08.31
Sat
狭山丘陵ではお馴染みだったシシウドも最近は手近で見られるところがほとんどなくなってしまいました。
水道局のフェンスが出来て、その工事でだめになったものも多いのですが、本当の原因はよく分かりません。
小さな白い花がたくさん集まって形成するシシウドの複散形状花序は大きな線香花火のようです。
ここ御岳山でも、以前より減ってしまったようで気になりました。
シシウド(猪独活)
学名:Angelica pubescens
セリ科 シシウド属
シシウドはセリ科の植物でシシウド属:Angelica(アンジェリカ)は、ラテン語の天使(angelus)が名前の由来だそうです。
シシウド属の中には強心剤的な効き目のあるものがあり、死者を蘇らせる事もあるということで「天使」の名がついたみたいです。
ウドに似ていても美味しくなく、イノシシも食べないということでシシウドだそうです
プロフィールの写真にもしているツリガネニンジンも咲いていましたよ。
関東地方の山ではお馴染みのタマアジサイです。
なんていろいろと思うのですが、花を見つけながら歩く道は少し傾斜があったりしても苦にならないくらい楽しい道のりでした。
あと少しお付き合いくださいね。