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05.24
Sun

一昨日のブタナを撮っていると、後から「私も撮ってよ」と声をかけられたような気がして振り向いてみました。
ブタナと同じように長ーい茎の上に面白い花が咲いています。
これはヘラオオバコ、出会ってから15年以上経ちましたが、初めて見たのは歩道の緑地帯でした。
花びらが落ちてしまった花後だと思い込んで、次の年は花が見られるかしらなんて想像していたのですが・・・

ヘラオオバコ
ヘラオオバコ (箆大葉子)
オオバコ科オオバコ属


ヘラオオバコ2
向こうの黄色いのはブタナ、ピンクはアカバナユウゲショウシロツメクサも


ヘラオオバコ3
雌性期でツンツンと白い雌しべが出ています


白い雄しべがぐるっと取り巻いてちょうどケシの花の花弁が落ちたように見えたので、初めて見た時はなにか花が咲くのかもしれない、と勘違いしたんですね。

この花も江戸時代から日本にいるヨーロッパからの帰化植物です。
やはり異国情緒を感じるのはそのせいでしょうか・・・それでも何となく愛嬌があるような気がしてしまいます。
葉の形がへら状なのでヘラオオバコとなったようです。

5月21日撮影





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