フツウの生活

狭山丘陵の花、鳥、自然の写真を主に載せながら日々の暮らしの中での思いを書いています。 ハンドルネームのsage55はセージ55です。シソ科にちなんでつけました。


明日から雨が降るという天気予報が出ていたので、久しぶりに富士山に出かけてみました。
この時期は丘陵にはあまり花を見る機会が少なくなるのですが、富士山のあたりならと、出かけてみたものの・・・
こちらも水枯れで期待していた湿地の花はほとんど見ることは出来ませんでした。

と言っていたら、向こう側に真っ白な花をいっぱい咲かせた樹が見えてきました。
何だろうと近づいてみると・・・

イボタノキ
高さが5mはあろうかと・・・


イボタノキ
イボタノキ(水蝋の木)またはミヤマイボタ
モクセイ科イボタノキ属



イボタノキ
ちょうどタイミングが良かったみたいですね


湿地のすぐ横、標高は600m位ですからミヤマイボタかなとも思ったのですが、葉先が尖っていたり、いなかったりで判断が付きにくいです。
それにしても、すごい!見たこともないような大きなイボタノキorミヤマイボタの素晴らしい花が咲いていたからいいかな♪
甘くていい匂いがいっぱいしていたし・・・ネ。


残念ながら途中から雲が出てきて・・・高速道路を走っている時、車から撮った富士山の北側はまだ少し雪が残っていました。

富士山








かつて健康食品として人気の高かったコンフリーがヒレハリソウと知ったのは、やはり丘陵に通い始めてからです。
野の花にしてはずいぶん毛深く大きな葉っぱは日本産とはとても思えず、何だろうと疑問を持ったものです。
ヒレハリソウという名前だと分かって、それがコンフリーと判明したのですが、存外にこの花が可愛いことにも驚かされました。

ヒレハリソウ
ヒレハリソウ(鰭玻璃草)
別名:コンフリー
ムラサキ科ヒレハリソウ属


ムラサキ科というだけあって、よく見ると花序は先端はカタツムリのようにクルッと巻いています。
そこがまた可愛いのだけれど・・・

ヒレハリソウ
モンシロチョウが吸蜜中


細長いベル型の筒は二段に分かれていて、花のグラデーションが美しく、外来種ではありますが花は好きかも・・・

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さてこちらは蛾の仲間のトンボエダシャクです。木陰に現れて翅を休めていました。

トンボエダシャク
トンボエダシャク


そう珍しいわけではなさそうですし、写真もボケているのですが何となく気に入ったのでブログのコレクションの一つに・・・(^-^;




帰化植物だと知っているのですが、何となく気になる花ってありますよね。
南アメリカ原産で本州、四国、九州に野生化して広がっているようですが、丘陵ではまだこの一ヶ所でしか見たことがありませんが、他の場所でも見られるのでしょうか・・・
初めて見たのは冬で、なんでこんなに緑色のツユクサがあるんだろうと思ったものです。
次の年の初夏に見に行ってみたらトキワツユクサにそっくりの少し大きめな花が咲いていました。

ミドリハカタカラクサ
ミドリハカタカラクサ
ツユクサ科ムラサキツユクサ属


ミドリハカタカラクサ
茎が緑色です
トキワツユクサは茎が赤っぽいです


ミドリハカタカラクサ
白い毛がにぎやかですね
雄しべ6個で雌しべ1個


ミドリハカタカラクサ
ずーっと下の方まで広がっていました


ちょっと一時はやったブライダルベールのような花、茎は緑で太めだけれど葉っぱも似ていますね。

丘陵の少し暗い林床に咲いているのですけれど、所々日が差し込むと花や葉が輝いてとてもきれいですが、ほとんどの人が気が付かないで通り過ぎていきます。
近くの大学生かなと思うような学生さんや、米軍の基地の人たち、普通のランナーやマウンテンバイカーなどなど・・・
こんな所にこんな花が咲いているなんて気が付いていない人が多いのでしょうね。





もう何年も前、緑色の原っぱに一点赤い色が見えました。
これが初めての(アカバナ)ユウゲショウとの出会いでした。
名前を知ったのは、十年ほど前に参加した植物観察会の野外活動の中でした。
それからどーんと広がってきたように思いますが、一時ほどの勢いは今はないかもしれません。

と思ったらおっとどっこい、まだまだ沢山咲いているところを見つけました。
一面に赤い花が点々と咲いていましたよ・・・

アカバナユウゲショウ
ユウゲショウ(夕化粧)
別名:アカバナユウゲショウ
アカバナ科マツヨイグサ属


アカバナユウゲショウ
1.5~2cmくらいの花径で、野の花らしくないかも


アカバナユウゲショウ


ユウゲショウが正式名ですが、オシロイバナの通称と紛らわしいのでアカバナというのを前に付けるようです。
オシロイバナも色っぽい名前ですが、ユウゲショウもそんな雰囲気です。
でも、この花のたくましさとか元気さは全く名前にそぐわないように思います。
もともとは明治時代に観賞用として入ってきた花ですが、野生化して広がったようです。

明日はブログの更新はお休みです。







丘陵ではとても珍しい植物の一つで、毎年見るのを楽しみにしています。
日当たりの良い田んぼの横を流れる小川のほとりで咲いているのを初めて見た頃からもう10年近くなるかもしれません。
毎年増えもせず減りもしないで、一度は少し心配しましたが、2本ほどの株が花を咲かせます。

薄緑色の総状花序の長さはマメ科にしてはかなり長く30cm以上のものもあります。
木本植物かと思う位の高さになり、マメ科の草本植物としては大型の多年草です。
有毒で間違って食べるとクラクラするそうで、毒草ですが、薬草でもあります。

クララ
クララ(眩草、苦参)
マメ科クララ属


クララ
なかなかユニークな花を付けます
旗弁がずいぶん長いみたいです


クララだけしか食べないオオルリシジミというのがいるようですが、どちらも絶滅危惧種に指定されている所もあるようですね。


オオルリシジミは丘陵にはいませんが、すぐ近くにトラフシジミがいました。

トラフシジミ
トラフシジミは翅を開くと青い色をしていますが・・・


翅が開くかなぁ~って思ってしばらく待ってみたのですが、危険を察知したのかジーッと睨まれてしまいました。
残念でしたね~

こちらの食草はフジ、クズ、クサフジなどの花やツボミだそうです。





昨日と同じ場所なのだけれど・・・
まだ咲き始めたばかりのトラノオの仲間が原っぱ全体に生えていました。
ヌマトラノオによく似て細く短い葉っぱなのに・・・花はオカトラノオのようにきれいにカーブを描いています。
ヌマトラノオの花は上にまっすぐ伸びる円錐形の花序ですが花の数は少なめです。

これはもしかしたらオカトラノオヌマトラノオの交雑種のイヌヌマトラノオでしょうか・・・

イヌヌマトラノオ
イヌヌマトラノオ(犬沼虎の尾)?
サクラソウ科


イヌヌマトラノオ
オカトラノオは花がポッテリと沢山つきますが
これは少ないです


イヌヌマトラノオ
花はオカトラノオかなぁ・・・


何だかわかりにくい花ですが、明らかにオカトラノオとヌマトラノオの両方の遺伝子を半分半分もらっているという感じがします。
それにしても原っぱいっぱい広がっていましたよ。
以前から、こんなにあったのでしょうかと、ちょっと疑問に思いました。






原っぱの中にピンク色の花が見え隠れしています。
よく見ると、あっちにもこっちにも咲いていて、ちょっとしたブッシュを作っています。
まだ小さいとはいえ1mはありそうですから、この勢いで立ちあがっていけば相当な高さになりそうです。

ここは盛り土をされて作られた場所だと思うので、多分在来のコマツナギではなくキダチコマツナギ(トウコマツナギ)ではないかと思います。

キダチコマツナギ
キダチコマツナギ(木立駒繋)
別名:トウツナギ(唐駒繋)
マメ科コマツナギ属


キダチコマツナギ
少し遠かったので・・・


キダチコマツナギ
ミヤコグサも一緒に咲いています


ここは多くの人たちの憩いの場でランニングやウォーキングをしている人が行ったり来たりする場所です。
よく見ると、外来種や在来種、絶滅危惧種などが所狭しと生えていて、まさに野草天国、日当りのいい原っぱならではの育ちっぷりでした。

さて、昨日は梅雨入り宣言始まって以来のまとまった雨が降りました。表の陶器の甕には雨水がたまっています。
毎年、気を付けていないとこれにボウフラが沸いてくるのですが、今年はまだ気温が上がらないせいか雨が降らないせいかほとんど見かけません。(たまにはいます)
雨はありがたいのですが、この所の涼しのせいか野菜が育ちません・・・
「寒さの夏はおろおろ歩き・・・」という気持ちが少しわかるような気がします。

お昼からやっと晴れてきました。


sage55

Author:sage55
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