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フツウの生活

狭山丘陵の花、鳥、自然の写真を主に載せながら日々の暮らしの中での思いを書いています。 ハンドルネームのsage55はセージ55です。シソ科にちなんでつけました。


今年もまた、あの暑い夏がやって来ました。
戦争がいつ終わるかという事も分からず、ただただその日を一生懸命生きていた人たちを襲った突然の惨劇は想像を絶します。

私はまだ小さくてテレビが出初めの頃の話です。
原爆スラムという原爆の被災者や引き上げ者がバラックを建てて住んでいた川沿いの街だったような気がします。
このニュースを見た頃はここの立ち退きが問題になっていました。
ここを公営・公団住宅の高層住宅、それにショッピングセンター・小学校・集会室などを建設する計画だったそうです。
スラムというだけあって衛生問題も同時に伝えられていたように記憶しています。
原爆で親を亡くした子供たちはその後どうなったのでしょう。
もう70歳を超えた人たちばかりだと思いますが・・・

戦後69年、あの暑い夏から学んだはずの原子力の怖さを忘れた頃にやって来た福島原発の問題。
それも解決できないまま原発再稼働を進めようとしています。

鹿児島の川内原発1、2号機は原子力規制委での審査が通ってしまいそうな勢いです。
原子力規制委は「新規制基準」を満たしているかどうかを判断するだけで、「安全」を保証するわけではないなどと変なことを言っています。
政府は、規制委の審査で合格すれば再稼働させるという責任のなすり合う無責任ぶり。
万一事故が起きた場合の対策や避難計画は、九州電力と地元自治体任せで国も規制委も安全に責任を持たないままです。
おまけに事故を起こしたにもかかわらず、解決できないまま、原発を世界に売り歩く安倍首相。
外国に対しても事故が起こった時の責任は取らないつもりなのでしょうか。
それは出来ないのではないかと思います。
国としての信頼を一気に失うことだってあるかもしれません。

私たちの望むことはただ、平和と安全、そして幸福です。
国の繁栄は経済大国になることではなく、貧しくても平和で幸せな国になることではないでしょうか。

s-IMG_5081.jpg
平和の鐘、夏に咲くツリガネニンジン



真珠湾に広島の祈り・・・ 開戦の地 勇気ある展示
という記事に目が留まりました。

「サダコの鶴」
佐々木禎子さんは原爆症のために12歳で亡くなりました。
禎子さんと病床で回復を祈って折った千羽鶴が、原爆の子の像として平和公園に展示されています。

真珠湾はアメリカの人たちにとっても旧日本軍に戦艦アリゾナを撃沈され米兵1000人が亡くなった地です。その地に立つ国立のビジターセンターに昨年九月から禎子さんが折った折鶴が遺族により寄贈され展示されています。
劣化を防ぐために窒素に満たされた展示ケースは導入にあたって650万円かかったそうですが地元の人たちの寄付で賄わましたそうです。
「ノーモア・ヒロシマ」の象徴である折鶴が「ノーモア・パールハーバー」の象徴であるアリゾナ記念館に展示されることはとても意義のあることで、もうこんな悲しい戦争をしたくないという思いなのでしょう。
相手を非難するのが平和につながるのではなく、お互いの痛みを知ることが平和につながるのですから。

合掌



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コメント

こんにちは。

原発再稼働後に事故があっても、結局はうやむやになってしまうんだろうなと思います。「過去のことは水に流して」いくのが日本人なのかもしれません。日本の存亡がかかわるようなことでも、このような始末の仕方しかできないのですから、ほかのことでも期待するのは無理かもしれません。

8月6日

昨年の夏に家族で訪れたヒロシマの暑さを思い出しました。
ちゃんとコメントを書こうと思ったら3日くらい推敲しないと誤解されそうなのでやめておきます。
さきほど被爆者の男性がTVでおっしゃっていました。
戦争は殺し合うこと、人間の生命=尊厳を奪い合うことだと。
どんな大義名分にかこつけても戦争を仕掛けるのはこの点は変わらないですね。

Re: こんにちは。

ひらちゃん

昨日もテレビの生中継で安倍首相が慰霊碑の前で話していましたが、なんだか聞いていて空しくなりました。
被害者の気持ちは全く理解していない口先だけの哀悼の辞を読まれても・・ね。
東海原発の再稼働についても、避難案が書かれていましたが。
再稼働ありきで話が進むのがとても嫌です。
原発廃止は国民の願いだと思うのですけれど・・・
「始末が悪い」って言ってやりたいです。

Re: 8月6日

たけぽさん

ちょうどお出かけになった頃が一番の暑さでしたね。
ヒロシマの暑い夏、コメントも書くのは大変かもしれません。
人の命は奪ってはいけない、こんな簡単で当たり前のことなのに
一般の人の命や生活が奪われるのは苦しいです。
両親を亡くした子供たちの多くはヤクザに拾われて育てられたそうです。

> 戦争は殺し合うこと、人間の生命=尊厳を奪い合うことだと。
> どんな大義名分にかこつけても戦争を仕掛けるのはこの点は変わらないですね。
本当にそうですね・・・

改めて力を込めて

 自然界の異常さも気になりますが、日に日に伝えられる各国で破壊が進む戦争の傷跡と人々の嘆きをみると、日本こそしっかりしなくてはと痛烈に思います。
 戦火の中を逃げ惑った経験を持つ年代が少なくなってきました。その中で、小中高生が引き継ごうと活動をしていることに感激です。政治のまやかしを見極める純粋さに拍手です。 野火止用水

Re: 改めて力を込めて

野火止用水さま

何だかとても不気味な情勢ですね。
戦争は、人々に不幸と憎しみしかもたらさないような気がします。

> 日本こそしっかりしなくてはと痛烈に思います。
政治の責任は重いですが、我々の責任も重いですね。

> 戦火の中を逃げ惑った経験を持つ年代が少なくなってきました。
その中で、小中高生が引き継ごうと活動をしていることに感激です。
> 政治のまやかしを見極める純粋さに拍手です。
叔父や母はたまにその頃の話をしてくれましたが、もう母は亡くなり叔父も少し耳が遠くなりました。
あっという間に時は過ぎていきます。
子どもたちに話す機会があるといいですね。 

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