死ねないのです」と・・・そんな話でしたね。

あの「苦い薬のブス」はこの「ノブドウの実の焼酎漬け」だそうです。
昔から会津地方の伝承民間薬だそうで肝臓障害などによいとのことです。

身体い良いと言ってもらったけれど「本当に苦くて飲めない」と会津若松に住む友人は言ってました・・・




森の裾の林の一部が真っ白になっていたので、もしかしたらと思いって見に行ってみると・・・
ボタンヅルの花が遠目には白い雪が積もったようになっていました。
よく似たセンニンソウに比べると少し小さ目ですがきれいに咲いていましたよ。
葉っぱの形が牡丹の葉に似ていてそれでボタンヅルというようです。
花もなかなか見せてくれますが、葉っぱの形も魅力的ですね。

ボタンヅル
ボタンヅル(牡丹蔓)
キンポウゲ科センニンソウ属


ボタンヅル
花弁のように見えるのは蕚片、ツンツンと突き出した雄しべの方が長くて目立ちます


ボタンヅル
実際は終わりかけていました


ここには時々来るのにボタンヅルに気が付かなかったのが不思議ですね。
しばらく来ないとどんどん季節が移り、咲いている花もいつの間にか変わってしまいます。
仕事を辞めてから少しは閑になるのかと思うのですが、あの頃の方がマメに丘陵に通っていたかも・・・






いつも通る原っぱの木の下に直径1.5m位のフェアリーリング(芝生にキノコが環状に生える)が出来ていました。
キノコの名前は分かりませんが、割と大きく8cmくらいありそうです。
これから傘が開くのかしらねと、思ったのですがなかなかキノコらしいキノコです。

キノコ
草の陰で見えないキノコもありますが・・・


キノコ
キノコ三兄弟


キノコ
少し茶色がかったのも


今日はこれから出かけます。
曇りか雨のようですが、花火を見に行きますよ~
多分写真は撮りません・・・下手なんです(笑)





丘陵のふもとに思いがけずハスの花が咲いていましたが、こんな所に蓮(レンコン)が植えてあるのは知りませんでした。
急いでいて通りすがりにチャチャっと撮ってきましたので、写真の出来はいまいちですが・・・
もちろん食用にするか仏花だと思いますが、この辺りでは見かけることの少ない花です。
子供の頃よく見ていた昔なじみの花だったので、まるで旧知の友人と会ったようで懐かしかったです・・・

蓮
ハス(蓮)
ハス科ハス属


蓮
食用にするレンコンの花とは信じられないくらいきれいです


蓮
以前見た大賀ハスに比べると白っぽい感じがします


蓮
向こうが狭山丘陵
葉の形も魅力的ですね


インド原産だそうですが、弥生時代の遺跡から見つけた種を理学博士の大賀先生が発芽させた「大賀ハス」は有名で私も見たことがありますがきれいなハスでした。

以前ベトナムのお土産で「ハス茶」というものをもらいました。さわやかな飲み心地が良かったです。
日本ではレンコンとして食べるのがほとんどですが、東南アジアでは他の部位も実も茎も何らかの形で食用にするようです。
素晴らしい植物ですね。




丘陵に咲く花もたくさんある中、独特の形と雰囲気で、これも毎年恒例のブログ掲載の花です。
山梨在住のMKさんのブログで思い出し朝一番で撮りに行ってきました。
ハコベとつくだけあってナデシコ科の花ですが、花が茎に対して直角に曲がっていますし、花の形もユニークです。
花径も、2cmと大きめですが、花色が地味なせいか、散歩の人たちは素通りでした。

ナンバンハコベ
ナンバンハコベ(南蛮繁縷) 9月14日撮影
別名:ツルセンノウ
ナデシコ科ナンバンハコベ属 


ナンバンハコベ
花弁は直角に折れ後ろに反ります


ナンバンハコベ
とっても不思議な形をしています


今年も見ることが出来て良かったです。まだ小さな株もあったし、これからしばらく咲き続けそうですね。

写真を撮っていたら、ランニング中の小父さんが話しかけてきて「キツネがいるんだよ」と見かけた場所を教えてくれました。
キツネなんて珍しくないよ、と言われそうですが、私はこの丘陵でタヌキやハクビシンは見ましたがキツネを見かけたことはなく、巷では一時はもう絶滅したのではないかといわれていたようです。
つい先日も仲間内でどうもいるらしいとの話が出ましたし、案外いるのかもしれませんね。

RDBでは
ナンバンハコベ:東京都 絶滅危惧種Ⅱ類 埼玉県 準絶滅危惧種
キツネ類:東京都 絶滅





ブログに写真をアップしていると必然的に写真の選択に迫られます。
時期が過ぎてしまって今更というのもありますし、たくさん撮った写真の中からどれを載せるかで迷った挙句・・・というのもあります。
載せそびれた感じだけれど、これはちょっと載せたかったなぁというのをちょっとだけ・・・

まだ咲き初めの頃、クサギの花の雄しべがクルンとカーブしています
クサギ


これもクサギ、花が蕾を出して開く手前までが、ちょうど順番に並んでいたので撮りました。

クサギ
右から、蕚→蕚から花がのぞいて→赤い花筒が伸びて先に丸くて白い花冠がでています


これはミズキの実です
ミズキ
ちょうど色とりどりの実がついていました



花や鳥、昆虫などの写真を撮るときは気に留めていないのですが、あとから見るとこんな風に見えるんだなぁって思うことがあります。
花は花を見ているだけで十分美しさは通じるのですが、レンズを通してみるとまた違う魅力があるのかも・・・





花を探して歩いていると、その先に昆虫がいることが結構あります。
そうやって、新しい出会いがあって、花も見られるし昆虫も見られるし、たまには鳥も見られます。
自然の持つ魅力ははかりしれなくて、歩けば歩くほど見つかるのでしょうね。
(というほど最近は歩けないのですけれど・・・)

ハサミツノカメムシ
ハサミツノカメムシ ツノカメムシ科


ハサミツノカメムシ
逃げるカメムシを追いかけます


ハサミツノカメムシ
アメリカタカサブロウの花の上を逃げ回ります


昆虫にとってはいい迷惑なのか時々目が合うとこちらを睨んでいるように見えますが、気のせいでしょうか(笑)
私は初見の昆虫ですが、カメムシ類の種類の多さにも驚かされます。
ホソハリカメムシ、ノコギリカメムシ、アカスジカメムシ、クモヘリカメムシ、キバラヘリカメムシ、アオクチブトカメムシ、エサキモンツキマメムシ、オオカメムシ、アカスジキンカメムシ、クヌギカメムシ等々・・・






雨ばかり続いて花たちも元気があるようなないような・・・
少しお疲れ気味のキンミズヒキで、あまり珍しくもないのですが、頑張っている姿を映してきました。

田んぼを背に風に吹かれてフラフラと花穂を揺らしている姿、何となく晩夏ですね。

キンミズヒキ
キンミズヒキ(金水引)
バラ科キンミズヒキ属


キンミズヒキ
風雨に打たれて


キンミズヒキ
倒れてもキンミズヒキは頑張る!


横向きの写真は縦横を間違えたわけではなくこんな風に横になって咲いていました。

以前はこの辺りはワレモコウの花が沢山咲いていてそれはそれは風情があっていいものでした。
今年は何とも寂しい限りで2個もあったでしょうか?
その後見に行っていないのですが、どうなっているでしょう・・・

ワレモコウ
2015.08.31撮影


キンミズヒキとワレモコウ、どちらも野の花でいい花ですが、やはりワレモコウも見たいなぁ・・・





もうずいぶん前から咲いているヤブミョウガの花。
いつ載せようかと迷っているうちに今年もヤブミョウガのシーズンも終わりに近づいてきました。
ツユクサの仲間らしくシベがツンツン飛び出しています。

倒れたりするものが多い中、ヤブマメやミズヒキに囲まれたり絡まれたりしながらかろうじて立っていました。

ヤブミョウガ
ヤブミョウガ(薮茗荷)
学名 Pollia japonica
ツユクサ科ヤブミョウガ属


ヤブミョウガ
寸詰まりですね


ヤブミョウガ
もう濃紺の実が出来ていました


ヤブミョウガの花は茶道を長くやっていた母が好きは花で「庭に植えなさい」と言ってくれたのですが、余りにも丈夫で蔓延るものですから辛抱して抜いていきました。
今見ると本当にいい花だなと思いますが、やはり野で見ているのと庭で咲いているのでは趣きが違うものだなと思いました。

久しぶりに夏の終わりのような気候になりました。
朝からアブラゼミが家の近くで鳴いています。
もう少ししたら、秋の虫が鳴き始めて今夜は初秋の趣きになりそうです。





何時もの撮影スポットでこんなものを見つけました。
なんかちょっと違うなと思って撮ったのですが、さてこれは何でしょう。
といっても、すぐ下の写真を見ていただくと分かるのですが・・・

エノコログサ
水滴の中にも空気が入っていてきれいですね
これはエノコログサに付いていました


エノコログサ
いつもの露より大きめです


エノコログサ
こんな感じです


長い雨の後だと空中に水分が多く含まれています。
この日のように晴れた朝には放射冷却が起き葉の表面の温度が空気よりも下がって露点以下になり露が付きます。
ただこのように大きな露が付いているのを見るのはとても珍しいので、ついカメラを向けてしまいました。






巷のうわさで聞いていて、一度は見たいと思っていたスズサイコの花、少し遠い場所でしたがやっと見ることが出来ました。
もう一生見ることがないと思っていた花に出会えるのはとても嬉しいことで、情報をくださった方に感謝です。

ガガイモやオオカモメヅル、コバノカモメヅルなどの仲間で同じように星形(ヒトデ形?)をしたガガイモ科カモメヅルの仲間です。
これらの花をネットや本で調べていると必ず、このスズサイコという花を見るので、つい覚えてしまい、いつか見たいなと思っていた花だったので楽しい時間でした・・・

スズサイコ
スズサイコ(鈴柴胡 )
ガガイモ科カモメヅル属


スズサイコ
ガガイモ科の花らしいですね


スズサイコ
一つだけ目いっぱい開いているのがありました


スズサイコ
ガガイモの仲間は蔓性が多いのですが
スズサイコは直立、葉は対生しますが細いです


スズサイコ
二股に分かれた袋果(実)も見つけました
これはガガイモ科らしいですね


早朝に咲くと聞いていたのですが涼しかったせいか大丈夫、見ることが出来ました。
全国的に絶滅の危機にある花のようなのでもう少し増えてくれるといいですね。
ガガイモ科の花はその他にも同じような状況のようなので大事に見守っていきたい花の一つです。

雨続きの毎日、ほんの少しの晴れ間を見つけて丘陵に出てみました。
アッという間に湿地の脇の道は背の高い雑草に覆われていて歩きにくいこと・・・
と思っていたら、テントウムシダマシがいました。

ダマシなんて名前が付きますからテントウムシではないのかと思ったらちゃんとテントウムシの仲間です。
でもテントウムシは害虫を食べてくれる益虫、マダラテントウムシ亜科の仲間は草食性でナス科の葉っぱや実を食べてしまう害虫もいます。

でも、このトホシテントウムシはカラスウリ類の葉っぱを食べるそうですから、害虫ではないようです。

トホシテントウ
トホシテントウ
テントウムシ科マダラテントウムシ亜科


トホシテントウ
あんよが可愛いよ~


トホシテントウ
正面から撮ってみました
身体に毛が生えています


これだけでは寂しいのでかなり前に撮ったちょっと寸足らずのつぶれたようなホオズキの実を・・・

ホオズキ
緑とオレンジの実がついていました







毎年見に行っているところにオケラを確認に行ってきました。
まだ花は咲いていないのですが、独特の魚の骨のような薄緑色の苞葉を見ることが出来てホッとしました。

オケラ
塀の向こうに見えています
木製のプランタに植えてあるみたいに見えます


オケラ
オケラ(朮)
キク科オケラ属


オケラ
葉っぱも独特で魅力的です


雄花や雌花が今年も見られると思うと絶滅危惧種なので嬉しいですね。
東京都では、絶滅になっていますが・・・

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雨ばかり降っていますね。
傘をさして下ばかり見ていたらこんな草が目につきました。
葉っぱというとこれなんでしょうね・・・
うーん、どこかで見たことがあるんだけれど、ミヤコグサの小さいのみたいにも見えるか・・・

野草
もしかしたらセイヨウミヤコグサ?








前回この道を通った時、葦にすっかり覆いかぶさられて倒れていたツボミのジョウシュウカモメヅルを何とか助け起こしておいたのが良かったのか、今日は咲き始めていました。
今年は天気が定まらないせいか花の生育も今一つですが、とりあえず花が咲いている時に撮っておかないとね(^^)

ジョウシュウカモメヅル
ジョウシュウカモメヅル(上州鴎蔓 )
キョウチクトウ科 カモメヅル属



ジョウシュウカモメヅル
対生した葉の付け根から花序が出てきます


ジョウシュウカモメヅル
花は直径2cmくらいあります


花はまだ咲き初めで昨年に比べるとあまり元気がなかったような気がします。
お天気が回復しません。
8月に入ってから毎日雨なのですが、1977年もそんな年だったようです。
経験したこともない寒い夏で長袖を着て、まだ生まれたばかりの子供を抱いていたのを覚えています。
とても心細かったのは子育ての不安だけではなく、寒い夏ということもあったように思います。





八月の初め夏になったら夏ミカンが届きました。
でも、季節的には余りにも早すぎますよ・・・と思っていたら昨年できて木でそのままにしておいたミカンだそうです。
甘夏にしてもお正月過ぎてから市場に出回るのですから、今頃まで木に成らせておくのは不思議です。

ずーっと置いておくと中身がシワシワになってしまうのではないかと、調べてみると5月になってから収穫したものが実は一番おいしいのだそうです。4月上旬から6月中旬に追熟・貯蔵するとか・・・

夏ミカン
皮に模様が見えるのは熟成して美味しい印とか


夏ミカン
ほら瑞々しいでしょ


夏ミカン
剥いてみたらこんな感じ


夏ミカン
畑の四季成りイチゴと・・・


柔らかな清々しい酸味がしました。
木で熟成された甘夏ミカン、美味しくいただいています。
見た目だけではわからない、こういうものって知っている人しか味わえない味なのでしょうね。

ありがとうございました。





連日の雨で田んぼはもう十分ですと言いたくなるほど水がいっぱいいっぱいで、あふれんばかりです。
これでは水田雑草など見られるはずもないと思いながらも、そこは長い間の習性で「何かないかなぁ・・・」と目は田んぼの水の上をさまよってしまいます。
探しているのは、昨年も見つからなかったオモダカの花。
遂に絶滅してしまったかなと思っていたら、あっ、あったわ♪

オモダカ
オモダカ(面高)
オモダカ科オモダカ属


オモダカ
雄花でしょうか


オモダカ
葉っぱ↑が水の中で見られないのかと思っていたら
矢じり型の葉がありました


もう雌花は終わってしまったのかな、うまく受粉できて種がこぼれているといいのですが・・・
ここは公園が管理している田んぼですから、オモダカが準絶滅危惧種だということはご存じだと思うのですが、毎年はらはらしながらいつなくなるか、もうなくなってしまったのではないかと気にかかります。




野草の中でもお気に入りのツユクサ。
子供の頃のままごとの遊び道具の一つでもあった花ですが、今でも見かけると撮ってみたくなる花の一つです。
手で花をつまんですり合わせると青い汁が出てきますが、これを使って昔は着物の下絵を書く時に使ったとか・・・
実際に使うのはオオボウシバナというツユクサの栽培変種が用いられるようですね。

ツユクサ
ツユクサ(露草)
ツユクサ科ツユクサ属


s-IMG_7964.jpg
色の薄いものはミズイロツユクサとよばれます


s-IMG_8081_2017081213574762d.jpg
タンデム型


天候のせいにばかりするのは気が引けるのですが、今年はツユクサだって何となくパッとしません。
そんなことを言うとツユクサに「もっときれいに撮ってよ」と怒られそうですが、今日の所はこれで・・・






暑かった7月のことはウソのように、今年の8月は寒い日が続いています。
8月なのに長袖で雨が降っているので窓も閉めて、ひっそりと暮らす毎日です。
たまの曇りには畑に行って台風後の後片付け・・・

7月の末に撮ったガガイモの花を載せますね。

ガガイモ
ガガイモ(がが芋)
古名:カガミ、カガミグサ
ガガイモ科ガガイモ属


ガガイモ
ガガイモ科独特の肉厚の葉っぱ


以前はガガイモは雑草として身近に見られたし、今でも少し離れたところ辺りには咲いているはずと思うのですが、畑道や、工場の塀に咲いていた花や独特の実も見ることがなくなりました。
丘陵には沢山あるのですが、丈の低い草ばかりで花や実 s-IMG_8280.jpg が出来る前に刈り取られてしまいます。
最近は特定の自然を残すようにしている場所でしか見られないようになりました。
ガガイモの種の鞘に乗ってきた神様の事(←click here)をもう一度思い出して見つけたいのですけれど・・・

ベニシジミ
ベニシジミのカップル








ヒヨドリバナは丘陵では珍しい花ではなく、尾根道や林道、原っぱなどどこで見見ることが出来る花です。
初めて見たのは確か周遊路でフジバカマの白花かなと思ったくらい似ていて、何だろうと?思ったものです。
ヒヨドリバナでも少し赤みがかかるものs-IMG_3094.jpgがあるので紛らわしいです。
でも、フジバカマの葉は3裂しますがこれは裂けていないので分かりやすいですね。

ヒヨドリバナ
田んぼのほとり・・・ボケていますが、何となく気に入って


ヒヨドリバナ
ヒヨドリバナ(鵯花)+トラフシジミ
キク科ヒヨドリバナ属


ヒヨドリバナ
雌しべの先が2つに割れています
小さな花が集まった散状花序です


秋の七草のオミナエシやフジバカマはほとんどの山では見られなくなってしまいました。
代わりにたくさん見かけるオトコエシやヒヨドリバナはどうでしょうか?

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今日も雨の朝で、時々小雨の降る曇りの一日。
昨日は一日だけの晴れで、あとはずーっと曇りが続くので梅干しの土用干しは望めそうにありません。
今年の天気はどうしちゃったんでしょう。






アキノタムラソウというと名前に「秋」が付くのに7月ごろから咲いていて花期も長く楽しませてくれる花です。
でも、今年はなぜか不出来であまり綺麗に咲いているのが無くて元気がありません・・・
とはいえ、季節の花です、無理やり在庫からアップです。

花も蕚も毛や腺毛に覆われていてかなり毛むくじゃらです。蜜が美味しいのか昆虫はよくこの花に誘われるようです。

アキノタムラソウ
アキノタムラソウ(秋の田村草)
シソ科アキギリ属


アキノタムラソウ
お馴染みのホソヒラタアブ


梅雨時は雨が降りませんでしたし、梅雨明け後は雨か曇り・・・
花があまり綺麗に咲かなかったのはこの天候が影響したのではないかと思いますが、それは人間が思う事。
美味しい蜜が沢山出ているのでしょうね、虫たちにはお気に入りの花のようでした。

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今年も梅干しを漬けてみましたが、梅の出来がいまいちよくなくて収穫も少なくて・・・・
何時もなら土用の辺りに干すのだけれど、天気が悪すぎて干せません。
やっと、今日干してみました。

梅干し
これが干しあがったら、あと一甕干します






暑い中でも歩くことは大事なのですが、さすがに最近は疲れます。
台風のあとは特にムシていたので少々ばて気味。
見つけたかった花は見つからずで、在庫からの出品です。

これはミゾカクシ、別名をアゼムシロと言います。
どちらの名前も「溝を隠すぐらい広がってしまう」「畔にムシロを敷いた位になる」とあまりいい意味ではなさそうですが、欧米ではグランドカバーとして使われているそうです。

ミゾカクシ
ミゾカクシ (溝隠)
学名:Lobelia chinensis
キキョウ科ミゾカクシ属


ミゾカクシ
花冠に乗った水滴は昨晩の雨の贈り物


半分しか咲いていないように見える花は園芸種のロベリアによく似ていますが、そういえば学名も 「Lobelia」=ミゾカクシ属 でしたね。

ミゾカクシ
ホソヒラタアブもミゾカクシが大好き?


これを撮ったのは学習田んぼ。ここの田んぼは手入れが行き届いていてミゾカクシはほとんどがボランティア(多分)さんの手作業で除草されていて申し訳程度に残っていました。
でも、もちろんお米の生育のことを思えば大事な事なんでしょうね。






朝顔と見間違うほどの大きなヒルガオは山野ではとても魅力のある花です。
ヒルガオっていうのだから昼間に咲くのかと思うときちんと朝から咲いています。じゃあなぜヒルガオかというと朝顔は朝咲いてお昼には萎んでしまうのにお昼になっても咲き続けているからだそうです。
お昼まで咲く方が花としてはいいような気もするだのけれど・・・

ヒルガオ
ヒルガオ(昼顔)
ヒルガオ科ヒルガオ属


ヒルガオ
葦の茎に巻き付いています



ヒルガオは多年草で朝顔と違って種が出来ません。
子供の頃、学校から種をもらってきて育ててみたり、近所のおばさんにもらったりして増やしていた朝顔。
ずいぶん育ててみましたが、最終的には野山に咲くヒルガオ、隣との境のガレージフェンスなどに巻き付いたヒルガオもいいものだなと思ってしまいました。

サトジガバチ
ジガバチの仲間がユウガギクから吸蜜中


ユウガギクもあちこちで咲き始めて蜜を求める昆虫が多く飛んでいます。





子供だった頃、毎年8月15日には実家のベランダから打ち上げ花火を見ていました。
お盆の送り火だったのですが、花火はなぜか好きで大人になっても毎年お盆のころには必ず帰って見ていたものです。
昨晩8月5日に入間市の自宅の近くで小規模ながらふるさと祭りの花火大会がありました。

8月の6日は広島に原爆が落ちた日。

偶然だと思いますがその前日に上がった花火、原爆の犠牲者への迎え火かな・・・
核兵器のない世界が来ることを願って花火を見ました。

ヤマハギ



被爆者の人たちの平均年齢は81歳を超えたそうです。
「核兵器廃絶」を訴える被爆者たちの声を聞えているのに、なぜ唯一の被爆国である日本は「核兵器禁止条約」に参加しなかったのでしょうか。

原爆死没者慰霊碑には「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」書かれています。






少し前まで沢山咲いていたウマノスズクサ、この花の形も変わっていますが、ジャコウアゲハはこれを食草として育ちます。
そのウマノスズクサの持つ毒素を体内に取り入れて敵から逃れるというのも長い間の進化で勝ち取ったものなのでしょうね。

さなぎの姿がきれいなので撮ってみました。

ウマノスズクサ
ウマノスズクサ(馬の鈴草)
ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属


さなぎ
ジャコウアゲハのさなぎです


ジャコウアゲハ
これはジャコウアゲハ↑Click


そうそう、さなぎと言えばアカボシゴマダラの羽化したばかりの写真を撮っていました。

アカボシゴナダラ
さなぎの抜け殻が分かりますか?


外来種のアカボシゴマダラ、見かけますか?
昨年まではよく見ていたのですが、今年はまだ見ていません。
もっとも、あまり足しげく出かけていないせいもあると思いますけれど・・・





一ヶ月ほど前からちらほら咲いているのは見ていたのだけれど、もう少し待ってからなんて思っていたら、ずいぶん咲き進んでいました。
丘陵ではあちこちで見られますが、図鑑ではお馴染みのツリガネニンジンは、子供の頃の私にとっては憧れの花でした。
リンドウとかキキョウといった山野草でも釣り鐘型の花には特に惹かれるような気がします。

こんな近くにかわいい花がどっさり咲いているのはうれしいことです。
白と薄紫のツリガネニンジンが並んで咲いていました。

ツリガネニンジ
ツリガネニンジン(釣鐘人参 )
別名:トトキ
キキョウ科ツリガネニンジン属


ツリガネニンジ
ベル型の花はかわいいです


ツリガネニンジ
白い色の釣り鐘が風に揺られているようです


トトキという別名は「とっておき」が訛ったもので若芽を胡麻和えや天ぷらにしたそうですがどんな味がしたんでしょう・・・

かなり前ですが、とっておきの料理を 料理 (←click here) 親戚の訪問の際に作りました。





久しぶりに南側の田んぼの横を流れる小川に行ってみました。
夏の花がしっかり咲き始めていましたが、ここの所毎日雨模様で曇りも多かったせいか小川の水かさが増しています。
近づくのが無理なものは望遠の出番になってしまいました。

おやおや、今年もメハジキがもう咲いています。調べてみると過去には7月の終わりにも咲いていますから、別に早いというわけではないようです。

メハジキ
メハジキ(目弾き)
別名:ヤクモソウ(益母草)
シソ科 メハジキ属


田んぼと雑木林を背景にのどかに咲いていますね。

メハジキ
まぶたの上と下に茎を挟んで

目を閉じる勢いで

茎をパチンとはじく

遊びからメハジキって名前がついた?


メハジキ
いかにもシソ科の花です


別名のヤクモソウ(益母草)という名前からわかるように薬草です。シソ科は薬効のあるものが多くシソオイルやエゴマオイルなどが健康食品として使われています。

お天気が毎日パッとしません。これから先一週間は曇りの予報が出ていますし、何せ暑くない夏です。
ずいぶん昔、子供をまだ抱っこしていた頃、長袖を着せて公園で遊ばせていた寒い夏がありました。
今年もそんな夏かもしれないですね。




この所の雨で出かけるのも難しいのですが、出かけても林道が歩きにくく、つい楽な周遊路を歩くことが多いです。
それでも幾つかの花は見つけることが出来ました。
ミズヒキもそろそろ咲き始めていて、それも良いのだけれど何せ撮りにくいのでついついスルーして・・・
あぁ、そういえばミズタマソウがシーズンでしたね。
7月の半ば過ぎから見られるのですが、これからがハイシーズンかもしれません。

ミズタマソウ
ミズタマソウ(水玉草)
アカバナ科ミズタマソウ属


ミズタマソウ
対生した葉柄の元は赤くなり


ミズタマソウ
ホソヒラタアブが花から花へと飛びまわります


茎や葉は細毛で覆われていて水をはじくので水玉が出来ていますが、名前の由来は丸い実が出来るからかもしれません。花びらは二つで雄しべも二つ、小さな白い花がミズタマソウという名前の涼しさもあって夏らしいですね。

庭から秋の虫たちの声が聞こえ始めました。




sage55

Author:sage55
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